おばあちゃんのひとりごと

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「これじゃあ栄養失調になりますなあ」 ・・・・・。

 貧また、ここにいたって感激を生ず。
               勝海舟

 人間が人間として、生きるときの時は、いつでもいま、昨日
 でも明日でもない、今日ただいまのいま。
               相田みつを


 朝から雨そうで、夜もずーと雨の音がしていました。 桜いよいよ
かなぁ・・・。 この俳句大好きです。 どうも芭焦さまらしい。

  さまざまなこと思いだす桜かな  芭蕉

 桜の美しさに見とれ、咲いて美し、散りゆくのも美しく、散った花び
らが地面に落ちているのも美しい。 新緑も少しずつ出てきて、そし
てつつじの葉の中には、もう、蕾が膨らんでいました。 ほんと人も
木々も花も、何でもが、いま!今でしょ! ですね。
 紅色のつつじの花が咲くと、嫁ぎ先のおおばあちゃんが、とてもお
好きだったので、つつじはおおばあちゃんを思い出す花なんです。
 たしか、「よどがわ」が咲いた。といっておられたと思うけれど・・・。
 もうすぐ咲きだしそうです。 嬉しそうに笑顔で見ておられたのです。 
 当時、おおばあちゃんの優しさも当たり前に思って甘えさせていた
だいていましたね。なんでもが、当たりまえのように思っていました。
 あたりまえということに、感謝しないとと、老いて、気がついている 
のですもの。
 今日の 「小さな読書」 ですが、もうずいぶん昔のことですが、こう
いう昭和のよき時代が感じられて、ね。 なんか 浮かぶよう・・・・・。

 ☆おおばあちゃんを想う☆

 嫁いだ時に
 腰のまがった
 おおばあちゃんがおられた
 優しくて 穏やかで 温かかった

 いつも さりげなく
 優しく 助けて下さった
 忍耐や我慢ができたのは
 おおばあちゃんのおかげさま

 冬は 日向ぼっこをしておられ
 春は 乳母車を引いてお墓参りに
 夏は 団扇をもち夕涼み
 秋は 庭の落ち葉を掃除したり

 なんか浮かんでくるのです
 そして 太陽に お月さまに 
 あらゆるすべてに 口癖で
 「なんまんだぶ」 といっておられた

 おおばあちゃん 見ていますか
 いまはわたしが やっていますよ
 「なむあみだぶつ ありがとう」 
 手を合わせています

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帝王学ノート
                伊藤肇 著

 貧また感激を生ず

 ―――省略――
 「経団連前会長の土光敏夫さんが、月五万円で生活して
いる」 といったら 「それは一日五万円の間違いじゃあない
か」 といわれた。 しかし、まぎれもない事実で、共産党と
いえども、土光さんの私生活に関する限り、後指をさすこと
はできないだろう。 
 東芝会長の岩田弌夫さんが、ある日、土光さんの家を訪
れた。 ちょうど、昼ごろだったので、「まあ、あがれ」 とい
うことになり、メシが出た。
 お菜はいりこを煎ったのに醤油をぶっかけたのと覚弥の
古漬(ふるずけ)だった。
 岩田さんが 「これじゃ栄養失調になりますなあ」 といっ
たら、「バカいえ、おれは宴会へでたときは料理をみんな食
べてしまうから、ちゃんとバランスがとれとる」 とやられた。
 以来、岩田さんは 「あれだけ生活がシンプリファイされて
いたら、たしかに、月五万円で生活できる。 何しろ、東芝
の社長、会長を歴任しながら、わが社のセントラル・ヒーテ
ィングを入れとらんのだからなぁ」 と妙な感心のしかたをし
ていた。
 また海外旅行をして、絶対に、土産を買ってこないのも財
界人では土光さんだけである。
 では、そんなにまでして貯めたお金を何に使っているのか。
 おふくろの残していった橘女学院につぎ込んでいるのだ。
 何よりも校舎がおんぼろだから、修理増設を度々やらなけ
ればならない。 それにいい先生をを呼ぶためにはお金がい
る。 学生の家庭からは寄付を一切とらない方針だから、い
つも理事長の土光さんが火の車の台所を支えなければなら
ない。
 みるにみかねて興銀の中山素平さんが、「ぜひ、橘学院の
ために浄財を出したい」 という、奇特の士をとっかえ、ひっか
えつれてくるが、頑として受け付けない。
 「俺の学校だから、俺のやり方でやりたい」 というのが土光
さんの心情だった。

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 短歌

  疲れたな春というのは気がゆるみなんだか心ゆるむものらし

 俳句

   去年今年おなじ桜に心ゆれる

 川柳

   夜に雨今宵で桜終わりかな

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フェアリーグランマ

Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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