おばあちゃんのひとりごと

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「私も素直な弟子はかわいくて、つい教えてやりたくなる。理屈をこねるのはいけません」

 花よりさきに実のなるような
 種子よりさきに芽の出るような
 夏から春が来るような  
 そんな理屈に合わない不自然を
 どうかしないでゐて下さい 
      高村光太郎

 いい詩ですよね。今朝は晴れていますが今夜から雨のようです。
 昨日は晴れたいい一日でね。お隣の奥様と「お能」に行きました。
眺める笛やら太鼓や鼓や能やら、いい雰囲気で能楽堂が賑やかでね。
隣の奥様も、「よかったね」って。ふたり楽しめました。
 能のあと、二人でそこからバスに乗ってデパートの食料品売り場
によりました。私がサラダを買おうとしていてね「これ見てホント
安いでしょう。安いのよ……」と説明していたら、隣におられたご
婦人が「あらぁ。美味しそうだわ。私も買う……」「いいね」と、
嬉しそうな顔で近ずいてこられ、お綺麗でお若い(私より)。
 「ちょっと、野菜を足すと言いね」と言われるので、「そうよ、
レタスやミニトマトやらね。素敵になるよ」というと喜ばれて
嬉しそう「タッチ」と手を出してこられた。「はい。タッチ」と。
 こういうことは、不思議と思うでしょう。でも、わたしには、と
きどき出会うのです。楽しいもんです。お隣の奥様には信じられな
い光景のようでしたが……。大好きと言われたのは珍しいかも。
 
 「あなたに出会えてうれしいわぁ……」
 「あなたが大好きだわ……また、お会いしたい……」
 「ありがとうね。私も大好きよ……」
 「またここで偶然に会えるわよ……会えますよ。また会いましょう」
 と別れたら、お隣の奥さんがびっくりしておられ、
 「またあえるの?」と、言われるので、そうよ。
 「ご縁があれば、また、偶然会えるもんよ」「そういうものよ」

 と、わたし。でも、もう、お顔を忘れちゃったなあ?相手が覚えてて
下さるもんなんです。それでいいのです。その方がそう言って下さって
不思議なことはあるもんなです。面白く嬉しいことよ。

 お隣の奥様とは、昨日……はじめランチする予定だったけれども。
 朝。11時に会いましてね「モーニングにしましょう。ランチよりも
お安いからね」 アッハ。アッハ。400円ですんじゃったわ。そのとき
も喫茶店で隣に座られた方ともすぐ仲良しになる「またあいましょう」
 そのあと、能楽堂へ。モーニングコーヒーでちょうどいいのです。
 お隣の奥様は、心穏やかで爽やかなさっぱりとしたいい方、ソフトク
リーム屋も一人で入れないといわれるので、一緒に帰り寄ってあげる。
だって、それくらいのおしとやかな方だから、わたしとは、ちがうの。
 「今日はすべておまかせします。」おっしゃられるので、がぜん元
気になり、頑張りましたので、お疲れになったでしょうね。
 ソフトクリームを二人で、椅子にかけて食べて美味しかったわ。

 「もう、今度はからは来られるでしょう」
 「散歩のあと100円でソフトクリーム食べられていいわよ」
 「もうこれで、一人で、ここにこれるでしょう……」
 「そうね買えそうだわ。これならね」
 「^あのね、お金も大事に遣うでしょう^……私は」アッハ。
 へんな自慢……大笑い。

 老いてすこしずつ賢くなった気がするのです。うっふふふ。

 笑えることでしょうね。そして奥さんがビックリされたことが、も
うひとつあったわ。選挙カーに、誰であろうと、手を振る私だから。
選挙カーの方は大喜びされるのよ。うっふふふ。
 「だって、ガンバッておられるから、応援するの」
 もうひとつ、バスを降りるとき大声で「ありがとうございました」
というの。だってありがたいのですものね。
 家の前で、ね。別れる。
 「ご主人さま。お大事にね」「またね」
 {ご主人さまは、リハビリをされておられるとのこと}
そして、今日は、案内をくれた友人に、お礼の手紙書かなくちゃぁね。

 ☆☆心がけ☆☆

  いつも いつも 
  いいことをしたい
  なかなか よかれと
  おもったってね
  相手が 望まないことを
  しているかもしれない
  
  いいと思い いいことをしたい
  でも でも
  反対のことをしているかも
  そうなら ごめんなさい
  いいとおもってやることなんだもん
  しかたないかぁ

  そう思うのです
  だから わたしは
  だれがなにをしてくれても
  いやなことをしてくれたとしても
  ありがとうと思うのです
  ただ ただ だまっているのです

