おばあちゃんのひとりごと

Entries

「ただより高いもんはない、というじゃぁないか。あの札つきの高利貸から……。

 強い人間は自分の運命を嘆かない。
          ショウペンハウエル

 好機に出あわない人間なんぞ一人もいない。不運を嘆く
 のは、それを捕らえなかったまでだ。
          カーネギー

 昨日のあの男児のニュースは、嬉しいですね。しっかり
したお子様ですね。なんか神さまは見ておられるように、雨
を降らせ自衛隊の人を導いて下さったように感じてしまいま
した。ご家族もさぞ安堵されたことでしょう。あとは、落ち
ついた毎日をお過ごしくださいますように。嬉しいニュース
でした。
 そして姉のバースディ。ちゃんと、手紙がついたそうで、
「ありがとう」と久しぶりに声が聞けました。ありがたい。
 好い加減な私もちゃんとその日に着いたみたい、嬉しいな。
 
   そして散歩も少ししかせず、ボンヤリとした一日。でも、
ちょつと歩いていたら、たまに喫茶店でお会いする方に偶然
にお会いましてね。優しそうな方でね。あまりお話はしたこ
とないのですが……。いつも笑顔であいさつする方。これで
通じてるんです。

「こんにちわ」
「今日は、行かれたの?」
「ううん、行かなかったんです」
「そうですか、わたしも……また、お会いしましょうね」
「またね……」って!

 さあ、そして コンサートのチケットをいただいたお礼のの手紙を
 書いて、郵便局へ。これでホッとしました。だってとっても嬉しい
から、早くお礼が伝えたいのでね。気持ちをきちんと伝えたくて…。
 丁寧だといいのですが……。それが?うっふふふ。手早いけれどね。
 
    あたまじゃ わかっているんだが
                 相田みつを

 ☆☆なんだってわかちゃいるけれど☆☆

  きちんとやるがいい
  ていねいにやるがいい
  わかちゃいるけれど

  おかあちゃんが
  いつもいっていたな
  「あなたはてねいにやったらいいのにな」

  いつもいわれてたんだけれど
  老いても 自分で分かっている
  アツハ このままだわぁ 

  きっと いまも天から見てて
  おとうちやんと話してるでしょうねぇ
  「そこがあの子のいいところだよ」ってね
 
  みてて きっと 微笑んでいるよね
--------------------------------------------------------------------------------------
  人間的魅力の研究
            伊藤 肇 著

 <誠心誠意の強さ>
 伊藤忠はこの条件を全部のんで瀬島龍三を入社させたが
早くも五年目に業務部長に抜擢した。たまたま、もち合い
をしていた芝浦精糖の100万株が、どういうからくりだ
ったのか、泣く子も黙る高利貸、森脇将光の手に落ちた。
 重役会は騒然となった。相手が森脇では、いかにも悪す
ぎる。たぶん、これをきっかけに無理難題をふっかけてく
るに相違ない。何度も会議を重ねたが、妙案など出てくる
わけがない。とりあえず、当たってくだけろということに
なり、瀬島に「株をとりもどしてくるよう」業務命令を下
した。
 瀬島の部下たちは心配して、「私をボディガードがわり
に連れて行って下さい」と同行を頼んだが、瀬島は全部断
った。
 「一人や二人の屈強な男がついていっても、むこうはこ
ういうことはプロで、もっと上手だろうから、かなうわけ
がない。それよりも小手先の策動は一切やめて、丸腰単身
で僕ひとりがのり込んだほうが、かえって話のつく確率が
高いのではないか」といって、ただ一人、森脇事務所を訪
ねた。
 薄暗く、曲がりくねった廊下をかなり歩かされて、一番
奥の部屋へ案内された。部屋へはいって、ひょいと見ると、
床の間に「南無妙法蓮華経」の軸がかけられ、あかあかと
ともしたお灯明に三方に載せられた抜き身が不気味な光を
放っていた。
 森脇は、その前で恭々(うやうや)しく合掌してから、
おもむろに瀬島と向かい会った
 ――省略――
 それにしても、異様な雰囲気の中で森脇の鋭い眼ににら
みすえられるのはあまり気持ちのいいことではない。森脇
は、いきなり本論に入って、手形に関する二、三の質問を
浴びせかけてきた。抑留生活から帰ったばかりの瀬島に手
形などさっぱりわからない。答えようもないままに森脇の
顔を見つめていると、なめられたと思ったのか、「お前は
商社マンのくせに手形をしらんのか!」と声を荒げた。
 どんなにわめかれても、わからんものは「わからぬ」と
いう意外に答えようもない。森脇は自分の言葉に自分が興
奮して、一層激しくいいつのった。せっぱつまった瀬島は
軍隊生活と捕虜の11年しかしらない自分を、ひかえめに
訥々と語った。自らを語るのは瀬島の最も嫌いなことだし、
不得意なことだから、うまいはずがなかった。だが、その
訥弁には人間の誠意がこもっていた。
 森脇は、いささかでもウソがあったら容赦はしないぞ、
と厳しい顔で聞き耳をたてたが、話がひと通り終わった途
端にパッと居ずまいを正すと「それは済まんことをした」
と詫びた。予期しなかったことだけに、今度は瀬島のほう
が驚いた。
 森脇はさらに意外なことをいった。
「軍人は国家と民族に対して、命を投げ出すものときかさ
れいたが、君をみて、それがうそでないことがよくわかっ
た。よし、株券は全部、君にくれてやろう」喜んで瀬島が
かえって重役会に報告をすると、重役会は豹変した森脇の
態度がうす気味わるくてしようがない。

 「ただより高いもんはない、というじゃないか。あの札
つきの高利貸から株をタダでもらったら、後でどんな因縁
をつけられるか、わかったもんじゃあない。ここはやはり、
現金ひきかえに株をとってこんとあかんな」

 やむなく、瀬島は、翌朝、経理と株式の二人の課長を連
れて、森脇を訪れ、株をひきとるとともに、

 「どうしても代金をとっていただきたい」と懇願した。

 すると森脇は「わしは君に心の底から好意をもったから
こそ、この株を返す気になったのだ。そのオレの気持ちに
君がむくいるというなら、金ではいけない。その意味はわ
かるだろう?しかし、君がどうしてもというなら、日本酒
のニ升も届けてくれ。それでいい」と現ナマの受け取りは、
頑として拒否した。心の問題は心で答えてもらいたいとで
もいいたかったのだろう。

――ー――ー次回に続きます――ー――ー――ー――ー――ー―――
 いいですねぇ。このあともいいのです。      

 短歌

   夫逝きてはや十三年ひとりなる今はすっかり慣れて倖

 俳句

  汗光る子どもはなぜか暑そうだ

 川柳

  可愛い子元気そうだしああよかった

スポンサーサイト

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

プロフィール

フェアリーグランマ

Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

ランキング

ブログ村のランキングに参加しています。応援してくれたら元気が出ます!
にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・自作ポエムへ にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
にほんブログ村 にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村

flag counter

Flag Counter

最新記事

最新トラックバック

音楽