おばあちゃんのひとりごと

Archive [2014年04月 ] 記事一覧

一行書とは

「一行書のよみかた」芳賀幸四郎著より 一行書とは 禅語のなかから、その禅語の気韻、風流を伝える特定の言葉だけをとりあげて揮毫したもの、それが「一行」です。語句の分量は一字に始まって十字以上におよぶものもあり、行数も一行に限らず、二行に及ぶものもあります。語句としては通常は一句だけですが、対句として二句書かれることも少なくありません。また、形式としては、縦書きと横書きがあります。 床に掛けられた一行...

なせばなる なさねばならぬなに事も ならぬひとの なさぬなりけり

「朝には紅顔あり」大谷光真著より --信仰とは、神仏にすがることではありませんーー       なせばなる なさねばならぬ 何事も         ならぬはひとの なさぬなりけり これは、江戸時代、藩の財政再建を成し遂げた米沢藩主、上杉鷹山が家臣に示したといわれる歌です。やれば何でもできるものだと、奮励努力することを促す言葉として、よく知られています。 この世で生じるさまざまな問題に対し、私たちが...

しわだらけのおばあちゃんマザー・テレサが美しい

「人生、心がけ」庭野日敬著より {今日なすべきことをなせ} ノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサは、インドのカルカッタで、住む家もなく、食べるものもない最も貧しい人々の 「母」となって、自分の一生を捧げておられます。その奉仕に徹しきる姿を映画に撮った監督の千葉茂樹さんは「フィルムの編集をしているうちに、しわだらけのおばあちゃんが、これほど美しい人がほかにいるだろうかと思えるるほど美しく見えてきた...

立派な藩主あり、立派な部下あり

「人間の器量」童門冬二著より {部下に泣かれる人徳をもて}    -津軽信政ー 津軽藩主だった津軽信政というひとの話(17世紀末から18世紀初頭) 福士という侍がいた。やはり罪をおかして「追放」の刑になった。家族も同行しなければならない。ところうが、福士の妻はちょうど腹が大きく、産み月だった。 追放実行の責任者は目つけの館山という男である。藩命は「たとえ腹が大きくても、即時追放せよ」である。 が、...

ジョン・F・ケネディが尊敬した日本人「上杉鷹山」

「人間の器量」童門冬二著よりーーしてみせて いってきかせて させてみるーー加藤清正ーー 部下にとっては重大事の「こんなことくらい」 人を使うときのことわざで、なるほど、うまいことをいうな、と思うのは、上杉鷹山(江戸中期の米沢藩主。名君といわれた)の「してみせて いってきかせて させてみる」ということばである。 「してみせて」おいう。いわば率先規範は多くのリーダーが「いってきかせて」というも「なぜ、...

「恩」という気持ちに敏感になる大切さ。

「いい子に育つ仏の言葉」西村恵信著より     愚かな人が、素晴らしい師に遇いながら、     その教えを一生のあいだ知らずに済ましてしまうのは、     スプーンがス―プのなかにいても     その味えを知らないと同じである。                     「法句経」より ーーすべてのものが「わが師である」-- 省略ーー 世の中のすべてのものが、あなたの「師」になります。そのためには、...

念仏を強いて唱すもいらぬこと、極楽を通り過ぎては、

「さわやかに死を見つめる 80の話」  公方俊良著より ーーもし、極楽を通り過ぎてはーー 京都の豪商角倉家の主が、桃水和尚のうわさ話を聞き、自宅に招いてもてなし教えを請いました。 「私も座禅をしてみたいと思いますが、どのような心がけで行えばよいのでしょうか」 すると桃水が答えていいました。 「醤油は、土用のうちに造るのがよろしく、味噌は、寒のうちに造るのがよろしい」 商家の人に向けた、実に的確なわ...

「十八史略の人物学」伊藤肇著よりーー 当代一流の歌人は俺だーー ならさかの いしのほとけの おとがいに こさめながるる はるはきにけり ゆうされば きしのはにふに よるかにの あかきはさみに あきのかぜふく すべてひらがなで幽遠な風情を詠んだ会津八一は、早稲田大学の文学部の教授をしていたが、あるとき 講義の最中にきた。 「当代、第一の歌人は誰であるか?」 うっかり返事はできないので、学生たちは皆黙...