  みんな違うから 考えることが 
  よかれとおもってしてくれたんだと
  そう思うのです

  そうして
  笑っていたいのです
  自分もよかれと
  おもってしたことが
  相手を傷つけているかも
  しれないから

  いつも いつも よろこんで
  ただ ただ わらっていたいのです

----------------------------------------------------------------------
  人生、心がけ
            庭野日敬 著

 <素直に聞けるかどうか>
 まず「やれるのだ」と強く自分にいい聞かせ、自分がそう信じきる
ことが大切なのです。昨日の自分にくらべて今日の自分はどうである
か、去年にくらべて自分は果たして進歩しているかどうか、それを問
うことが大切なのです。
 人それぞれに、持てる能力は異なります。自分はあの人の器用さに
はかなわないといったことは、けっして恥ずかしいことではありませ
ん。向き不向きがあるのですから。問題は、自分がどれだけ前へ進ん
でいるかです。
 心にしっかりと願いを持ち続けることは、正しい信念を持って生き
ることです。理想を持って毎日を生きることともいえましょう。
 私の祖父は、幼い私をおぶって、「てっぽう虫でも自分で食べるく
らいのことはするんだ。世のため、人のために尽くして生きる人間に
なるんだぞ。いいか……」と、繰り返し言い聞かせたものでした。そ
の言葉が私の心の奥底にしみついて、それが無意識のうちに、私の一
生の生き方を決めたように思うのです。まだ小さかった私は、「世の
ため人のためになる」ことがいったいどういうことであり、何をすれ
ばいいのかわかりませんでしたが、いつのまにか、それが私の生涯の
願いになっていたのです。
 大切なのは、繰り返し繰り返し続けることです。
 「相撲は立ち合いで決まる」と言います。自分の立ち合いができれ
ば、自分の組み手や攻めが手順よく運んでいきます。相手は相撲を取
らせないまま土俵を割ってしまう。しかし、その自分の立ち合いがで
きるようになるのには、毎日の稽古の積み重ねが欠かせません。
 --省略――
 大鵬親方は「昭和の大横綱」と言ってもいい素晴らしい横綱で、柏戸
と柏鵬時代を築きました。柏戸は立った瞬間に前みつをがっちりと引い
ては」「柔よく剛を制す」で、ゆったりした形の相撲で32回の優勝を果
たすという、前人未到の記録を打ち立てました。
 現役当時の大鵬は、師匠のニ所ノ関親方が「今日の相手は、こういう
手が得意だから、こう組んで、こう取れ」とアドバイスをすると、「は
い」と聞いて必ず親方の言うとおりの手で組んだそうです。

 この話を、片岡仁左衛門さん(先代)とお会いしたときにしますと、
仁左衛門さんは手を打って「そうなんです。私も、素直な弟子はかわい
くて、つい教えてやりたくなる。理屈をこねるのはいけません」と笑っ
て話しておられました。
 たいていの関取りは、親方のアドバイスがあっても、土俵にあがると
自分の得意の手で組みたくなる。それで、結局、相手に組ませてもらえ
ず負けてしまう。ところうが大鵬は、親方の言われた通りに組む。
 師匠の言葉をまっすぐに受けとめる柔軟な心、それが相撲史に残る
 大横綱を生んだといえましょう。

――ー――ー――ー――ー――ー――ー――ー――ー――ー―――ー――

 短歌

  ドジなんですいつも一人で笑えるのにやにや笑い今夜がすぎゆく

 俳句

  梅雨というアジサイももうおわりだな

 川柳

  選挙カー誰であろうと手をふるわれ


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Comment

Re: NoTitle

わたしごめんなさいね。あなたからきていたことをしらずにいました。
さびしかったでしょうね。ごめんね。私の娘と同じくらいだわ。これか
らは、何でも言ってね。なんでも、私で出来ることなら、何でもね。
頼りにはならないけれども、ね、でも、ちょっと話せるだけで、心は楽
になるものです。すみません。コメントしたかも忘れる。私。ぼけです
。でも、ボケた人に話すのは、案外、気楽よ。忘れているからね。ごめ
んね。なんだか。コメントしたか、覚えてなくて、あなたが気になって
ね。今何気なくいろいろしてたら、私が、コメントしたみたいで、あな
たの、返信が来ていたようで……ごめんなさい。こういうぼんやりなん
です。なぜか、いつも気になっていて、あんまり訪問しても、申し訳な
いとおもってね。遠慮して居ました。ごめんね。なんでもいつでも言っ
てね。心からごめんなさい。許してね。
  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2016.06/28 22:12分
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ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

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