おばあちゃんのひとりごと

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なんだかしんみりしちゃったけど・・・。

 すべてのものは うつりゆく おこたらず つとめよ
                            釈迦

 散歩に出たら、ご近所さんに会う。 立ち話をずうっとし、二人で
大笑い。 <医師に 「加齢」 って、言われちゃったのよ> って、
      <私も、あの先生に加齢って言われたのよ> って……。
 
 笑うしかないんですものね。 「小さい読書」 中村勘九郎さんも、
もう、亡くなられましたねぇ。 あんなに早く逝ってしまわれるなんて
ね。 魅力的な素敵な心に残る役者さんでした。 
 誰も一寸先は、わからないもんです。 自分なりにおこたらず、いい
いきかたをつとめたいもんです。 そうしたいなあ。

  しみじみ老いをおもいて

 うまく老いないとね
 怒ってばっかりの顔に遇うと
 そんなに怒ってどうするの
 一生は一度なのに怒っていたら
 もったいないなぁ

 うまく老いていきたい
 怒った顔に出遭ったら 
 逃げたいなでも 心で話したい
 なんで そんなに 腹立てるの
 微笑んで いきるがいいよ

 うまく老いるがいい
 だって人生は一度っきり
 いい自分でありたいね
 おこたらず つとめていかなきゃぁ
 怒りはおさえないと 大変になる

 老いていくなかを
 いい日々にするを おこたらず
 日々に つとめたい
 老いるもいいもんだと よろこび
 老いていくを たのしむことがいい

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 役者の青春             中村勘九郎 著

 {俺 死んだのかな}
 この前 怪談めいた話をしたら、意外に反響が大きくて、私も見た、
僕も見た、ていろんな人に言われちゃった。 やっぱり神秘的なこと
に対する畏れと興味というのは、皆が持っているんですね。
 それで今日はその続き。
 チーばあ、って呼んでたうちの親父のおふくろの妹(つまり大叔母
さんですね)が亡くなったとき、うちの仏間の電気がボーンとショート
して消えたんです。 その瞬間に家族の者みんなが、チーばあが座
っている影を観た、って言ったんですね。 そりゃ、入院中のチーばあ
をみんなで気ずかってたから……かもしれないけど、やっぱりちょうど
その時間にチーばあは亡くなっているんです。
 ね。すごく不思議でしょう。
 ---省略ーーー
 ぼくが十九歳のとき、もうほんとに死ぬか生きるか、っていう大病を
したんですね。 虫垂炎の手遅れ、というのですけれど、そのとき京
都にいて毎日お酒ばかり飲んでて、なんだかどうも気持ち悪いんで、
肝臓の薬飲んで、またお酒飲むと治った気がするわけね。 つまり
お酒で痛みが麻痺するだけで、本当に治ったわけじゃあないんです。
 で、東京に帰って、どうにもならなくなってお医者様に駆けこむと、
そのまま手術です。
 開けてたら、お腹中に膿が流れ出て、そりゃひどい状態だったそう
で、さすがの外科の名医の前田先生も、これはダメかと思った。 と、
あとでおっしゃっていました。
 それで、手術をしたのが12月の13日なんだけど、だいぶ長い時
間、死線をさまよって、やっとウツラウツラ麻酔が覚めてくると、枕元
でおふくろが泣いて、マネージャ0の坂崎さんとなにやら相談してい
るんです。 
 意識もはっきりしないまま、聞くともなしに聞いていると、お喪式は
どこでしよう。 とか。 今、引越し中で狭いからお棺が入るかしら。 
とか言っているの。
 えーっ? 俺、死んじゃったのかなあ。 死んじゃっても聞こえるな
んて、やっぱり霊魂は帰ってくるのかなあ、と本気で思っちゃいまし
たね。
 これもあとで聞くと、子どものころから病弱だったぼくの三番目の姉
が、その日に亡くなっちゃったということでした。 四つ年上のこの姉
は久里子姉さん、千代枝姉さんの下の姉で、病気ばかりしていた気
の毒な人ですが、もしかしておふくろの気持ちの中に、この子が勘九
朗の身代わりになってくれたら、という願いがなかったとは言い切れ
ません。 そうだとしたら、おふくろは姉の死が哀れで、すまない気
持ちで、一杯だったろうと思います。
 今ぼくがこうやって、その不幸せだった姉のことを人に語るというは
姉の供養になることではないだろうか。 と思うんです。
 そして姉からもらったと言えるこの命を大切に考えて、姉と二人
一生懸命に芝居をしていきたいと思っております。
 なんだかしんみりしちゃったけど……、ぼくだって真面目なときもあ
るんですよ。

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  短歌

   「加齢です」医師の言葉に笑うしかないなと思う笑いて帰宅

  俳句

   サンタさんあちこちにあり招いてる

  川柳

   ハロウィンそしてクリスマス忙しそう
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フェアリーグランマ

Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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