おばあちゃんのひとりごと

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「和尚様、最期に遺偈のお言葉をお願いします」すると「死にとうない、死にとうない」

 われわれは「気」を養うということが、一番、根本の
 大事だ。いわば、生のエネルギーを養うということ。
 いい換えれば、「元気」ということが一番である。
             安岡正篤

 毎日、びっくりするような地震に、多くの方が大変な思
いをしておられ心が苦しく辛いものです。なんにもできず
テレビのニュースを見ながら、手を合わせ祈るのです。
 神さま、仏さまどうかお守りください……。
 不安を口にすることで、隣の方と声をかけることで、元
気がでると、アナウンサーがいっておられました。
 ラーメンをボランティアのかたがやっておられ、被災者
のかたの笑顔。可愛い子どもらの笑顔。一瞬にある笑顔。
皆さんがそうなれたらなぁと思うのです。願っています。
 日曜日のこと。歩こうと大きな公園まで出掛けました。
地震がこの日本でいまも起きているなどとは、信じられな
いような、ほのぼのとした光景です。
 家族連れやら、カップルやら、多くの人らが楽しんでお
られ楽しそうでした。ああこういう平和な日本であってほ
しい。地震にあわれておられる方をおもいます。
 ニュースをみながら、ひとり涙がでるのです。
 ある被災者の方が、「もう、開き直るしかない・・・。」
と、おっしゃっておられるかたがあり、たのもしくありが
たく、なんだか、テレビ見ていているわたしも元気がもら
えました。なんとか、生きる 生きる お大事になさって
ね。お見舞いもうしあげます。

  ☆生きていくために☆

  いろんなことが
  いっぱい ある
  できてくる
  つらすぎる
  
  でも未来があるのです
 
  神さま 仏さま
  お守りください
   
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 さわやかに死を見つめる80の話
                   公方俊良 著

 死にとうない、死にとうない

 仙厓義梵は相模東輝庵の月船(げっせん)禅慧の弟子となり、
師亡き後は各地を彷徨して過ごしました。
 39歳のとき、仙厓の名は九州まで聞こえ、博多聖福寺の住職
として迎えられました。聖福寺は、わが国臨済宗の祖・明庵栄西
が、宋より帰朝して最初に開いた禅宗第一刹の名刹です。
 仙厓は、気さくで洒脱な人柄でしたから、博多の人々に愛され
親しまれました。また、仙厓も博多を愛し、博多の仙厓と地名を
冠して呼ばれる程でした。
 仙厓が、ある人の結婚祝いに書き送った言葉に、次のものがあ
ります。

 「死ね死ねと いうまで生きよ 花嫁子」

 花嫁が長生きして、厄介者扱いされるまで生きよという慈愛
が込められています。
 またある人から、めでたい言葉を書いて欲しいと頼まれ、次
のように書きました。

 「父死、子死、孫死」

 人間は死を免れないとすれば、年の順に死んでいくことがめ
でたいということです。
 ついに仙厓は病を得て床に就きました。命日夕に迫ったとき
弟子がいいました。

 「和尚様、最期に遺偈のお言葉をお願いします」

 すると仙厓がいいました。

 「死にとうない、死にとうない」
 「天下の名僧たるお方が、そういわれては見苦しゆうござ
います。何か気の利いたお言葉を」
 「ほんとに、ほんとに」
 
 禅僧の死に方は凄まじいものが多く、また遺偈も襟を正す
ものが多くて、凡人にはマネのできないものですが、仙厓和
尚のこの言葉は、我々の本音そのもので、共感を得るととも
にホッとするものを感じます。
 しかし、現実には、次の遺偈があります。

 「来時来処を知り、去時去処を知る。手を懸厓に撒せず、
雲深く処を知らず」

 つまり、生まれたものは必ず死ぬという理を知り、再び
蘇ることを画策せず、空の世界に赴くということです。また、
「生るるを 死ぬる始めと我は知る 始め有る身の 終わら
ましやは」という句も残しています。

――ー――ー――ー――ー――ー――ー――ー――ー――ー――
 この話を読みながら、いのちの大切さを考えます。この仙厓
さまのおられた博多。仙厓和尚様のお心をおもいながら、どうぞ
祈っているのです。頑張りすぎておられ、なにも、いえません。
でもこの大変な毎日を、大事になされ一日をお過ごしください。

 
 短歌

   春の夢そうであったらありがたい地震のニュースに
   ただただ涙

 俳句

   あじさいを店に飾りたる果物店

 川柳

   地震ニュース信じられない夢であれ
   
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フェアリーグランマ

Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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