おばあちゃんのひとりごと

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・・・一行も書けなくなった宇野千代さんに、天風の”魔法”が乗り移る。

 人は自己のために活きると同時に、
 亦 常に人の世のために活きることを忘るべからず
                    中村天風

 昨日は、病院に行ったときに、会計を払うところで待っていたの
ですが、うしろの椅子に座っておられたご夫婦の会話が聞こえま
してね。 なんかほのぼのとして、後ろを振り向いてお顔が見たい
なぁと思いましたが、ちょうど、会計の番号がでたので、まっすぐに
前を見て振り向きませんでした。 きっと、素敵な方なんでしょうね。

 夫 「ともだちができたよ……仲良くなったな……」
 妻 「誰のこと……」
 夫 「先生とすっかり友達になった……」
 妻 「病気も友だちになって古いねぇ 先生も……なった…」

 と二人の何気ないほほえましい会話。 
 いいご夫婦なんだろうなぁ……と思い
 楽しい心になりました。 ああ いいなぁ。
 こういう姿も、いい世にできるなぁ……。 
 だって いろいろなご夫婦がおられたけれど、怒ったようにしてい
たりね。 何も話さないようであったり……。 そういう人のが多いよ
うでね。 いい雰囲気だと私まで幸せになるもんです。 知らない間
に幸せをいただいていました。 ふっふふ。

 ☆心がひっかかる☆

 なんでだろう
 なんでだろう 
 心が暗くなる なぜかな
 自分でも わけわからない
 こんなときは どうしようかな
 
 なんでだろう
 なんでだろう
 心を明るくしないと 嫌だ
 自分でも わけわからない
 暗くなる どうしようかな

 ときどきでてくる 憂鬱なる心
 そんなときに考えるのです
 さあ いちばんのいいことは
 何かに夢中になることだ
 夢中になれば 暫し 無心

 自分が無心になれるのは
 自分でよくよく 思い考える
 無心になるがいちばん
 自分で自分にあうなにかを
 見つけたらいい
 
 なんでもが自分のことであり 
   
 工夫の大切さを知るといいね

 
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 中村天風
 「勝ちぐせ」 のセオリー
                      鈴村進 著

 一行も書けなくなった宇野千代に天風の”魔法”が乗り移る

 また宇野千代さんは日本を代表する女流作家で、昭和八~十年
の初期の代表作 「色ざんげ」 で宇野文学の方法を決定ずけたと
言われ、十一年には北原武夫とともに女性雑誌 「スタイル」 を創
刊し、さらに文芸誌 「文体」 を発行するほか、戦時色濃い時代の
波に流されることなく、独自に熱心な執筆活動を続けた。
 ところうが三十二年に小説 「おはん」 で野間文芸賞、女流文学
賞を受賞したあと、どうしたことかぴたりと筆が止まって一行も書けな
くってしまった。 そんな深刻な状態が十七、八年も続いて絶望的に
なっていたとき、ある日天風の話を聞いたことから突然また勢いよく
書けるようになった。 彼女は、

 「天風先生はこの魔法の根源を私に教えて下さった。 私は突然、
眼が開いたような気持ちになった」 (天風先生座談)

 と、書いている。
 その後再び創作は活発になり、四十七年には芸術院会員に推挙
され、五十七年には菊地寛賞を受賞して 「透徹した文体で情念を
凝視つずける強靭な作家精神」 をたたえられ、平成二年には文化
功労者として顕彰され、現在九十六歳でなお元気いっぱいである。
 昭和二十五年頃から和服や小物、食器などのデザインを始め、こ
の方面でのフアンも多い。
 余談だが、平成六年の東武百貨店のお中元宣伝のキャラクター
は宇野千代さんだった。 彼女の 「ありがとう」 という自筆の短冊
に 「ただ、そのひとことを、かたちにしたくて」 というコメントが添え
られたカタログの効果は抜群だった。 売り場には彼女のデザイン
商品も多彩に並べられていた。 山中社長と宇野千代さん、同じ天
風哲学がとりもつ縁であろう。
 このように生活の上にも、また事業の上でも天風の教えを生かして
明るく颯爽と生きている人の例は多い」

                        1994年12月31日発行
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 短歌

  文を書きそれも難し一行に悩むことあり冬の夜のこと

 俳句

  気楽なる友に文書く寒き夜更け

 川柳

  老いてこそ亡母も亡姑もや愛感ず

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フェアリーグランマ

Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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