おばあちゃんのひとりごと

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昔の修身めいた表現になるが、だから「しつけ」とは身を美しく(=躾)と書く。

 不機嫌ほど大きな罪はない。
      ゲーテ(ドイツの作家)

 ひとりが不機嫌だと、たしかにね。
 若いころは、我儘だったなぁ、(いつも明るく楽しくまわりにいい影響
の人でありたい…)なんて、思ったこともなく、我が儘いっぱいだったな
ぁ……なんだか反省するのです。もう、亡くなられた多くの人らに……。
何か嫌なことを言われたりしたら不機嫌であったろうなぁ……。
 というよりも、むかしは、毎日を過ごすのに精いっぱいだったな。
 老いるごといろんな大事なことが見えてきて、そういう心を知ります。
 若いころは何にも考えていなかった私でした。老いるのもいいものです。
 病院の検査は、まあまあというところでした。2カ月後の予約になりまし
た。もう少し、私の努力が必要なんだな。頑張らないとね。
 半日かかりましてね。病院では病気の方が多くおられ、聞こえる会話
には、とても大変だなぁとか、いろんな病気をもっておられるなぁ…とか
見ていても辛そうだなぁとか。多くの方が来ておられました。

 そして、昨日は、うれしいことがありました。
 私と友人の紹介で、お見合いしご縁となり、結婚され赤ちゃんが生まれ
たご夫婦が、赤ちゃんを抱いて会いに、急に、来て下さったのです。
 可愛い赤ちゃんが抱っこ出来ました。そして私にバースディプレゼント
「後れましたけれど……」と、愛情を下さるご夫婦に感謝なんです。
 
 もう一つは、楽しいんです。あのね、院外処方なので、近くの薬局に薬
を頂きにいきましたら、ね。その薬局の薬剤師の男性がね。
 「調子は、どうですか?血圧はいいですか?いつもお元気ですね」
 「あんまり病気は気にしないの。自分でいいと思っているんです。」
 「血圧もね。測らないのです。血圧計ないし……」アッハ。アッハ。
 「そういう気持がいいですね。それぐらい、気にしないで明るいがいい」
 「こんなに、暢気ではいけないでしょうね……?」
 「いいえ。それくらいがいいのです。いつも明るく考えるがいいですよ」
 「ちゃんと、そう言いつつ、薬はちゃんと忘れないで飲んでおられるし…」
 「薬というのはね……でね……」
 「薬の百年(?)の歴史で効いたという薬というのは、種痘だけ……なんですよ」
 (種痘と言われたと思うけれど?違ったかなぁ)
 「結核だって……昔は死病だったんですが……今もまだ結核は、あるんですよ」
 なんか、いろいろと教えて下さいましたが、忘れちゃいました。
 (私なりに、「不機嫌」のマイナスを、知ってて私なりに努力はしてるんです)
 なるべく、いつも笑顔ですいます?だからかな?褒められてしまってね。
 「いつも、そうやって明るくし、病気も神経質にならない方がいいのです」
 なんて、いってくださいましてね。いい気持ちになっちゃいました。ふふふ。
  
 オリンピックいいですね。レスリングいいですね。金メダル。いいですね。


        いまここに
        だれとも
        くらべない
        はだかのにんげん
        わたしがいます
            相田みつを


   ☆☆ときどき思う☆☆

   自分が好かれてないって
   なんとなく感じることがある
   でも すべての人に
   好かれるなんてこと
   ありえないんだもん

   生きているんだもん
   にんげんなんだもん
   無理をせず しかたないなぁ
   不機嫌はへらして……
   笑顔で……ただ ただ いる

    わたしなりにだけれども

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 ヘタな人生論より
      葉隠      本田有明 著

 「日に新た」を心がけて
   身を美しく整える
_____________________________
 5,60年前までのの武士は、毎朝行水し髪を剃り、香をつけた。
 さらに爪を切ったあと軽石でこすり、こがね草で磨いたりして、きちんと身なりを整えた
ものだ。身なりに気をくばるのは、いかにも洒落者のようだが、そうではない。きょうは討
ち死にかと必死の覚悟をかため、もし見苦しい身なりで死ぬようなことがあれば、心のそな
えができていなかったと敵から軽んじられ、辱めを受けるのです、老いも若きも身なりに配
慮したのだ。
 めんどうで時間がかかることのようだが、武士の仕事とはこういうものである。とりたて
て忙しいことでも、時間を費やすほどのことでもない。
    (聞書第一・六三)
______________________________

 かつて司馬遼太郎は、この一文に「鮮烈な美意識」を見た。肥前佐賀の武士といえば、決
して都会派の侍ではない。全国的に見ればかなり田舎侍の印象が強い。にもかかわらず、鬢
に香をたき爪に磨きをかけるのだという。伊達者を気取るためではもちろんなく、ひとえに、
いつ死んでも見苦しくないようにとの配慮からである。
 「日に新た」という言葉があるが、具体的な心がけをあげると、こういうことになる。心
のそなえとは、形に表そうとする配慮がなければ単なるお題目にすぎない。、空念仏に終わ
ってしまうだろう。
 中身が充実していれば、見かけはどうでもいいじゃないかという人がいる。見かけにこだ
わると、かえって中身が空っぽになると。
 一見もっともな言い分のようだが、この理屈は正しくない。理由は中身が大事か外見が大
事かのニ者択一の発想に陥っているからだ。そうではなく、本来は中身も大事、外見も大事。
どちらか一方をニ項対立的に選ぶ必要などない。 私たちはふだん、人を無意識のうちに外
見で判断している。それにどのくらいのウェートを置くかはまちまちだが、外見をいわば中
身の反映として見ているのは間違いない。薄汚い身なりをしている人は美しい心がけの乏し
い人であり、品位のある身なりの人は相応の心がけをもった人なのだろうと、昔の修身めい
た表現になるが、だから「しつけ」とは身を美しく(=躾)と書く。
 さて、右の引用文で「5,60年前までの武士は」とあるのに注意していただきたい。前に
述べたとおり、5,60年前まではときどき戦乱が勃発し、武士は常に「自分の死」と直面し
ていた。だからいつ死んでもいいようにとの配慮がなされ、自然と心の緊張状態が保たれた。
 毎朝髪を剃るのも爪を磨くのも、その表れであった。では、最近の武士はどうなったのか。
引用の後段こんなふうに続く。

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 しかし30年ほど前から、世の中の気風というものが変わってきた。若い侍たちが寄り合
って語ることといえば、金銀の噂や損得の勘定、家計のことや衣装の吟味、色欲のことなど
で、こんな話題でなければ座がしらけてしまうらしい。なんとも情けない時代になったもの
である。
 昔は20歳、30歳くらいまでは、心の中に卑しいことを考える者などおらず、言葉に出
して言う者もなかった。年配の者も、うっかりそのようなことを口にすれば、すぐに反省し
たものだ。現代のような風俗になったのも、なにごとにつけ世相が派手になり、金銭のこと
にばかり関心が向かうからだろう。
 (聞書第一・六三)
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  いつの時代でも、同じなんでしょう。身を美しくね。
  いつの時代も「今の若いもんは……」って、あるのでしょうね。

 短歌

   老いるとは暑さでさえも鈍くなり熱中症知らずになるかも

 俳句

  風鈴の音が涼風ささやいて

 川柳

  夏バテの友の声聞く元気ないな


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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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