自分を見つめる・・・「蜘蛛の糸」

「幸せは急がないで」青山俊薫         瀬戸内寂聴 編 --愚者にして   おのれを愚なりと想うは   おのれ賢なりーー  いまの人は、情報の洪水のなかで生活していて何でも知っています。 知らないのは、ただ自分自身のことだけでです。 私たちの目は外に向かっているから、外のものを見て気をとられるのは仕方ないとしても、他方で思想家・パスカルが「人間は考える葦だ」といったように、思考力があるはずで...

いちばん素晴らしい飲み物は、悪口を飲み込むことである

「幸せは急がないで」青山俊薫          瀬戸内寂聴 編 --口の中の斧ーー 人が生まれたときには 実に口の中に 斧が生じている 人は悪口を語って その斧によって 自分自身を斬るのである 昔から”その人が他人の悪口をいうかいわないかで人格を判断できる”といわれます。 悪口というものは、たとえそれが事実であっても、他の人を批判する結果になります。 しかも必ず自分自身の欠点は棚にあげ、まったく自分...

若きは うるわし 老いたるは なほうるわし

「幸せは急がないで」 青山俊薫           瀬戸内寂聴 編ーー美しき人になりたく候ーー 顔というものは、とても不思議なものです。  顔の造作もよく整い、本人も自分の器量に自信があり、ふだんのお手入れも怠りなくしている。 それでいて少しも美しくなく、むしろ嫌悪感さえ与えるという顔もあります。 逆に顔立ちはそれほどの美人ではなく、ときには化粧では隠しきれないほどの痣があるけれど、何がひかれる美...

なせばなる なさねば成らぬ何事も 成らぬは人の なさぬなりけり

「大和古流の「躾」と「為来(しきたり)」友常貴仁著より  「聖徳太子以来の精神を、大事にしつずけた家伝……まことに想像を絶する   一子相伝の世界} ーーなせばなるーー ーー省略ーー  実は、”なせばなる…”の和歌を知っていた有名なアメリカ人がいました。それは昭和36(1961)年に、アメリカ合衆国35代大統領に就任したジョン・F・ケネディです。彼は当時、日本の記者から、「日本で最も尊敬する人は誰です...

人間の所作の基本(履物をそろえる。椅子を戻す)

「人生、心がけ」庭野日敬著よりーー「はい」と返事のできる子ーー かっては師弟のあいだ、親子のあいだには厳然たる秩序が存在しました。いまは、師弟も親子も対等といった気風が強まっているようですが、親が子を、師が弟子を大きくかかえる温かさが大切な一方、規律を守らせるきびしさも必要です。 中学校でのいじめの問題に対して、「社会に出たら、大人のいじめはもっとひどい。それに耐えられるようになるために、学校での...

一度くらい大臣にしてくれてもいいじゃありませんか。

「十八史略の人物学」伊藤肇著より ーー李克の残した三つの教訓ーー 李克ほど次元は高くないが、平民宰相といわれた原敬の子分ムトキン(武藤金吉)なる人物がいた。 原敬が宰相となって、組閣するたびに「今度こそは自分を大臣にしてくれるだろう」と期待に胸をはずませるが、いっこうにしてくれない。 とうとう、しびれをきらして「先生、私もずいぶん、長いこと陣笠をやっていますが、もうぼつぼつ、一度くらい大臣にしてく...

赤ちゃんの脳細胞は克明に記憶されてる。

「人生、心がけ」庭野日敬著より ーー夫婦げんかも学習する赤ちゃんーー 世界的なウイルス学者だった京都大学名誉教授の東昇さんが「生命の深奥を考える」という著書の中で、興味深い話をされています。 要約しますと、生まれたての赤ちゃんの脳細胞は白紙のようなもので、それにどのような色を塗るかは、一にかかって親の責任だというのです。 三歳頃までは子どもにとって模倣の時期です。たとえば生後一年ぐらいまでのあいだ...

