おばあちゃんのひとりごと

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「除夜の鐘」 つく人により違う鐘の音。 心して聞きたいなぁと思うのです。

 まあ、茶でも一口すすろうではないか。 明るい午後の日は竹林
 にはえ、泉水はうれしげな音をたて、松釜(ちゃがま)に聞こえて
 いる。 はかないことを夢に見て、美しい取りとめのないことをあ
 れやこれやと考えようではないか。
                               岡倉覚三


 師走の一日、ゆっくりひとりの私は、昔を思い、今年をふりかえ
り、過去を思いだすのです。 むかし、昔を……。
 きっと、今の方々は想像もつかない世界です。 
 静かなむかし。 田舎の家で庭を眺めつつ頂く茶。 亡き両親。
私が小さい頃は、火鉢の時代でしたので、長火鉢には、鉄瓶に
いつもお湯が沸いていました。 そして亡母はご近所さんらが……
玄関の外にはときどき、泥のついた新鮮な季節の野菜など、持ち
て下さり、あがられお抹茶やお煎茶のんで 「一服どうぞ」 楽しげ
に 話していた母の姿が、浮かんできます。 亡母には、それが嬉
しいようでした。 学校から帰ると、ときどき町のお茶店で 「お抹茶
を十匁買ってきて……」 と、老いた母は町まで距離があるから…
車もどの家にもない時代のこと。、 
 わがままなわたし 「もうちょっっと、後で……」 ・・・。とか・・・。
 亡父は、お休みには囲碁を友人とやるのが、なによりの楽しみの
ようで、日曜日は、二人で一日中静かにやっていた姿が浮かぶ。 
 師走の一日に、ふと、私はひとりの過去の世界に浸るのです。
 いよいよ今年もあと、2日ですね。 いつもありがとうございます。

 ★悪口じゃあないのになぁ★

 よく いつも
 本当のことを話してるなかに
 それが悪口なってしまう怖さを
 考えちゃうのです

 聞かれたり して
 気楽に 話すでしょ 
 話しているときに思うのです
 ときどき あれれ あれっ

 そんなつもりじゃぁないのに
 なんか こりゃぁいかん
 暢気なわたしは いつも
 いくつになっても考えてる

 こんなおばあちゃんになっても
 まだまだ 不思議に思うのです
 本当のことも 悪口だなぁ
 ひとり静かに思う年の瀬

 ああ ああ ああ
 
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ことばの豆辞典
                       三井銀行ことばの豆辞典
                       編集室 編

 除夜の鐘

 暮れもいよいよおしつまると大晦日。 毎年のことながら大晦日
の夜、全国各地でつかれる除夜の鐘には、過ぎ去った一年への
感慨と、新しい年への期待を抱かせる、味わい深いひびきが感じ
られます。
 「除夜」 とは文字通り一年が除かれる夜、という意味で、希望
に満ちた新年を迎えるその年の最後の夜のことです。
 除夜の鐘は、一説によると、中国の宋時代に始まったものとい
われますが、なぜ百八回つくようになったかについては、次のよう
な説があります。

 仏教では、人間に百八の煩悩があるとしています。 これは、眼
耳、鼻、舌、身、意の六根と、色、声、香、味、触、法の六塵がふ
れあうとき、六根が好、悪、平の三種の煩悩を生じて十八の煩悩
となり、さらに苦、楽、捨の三種が六根にふれて同じく十八煩悩を
おこして計三十六煩悩となります。 そしてこの三十六煩悩は、
過去、現在、未来で反応するため、三十六の三倍、すなわち百八
となります。 
  つまり百八の鐘はその煩悩を一つ一つ払い落し、仏心を呼び
起こすためにうつものということですが、なかなか難解な説ですね。

 ところで、大晦日のことを 「大つごもり」 ともいいます。 陰暦
の晦日は月がその日限りで隠れるため、月籠りといわれましたが
それが訛ってつごもりとなり、一年の最後の日は、大つごもりとい
ったわけです。

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 鐘の音は、つく人の心が出るという話を、聞いたことがあります。
 たしかに、そうでしょうね。
除夜の鐘の、こういう百八の鐘は煩悩を一つ一つ払い落しなんです
ものね。 打つ人により、聞く人の心によっても、音は違うのでしょう
ね。 今はテレビで鐘の音を聞くのですが、いいえ、もうその頃は夢
の中かもです。 
 テレビで聞く、除夜の鐘もいいものです。 たしかに、つく人の気持
ちが出るのか、音も違うように聞こえます。 今年の音で聞いて感じ
てみてくださいませ。 あと2日後ですね。 

 短歌

  元気よく除夜の鐘つき亡夫とわれ菩提寺でついたむかしを偲ぶ

 俳句

  大晦日おそばを作りひとり蕎麦

 川柳

  悲喜こもごもありて今年も暮れにけり

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フェアリーグランマ

Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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