おばあちゃんのひとりごと

Entries

この父子にも父を慕い、父が子をあやす微笑ましい時期があっただろう。

 ある一事を通してものの深さを知ることができれば、その
 目、その頭で万事を考えるようになる。そして、真実に近
 ずけるのである。
               平澤 興

 どんな一事、一物からでも、それを究尽すれば、必ず真理
 に近ずいていき、ついには宇宙、天、神という問題にぶつ
 かるものだ。
                安岡正篤

 
 今日も天気は悪そうです。昨夜は眠れなくてね。寝ないで
おればいいのに、寝ないと……。思うからこまったものです。
 昨日は雨が降りそうでね。今日もそんな空模様。
 朝、ご近所の奥さんと会い、ひとこと会話。
「頑張っておられますね」
「疲れてしょうがないわ」
「働いておられるから、お疲れなのよね・・・・」
「働いてないのに、疲れた。疲れた。・・・・といってるわ」
といわれるので「お若いからいっぱいのことをなさっておられ
るからよ。動いて働いておられるのよねェ・・・」
「私のように、老いてすっかり怠け者になり、なんにもしない
のですもの、それで疲れたなんて言ってたらお恥ずかしいわ」
「わたし・・・・つい言っててね」
と、二人で笑い「またね」と別れた。
 このほんのひとことがいいのです。だってひとりの私は、そ
うでもしないと、一日、話さないでいることになりますもの。
 アッハ。アッハ。でも相撲を見ると、とたんに一人とて大声
で、声援してます……。黙っている時はないかも……。ね。

☆☆ずっと 咲くを 待っていたわ☆☆

    花が咲く そのころになると
    ずっと ずっと
    毎日見て待っている

    あじさいの花の
    蕾が膨らんできた もう咲くな
    毎日の散歩道 それが嬉しいなぁ
    
    あれれ あれれ 見いつけたぁ
    自然っていいなぁ
    忘れないで ちゃんと 咲くものね
     
    人間も そうやって ちゃんと いつも
    だれからも喜ばれるよう 咲いていたい
    微笑んでもらえるよう
 
    花が咲いてるよう 会えば喜ばれるよう 
    あたりまえにある 毎日に 感謝し
    神さま仏さまに 手を合わせ

    いつもが いい一日と思えるよう
    いちばんいい日と思える毎日にしたい
    そうやって いきたいな
    
ーーーーー――ー――ー――ー――ー――ー――ー――ー――ー――ー――ー―――
 小さな人生論
            藤尾秀昭 著

  <過去が咲いている今、未来は蕾で一杯な今>

 ――省略――
 話は飛ぶ。つい最近のことである。

 電車でひと組の父子と乗り合わせた。父親は40歳ぐらい、気の
よさそうなサラリーマン風。子どもは小学5,6年生といったと
ころか。父親は本を見せながら、しきりに子どもに話しかけてい
た。
 一見、仲睦まじい親子に見えた。しかし、何気なくその子ども
の顔を見て愕然とした。不貞腐れたような、父親を侮蔑したよう
な、なんとも形容しがたい目で父親に対していた。

 それでも父親は微笑みながら本を指差し、話しかけていた。す
ると、子どもが「もう死んだ!」と吐き捨てるように言ったので
ある。
 自分はもう死んだのだから話しかけるな、黙っていろというこ
とらしい。こちらの胸まで凍りつくようなひと言だった。さすが
に父親も青ざめ、押し黙った。

 この父子にも子が父を慕い、父が子をあやす微笑ましい時期が
あっただろう。その関係が一体いつ壊れたのか……。母親の父親
に対する態度には母親のそれが投影しているのかもしれない。
長い年月を経て、徐々に形成されたことは確かである。

 過去が咲いている今
 未来の蕾で一杯の今

 陶芸家・河井寛次郎の言葉である。
 なんと美しい言葉だろう。
 なんと人に勇気と希望を与えるだろう。

 しかし、この言葉は「いまをどう生きているか」について、私
たちに内省を促す言葉であることも見逃してはならない。
 いみじくも、二人の聖人の言葉がある。

 いまのあなたがいまのあなたの運命にふさわしい――釈迦
 あなたの行動はあなたの未来の予言者――――ー――キリスト

 あなたはいま何を考え、どういう習慣を持ち、どういう行動
をしているか――その「今」を自らに問うていきたい。

――ー――ー――ー――ー――ー――ー――ー――ー――ー――ー――
 なんか、せつないですね。毎日を一番と思える日をお過ごし
くださいね。そうしたいといつも思うのです。わたし。

 短歌

  今日はすぐ過去となるその今日の日々が未来となりゆく

 俳句

  せっせっと今も昔も蟻動く

 川柳

  事件事故見ては「嗚呼ああ」なぜどうして


スポンサーサイト

左サイドMenu

プロフィール

フェアリーグランマ

Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

ランキング

ブログ村のランキングに参加しています。応援してくれたら元気が出ます!
にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・自作ポエムへ にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
にほんブログ村 にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村

flag counter

Flag Counter

最新記事

最新トラックバック

音楽