「退」には人間の出来、不出来がハッキリでる。

「帝王学ノート」伊藤肇著よりーー東洋人物学のうち「出処進退」「東洋人物学では、「出処進退」と「応対辞令」とが、人物を見る二つの柱となっている。と安岡先生から教わった。 「出処進退」では、特に「退」が重視される。「退」には、ごまかしのない人間がそのままでるからである。女々しい奴は、いつまでもポストに恋々とするし、智慧があって、男らしい奴は最盛期にさらりと退く。 経団連名誉会長だった石坂泰三さんが「采...

人生は優れた人物に出会うことで大きく変わる。

「一隅を照らす人生」神渡良平著より --中村天風の思想と行動ーーー 天風の教えに出会って、目を覚まされた人は多い。 では、天風の思想の特徴はなんだろうか。誤解を怖れず言えば、天風の教えの中心は、安定打座(座禅)をして心身を鎮め、大宇宙のの本質(天風は宇宙霊という呼び方をしている)のバイブレーションの公呼応する自分をつくることにある。心身が鎮まったところで、一蓮の誦句を声高らかに、朗唱することは絶大...

人生の大病はただこの一の傲の字なり

中国古典「一日一言」守屋洋著より --人生の大病はただこの一の傲の字なりーー   「伝習録」「傲」は、自分の能力や才能を鼻にかけて人を見下すこと。謙虚の反対である。人生の最大の病気は、この「傲」の一字につきるのだという。王陽明は、こう語ったあとで、つぎのように続けている。「子となって傲になれば必ず不幸。臣となって傲なれば必ず不忠。父となって傲なれば必ず不慈。友となって傲なれば必ず不信」 つまり「傲...

ー機智は才より賢しー「チエの伊豆」と「石仏」

「人間の器量」童門冬二著より ーー機智は才より賢しーー ー「チエの伊豆」の信綱か「石仏」の忠秋かー 三代将軍徳川家光の側近の中で、松平信綱と阿部忠秋の性格はまったく対照的だった。 信綱はチエ伊豆といわれ、頭が鋭く、口も達者、またうごきもキビキビして、処世術もかなりうまいというタイプだった。が、忠秋のほうは、”石仏の忠秋さま”といわれるくらい、ほとんど口をきかない。うごきもゆっくりし、とくに、処世術に...

「誰がいったか」でなく「何をいったか」だ!徳川家宣

「人間の器量」童門冬二著より  ーー要は「誰がいったか」でなく「何をいったか」だー                       徳川家宣 名のない将軍にも賢君はいた 徳川将軍は十五人いたが、、その治績にドラマがない人は、どうも影が薄い。初代の家康は、さておき、三代家光、五代綱吉、八代吉宗、十一代家斉、十四代家茂、十五代慶喜あたりは、小説やドラマにもよく出てくるが、その間にいる将軍たちは、谷間の落ち...

旧家臣の涙で迎えられた「本物の武人」・・・立花宗茂③

「人間の器量」童門冬二著よりーーー旧家臣の涙で迎えられた「本物の武人」--- 立花宗茂が棚倉に行ったのは、慶長八年のことである。以後、元和六年までここにいた。その間、ひとことも不平をいわなかった。そういう宗茂を、将軍は、ジッとみつめていた。 そして、事が起きるたびに宗茂をよんで「おぬしならどう思うか?」ときいた。宗茂は淡々と、スジをたてた応答をした。その答えは、ことごとく秀忠の気にいった。 このこ...

「せちがらい世に咲く素晴らしい主従愛」ーー立花宗茂②ーー

「人間の器量」童門冬二著より --せちがらい世に咲く素晴らしい主従愛ーー 加藤清正は、宗茂主従を心から歓待した。(徳川家康に目をつけられるのではないか)と危惧する重役がいないでもなかったが、清正もまたまっすぐ性格である。へたなことをいえばどなられる。そして清正自身も立花宗茂をかばうことに、相当のリスクを負担していた。承知のうえで、賭けていたのである。 そういう清正の苦心が宗茂にはひしひしとわかった...

「この人ためなら、いつでも死ねる」ーー立花宗茂ーー①

「人間の器量」童門冬二著より                 立花宗茂ーーこの人のためなら、何時でも死ねるーー 立花宗茂は、戦国末期から近世初頭にかけて活躍した。九州柳川の大名だ。いつも、スジを通し、義に厚かった。「かれは、絶対に人を裏切らない」ということで定評があった。家臣たちは、それを自分のことのように誇りにした。 「この人のためなら、いつでも死ぬ」という人間が何百人もいた。 関ヶ原合戦のとき...

