おばあちゃんのひとりごと

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阪本勝さん(故人)が、兵庫県知事を辞するときの台詞は、未だに語り草となっている。

 「退」に人間の出来、不出来がはっきり出るのは、二つの
 作業をやらねばならぬからだ。第一に「よき後継者を選ぶ」
 第二に「仕事に対する執着を断ち切る」作業である。
         「帝王学ノート」 伊藤肇 著より

 これは、家族間でも、また、会でも、もちろん会社でも、なん
にでもにいえ大事なことになりますよね。そう思うのです。
 
 さあ昨日のこと、歩かなくちやぁとね。ずいぶん、遠くまで
歩き、帰りはバスでね。帰り道を歩いていたら、ベビーカーに
ニ人の赤ちゃんが乗っていましてね可愛いのですもの。つい声
をかけてましてね。私らしいでしょう。ご主人だけでして……。
 「まぁなんて可愛い。お双子さんですか」
 「はい」
 「男の子と女の子ですか。なんていいんでしょう。嬉しいわ」
 「赤ちゃんの表情がいいから、上手に育ってるね。いいわぁ」
 そこへ、お姉ちゃんを連れたママさんがこられ、あっ!これは
お姉ちゃんを大事にしないと……ね。こういうときは大事よね。
 「まあおねえちゃん。可愛い子ね」
 「この絵本あげっるから読んでね。楽しいわよ」
 「いいお姉ちゃんだわ。」
 「ありがとう」と、小さい声で驚いている。
 「まぁありがとうございます」
 私は、「バイバイ」とうしろを振りかえらずに帰りました。
 ……ご両親も嬉しそうでした。お姉ちゃんは、本を大事そうに
もっていきました。嬉しくはないかもだけど、他の人の選んだも
のは、案外、いいもんなんです。友人のお孫ちゃんにあげようと
3冊ほど、ちょうどかってきたのです。喜んでくれたら嬉しい。
だって、本をいっぱい読む子になってほしいんです。どの子もね。
 そして、家の近くになったら、なんていいのでしょう。
 あれれ、ご近所の奥さま(浴衣姿がお似合い)お会いしました。
皆さまが、お揃いの浴衣。たしか、昨年もお会したな。いいな。
「盆踊りなの?何処行くの?まあ美しいわぁ。いいわねぇ」
「そうよ。今から、みんなで盆踊りに行くのよ……」
「いいわねぇ、遠いところまで行くのね。頑張ってね」
「うん、みんなで行くからね……遠くても大丈夫だよ」
「楽しんできてね……」「いってらっしゃいねぇ」
 夏祭りね。いいなぁ……。きっと、楽しいでしょうね。
 私には、とてもできななぁ……。楽しそうでいいもんです。

     体験して
     はじめて
     身につくんだ
     なあ
        相田みつを


  ☆☆ばかなんだもん☆☆

  いいな
  とてもいい
  笑顔に会うといいな

  にこにこなさっていると
  なんだか なんだか
  ありがたくなる

  ありがたくって にこにこ
  いつも 笑っているんだ
  ばかみたいかもだけどね

  バカでいいんだ
  たのしい日々がいいから
  のんきに過ごしたい

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 帝王学ノート
         伊藤 肇 著

 東洋人物学のうち「出処進退」
 「東洋人物学では「出処進退」と「応待辞令」とが、人物を見る
二つの柱となっている」と安岡正篤先生から教わった。
 「出処進退」では、特に「退」が重視される。「退」には、ごま
かしのない人間がそのままでるからである。女々しい奴は、いつま
でもポストに恋々とするし、知慧があって、男らしい奴は最盛期に
さらりと退く。
 経団連名誉会長だった石坂泰三さんが、「菜根譚」の(隠居する
なら惜しまれるうちに、隠居の身を置くなら、他人の邪魔にならぬ
ところに)を座右とし、「財界の鞍馬天狗」の異名を奉られる中山
素平さんが「責任者は出処進退に特に厳しさを要する。というより
も、出処進退に特に厳しさを存するほどの人が責任者になるべきだ」
といいきっているのも、この間の事情をさしている。

 ―ー省略ーー

 阪本勝さん(故人)が兵庫県知事を辞するときの台詞は、未だに
語り草となっている。
「すべての仕事というものは、はじめなく、終わりなきものだ」
 種をまくもの、咲きでる花を賞でるもの、結実を祝うもの、みな
それぞれのめぐりあわせというものだ。
 自分の捲いた種が稔るのをみたいのは人情だけれどども、それは
いわば小乗論である。
 中国の詩人、謝朓(しやちよう)の歌うらく、
   大江 日夜流ル
   客心 悲シミ未ダ尽キズ
  歴史の大江に、かげろうの身をうかべる人の身の限界を粛とし
て知るべし」
 この「己を無にすること」と「仕事への執着を断ち切る作業」を
した上でさらに出処進退の大原則である。「進むときは人まかせ、
退くときは自ら決せよ」(越後長岡家老 河井継之助)実践するの
である。
 せっかく困難な二つの作業をやっておきながら、「退」を人に相
談したら、それは茶番劇となる。
 誰が相談を受けて「いい時期だから、おやめなさい」という奴が
いるものか。
「まだまだやれます、おやめになるのは早いですよ」と止めるにき
まっている。
 それをいいことに居座ったら、老醜をさらすことになる。
 いうなれば「退」は徹頭徹尾、自らを見つめ、自らを掘りさげて
行動しなければならぬがから、自然に日ごろの心栄えが一挙手一投
足に反映する。だから、そこのところを凝視しておれば、ホンモノ
か、ニセモノかがよくわかる、という寸法である。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 この言葉は、ずしりとします。毎日の生活の中でもいろいろと
おもいあたることがでてくるものです。父親としても、息子に対
してもね。姑が嫁に対してもね。あらゆる面で、思い当たるので
はないでしょうか。立場は変わっていくものですよね。「退」
 

 短歌

  楽しくて喜んでいたいこの日々に大事に生きて謙虚にいたし

 俳句

  扇風機やクラシック聞きつ読書す

 川柳

  お相撲が波乱波乱であとひと日

 ◇心よりありがとうございます。ごぶれいをしていました。
  ご親切を感謝いたします。
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Comment

Re: NoTitle

ありがとうございました。
あなたに、深くお礼を申し上げます。
大変なごぶれいをいたしていました。あなたさまの親切に、
 心より感謝いたします。ありがとうございました。
   
  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2016.07/25 15:58分
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