おばあちゃんのひとりごと

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悪口を言わない 伊藤東厓さま

愛を持たぬ一つの言葉、愛を告げる幾十の言葉より気に
かかる。
             俵万智

 昨日は、夕方まで雨が降らず、よかったけれど曇っていて
あまり外に出る気持ちにならず、それでも、散歩しないとね。
眠れない私は、疲れないと余計眠れないので、なるべく毎日、
歩かないとと思い散歩はするのです。それでもいつもより歩
くのが少ないせいか、眠られず深夜まで「ねむれない・・・」
  夜中、雨の音がすごかったですね。
 久しぶりに、嬉しいメールがきました。
 昨年末に女の子が生まれた若い女性からで、楽しそうで、お
食い初めをしたとのこと。幸せそうで、赤ちゃんの可愛い写真
やら、なんだか嬉しくなるメールでした。ありがたいこと。
 ご縁を取り持ったのです。だから、とてもうれしいのです。

 ☆あのね☆

 あのね あのね
 「内緒の話よ。誰にも言わないでね」
 内緒話は次から次に
 話されていく
 内緒話というに

 内緒話なんだから
 きっと内緒にしてくれると
 信じて話すと言うのに
 だって「内緒よ」って
 話して次の人にも「内緒よ」ってね

 また その人も「内緒よ」って
 また、次から次へと
 内緒話はひとり歩いてゆく
 そういうことが そうなんだと
 そういうもんだって わかる

 ちっちゃい女の子が
 学校の帰り 友と別れる時
 手を振って 「内緒だからね・・・・」
 赤いランドセルの二人
 ああやって 育ちゆくなあ・・・

 内緒 内緒の話はあのねのね
 内緒話が内緒にはならないということ
 いまは分かるのですが・・・・
 かわいい女の子ら 見てて思うのよ
 あのころは 内緒だったなぁ

 内緒なんて ない ないなぁ・・・・ 

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 終身の教科書
              小池松次 著

 悪口をいわない―――伊藤東厓(いとうとうがい)

 昔、京都に伊藤東厓という人がありました。父仁斎から
ニ代続いた名高い学者で、いろいろ有益な本を著し、弟子
もたくさんありました。
 同じころ、江戸には、荻生徂徠という有名な学者があり
ました。荻生徂徠は、少しも遠慮をしない人でしたから、
はじめは仁斎をそしったこともありました。しかし、東厓
は少しも相手にならず、また人のことを決してかれこれい
いませんでした。
 あるとき、東厓の弟子が、徂徠の作った文を持ってきて
東厓に見せました。そこに来合わせていた二人の客も、そ
の文を見て、文字の使い方がおかしいとか、意味が通じな
いとか、盛んに悪口をいいました。しまいに東厓に向かっ
て、

 「先生がごらんになったら、傷だらけでございましょう」

 といいました。すると、東厓は、

 「人をそしるのは、天に向かって唾をするようなものです。
人はめいめい考えが違うものであるから、軽々しく人の悪口
をいうものではありません。まして、この文は、むずかしい
ことを上手に書き表してあります。今の世に、これだけの文
のできる者は、まずないでしょう」

 といいましたので、皆恥じ入ったということです。

――ー――ー――ー――ー――ー――ー――ー――ー――ー――
 そういう人でありたいんだけれど・・・・・。でも・・・。
 ああ 悪口を言うつもりでなくて、でも、悪口にとられて
しまうことがあったり、悪気じゃあないのに、悪く思われた
りしてね。よくドジもあるもんです。まえにもこの伊藤東厓
さまが、とても立派な方で、書いたことがありますが・・・。
いいですね。今もそういうひとになりたいのに、まだまだです。

 短歌

  ついついにヒヤりとするは悪口を言ったじゃあないそうとられ泣く

 俳句

  たけのこの店に並びて食べたいな

 川柳

  子らの声騒音となるらし寂し
 

 
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フェアリーグランマ

Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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