人間は自分の聞きたい言葉しか聞かない。

「到知」2012・9より ジュリアス。シーザーには若かりし頃、二つのはっきりとした特質があった、という。一つは、いつも機嫌がよかったこと。もう、一つは、事を為すにいつも覚悟が決まっていたこと。リーダーに大事な資質であろう。そのシーザーにこういう言葉がある。 「多くの人は見たいと欲するものしかみない」 同じようなことをゲーテも言ってる。 「人間は自分の聞きたい言葉しか聞かない」 天才二人の言葉は常人...

「一日一笑 医者いらず」

「幸せの種をまくと、幸せの花が咲く」岡本一志著より「和顔悦色施」は、優しいほほえみをたたえた笑顔で、人に接することです。笑顔やほほえみをプレゼントするの意味ですね。 仏教だけでなく、医学的にも心理学的にも、笑顔が健康に与える好影響が実証されています。「一日一笑、医者いらず」という古い格言もあります。 笑顔は免疫高価を高めて病気になりにくくし、ストレス解消、軽い運動の効果もあると医学からもいわれます...

「紳士であれ」クラーク博士のことば

「まんだら人生論」ひろさちや著よりーー細かな戒律不要、仏教者であれーー  明治のはじめにアメリカから来日して、札幌農学校(のちの北海道大学)の初代教諭となったクラーク博士は、同校に細かな学則を制定しなかった。「予がこの学校に望む規則は、Be gentleman(紳士であれ!)ただこの一言に尽きる」と、彼は言っている。細やかな規則で束縛すれば、紳士の教育はできない。彼はそう考えたのである。細やかな校則...

人間の幸福とは自分自身が握っている

 ーー若き頃の思い出ーー 父は優しい人でした。姉や兄と、年が一回りも違いますので、姉兄らには厳しかったようですが、私と妹には、年をとってからの子どもゆえか、穏やかで愛情の深い父でした。 たぶん、父は歳を重ねるごとに、人柄も変わっていったのかもしれません。 私と妹には、もう どんなことも、どんな話も聞けば教えてくれて、厳しさもあり怖い部分もありましたが、いい父であったなーーと思うのです。 姉や兄らに...

愛とは大勢の中から、たった一人・・・。

「帝王学ノート」伊藤肇著よりーーーアン・ノ-ンの魅力ーーー アナト―ル・フランスは「アン・ノ-ン<未知>が、闇夜に狼を駆り立てるのだ」といっている。「私も、彼女の投げてよこしたアン。ノ-ンの餌食になる外なかった。彼女は、手紙の最後をこう結んでいた。  急いで、私のことを知ろうとなさらないで下さい。やがて自然に、すべてがハッキリと  おわかりになる日がくるでしょう。それまで、少しずつベールを剥いでゆく私...

世界一のプラネタリウムが見れたわ。

「がんばらない、がんばらない」ひろさちや著より 唯我独尊ーーー欲望を否定すれば自由になれるーーー 毎年四月八日「花祭」である。花祭は、仏教の開祖の釈迦の生誕を祝う、大事な仏教行事である。 釈迦は、いまから二千六百年ほど昔、インドの釈迦国に太子として生まれた。そして、生まれるやいなや七歩をあゆみ、天と地を指して、 「天上天下、唯我独尊(天が上、天が下、われに優る聖者なし)」 と宣言されたと伝えられて...

嫁こそ「悪口大菩薩」感謝の心で悪口を・・・

「まんだら人生論」ひろさちや著より――嫁こそ「悪口大菩薩」感謝の心で悪口をーー  息子の嫁を嫌ったお婆さんが、養老院に入った。ああ、せいせいした……とお婆さんは思った。そして養老院の蓮中に、朝から晩まで嫁の悪口を話して聞かせた。仲間はお婆さんの話に耳を傾けてくれた。 だが、一ヵ月もすると、彼女に話の種はなくなってしまった。一生かかっても言い尽くせないほどの悪口の種を持って養老院に入って来たはずなのに、...

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フェアリーグランマ

Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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