おばあちゃんのひとりごと

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昔から”若者の欲は頼もしいが、年寄りの欲は見苦しい”といいます。

 人生には三つの段階がある。青少年期、中年期、そして
 ”まあ 何てお元気な” と言われる時期。
              ネルソン・ロックフェラー

 いのちながければ辱(はじ)多し。
              荘子

 「まあ、何てお元気な」と言われると、お世辞とわかっててもね。ふふふ。
 あのね。
 昨日は朝、ご近所さんが来られ「最近、お会いしないから、お元気かなぁと
思ってね。頂きものを持ってきたのよ」と……。有り難いことです。心配をし
てくださって嬉しくなりました。仲の良いご夫婦の奥様でね。ありがたい。
 いろいろと下さいました。キーウィやらゼリーやら、鶏の煮込みとかをね。
ヤッタ―です。今から、ご夫婦で「体操教室に行く」と張り切ってゆかれま
した。お元気がありがたくなります。
 夕方、ご近所の男性が、「気をつけて下さいね。熱中症に……」と…声を
かけてくださって、教えてくださいましたが、どうも、ご近所で、一人居の
かたが亡くなっておられたようでね。まだ60歳代のお若い方とお聞きして、
熱中症とのことで驚きまして、心から、お悔やみをもうしあげるのです。
 今日も熱中症のニュースをみながら、もっと気をつけないと心するのです。
 しみじみと、いろいろを思う朝。暑くって、早く目が覚めました。
 リオオリンピックのニュースを楽しく見ているのです。活躍が嬉しくて。

 
    生きる正しい方法を知って生きたら
    人生ぐらい愉快な
    人生ぐらい恵まれた
    人生ぐらいありがたいものはないんです
           中村天風


 ☆☆当たり前と思わないで☆☆

   なんでもを
   あたりまえと
   思わないで

   なんでもが
   あたりまえじゃあない
   そう思うとね

   生きていることが
   生かさせていただいてることが 
   どれほどありがたいかがわかるから

   人生ほどありがたいものないんです
   が……わかるもんです
   
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  さわやかに死をみつめる80の話
             公方俊良 著

 欲を離れた清らかな老い方

 日本特有の文化の一つに「侘び」があります。茶道や水墨画、日本庭園など
の表現に、侘び、寂び。という、静かで落ち着いた趣が醸しだされていて、接
する者の心を打ちます。そこに、ほっとする安らぎが得られます。
 侘びの心を表現して、茶人・紹鴎は、定家の歌を引用して「見渡せば 花も
紅葉もなかりけり 浦のとま家の秋の夕暮れ」といっています。
 花やもみじのような華やかさのない、海風の吹く浜辺の粗末な家が佇む、晩
秋の景色の風情でしょうか。
 また、茶人・千利休は、家隆の歌を引用して、「花をのみ 待つらむ人に山
里の 雪間の草の春を見せばや」 といっています。
 雪に覆われた銀世界の山里にも、雪間に草が芽生えようとしているという、
静中の動の中に侘びがあるというのでしょう。
 いずれも、人間でいえば、輝いている若者よりも、老人の風情の中にこそ、
侘びの美しさがあるといえましょう。
 俳人の富安風生さんが、師の高浜虚子の古希を祝う句会で詠まれた句に、
「紅梅に 佇(た)ちて美(うる)わし 人の老い」というのがあります。
 古希を迎えられた師が、紅梅を愛でておられる、その後姿実に美しいという
ものです。

 最近は、高齢化社会といわれ、老人が人口に占める割合が多くなり、老人が
多くなりましたが、侘びを感じさせる美しい老人はむしろ少なくなりました。
 元気なのはよいのですが、がさつで姑息な人が多いからだと思います。
 静かで、ひっそりとした上品さや、毅然とした品格を湛えた人が見当たらな
いのです。それらはどこから生まれてくるかといえば、いつに清らかであるこ
とに尽きます。
 今の老人は、若者と同じように、金銭や財物、レジャーや異性交遊を追い求
めています。いくら元気でも、若者と競争して勝てるわけはありません。だか
ら若者から馬鹿にされるのです。年寄りは若者が真似のできない分野で頑張っ
てこそ、尊敬されるのです。それが、欲を離れた清らかさなのです。
 
 昔から、”若者の欲は頼もしいが、年寄りの欲は見苦しい” といいます。
 欲を離れ、清らかな生き方をし、尊敬される老人を目指すことです。

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 毅然とした品格ね。ひっそりとした上品さ。ね。
 侘びを感じさせる美しい老人ね。ちょっと?そうとうになれてないわ。
 ホィットマン(アメリカの詩人)の、
  
        女あり
        二人ゆく
        若きは うるわし
        老いたるは
        なほ うるわし

 そういわれるようになりたいものです。
 無理だと思いつつ……。素敵な老いた笑顔に……。
 がんばろうかなぁ?今からでも遅くない。うっふふふ。
 清らかであることに尽きる……。頑張ろう。

 短歌

 平凡な老いのひと日はゆっくりと過ぎていきますありがたきかな

 俳句

  ひまわりが店先にありあれれ造花

 川柳

  オリンピック涙や笑顔にほれる我


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フェアリーグランマ

Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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