おばあちゃんのひとりごと

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世紀の大開発といわれる黒四ダムを完成した。関西電力前会長の太田恒士郎さま。

 自分の不幸を人のせいにしたり、超自然的なもののせいにしては
 だめだ。それでは何の解決にもならない。
                    お釈迦さま「寂聴 仏教塾」

  ついつい、そう思いたいですよね。でもいつも自分なんだって、老いてき
ますと思えるようになります……。
 今日はうれしいわぁ。友人がクラシックコンサートのチケットを送って頂け
ましたので、今夕芸術センターに行くのです。うれしいわぁ。ありがたい。
 久しぶりの素晴らしいコンサートに行けます。嬉しい。
 昨日のこと。手紙を書いたので出しながら散歩しようと出かけたら、向こう
から手を振っておられくる人(見えなくて)、傍にこられ、ま嬉しい。
 「ああ。久しぶり、元気だった。3カ月くらいまえかね……」
 「この間、熱中症で亡くなられたでしょう」
 「うん。びっくりね」
 「どんな方が知っている?」
 「あのひとかなぁ?と、思うくらいだわ?わからないのよ」
 「役員してて……ね」
 「あっそうだったね……」
 二人で、いっぱい話ができて、うれしかった。大好きな方だからね。
 私より、はるかにお若い方なんですが、とてもきれいでおしゃれでね。
あこがれの女性。いろいろと博識で、聞いているだけで夢が見られるの。
 お好きなロシア人のミュジーカルのスターの話を教えてくださったり、
外国旅行やら国内旅行もちょっとひと工夫ある変わった旅をされるので、
その話を聞きながら、私はもう行けないからね。聞いていながら、夢見
るんです。あとから頭の中で思い浮かべ、てね。
 楽しくなってくるんです。お安いわたし。
 今日のコンサートは{ガエタノ・デスピノ―サ(指揮)}私は、なにも
わからないんですが……。なんでもチャンスを楽しみさせていただくの。
 こうして、楽しませていただけることも、何かに守られていると、凄く
思うのです。だから、有り難くってね。感謝するのです。


        今日、
        ここにいて
        こうして
        生きていられるのは
        何かに
        守られてるからなんだ
            瀬戸内寂聴



       ☆☆守られている☆☆

      こうして朝が来た
      元気にいい朝だわ
      あたりまえだと思う

      でもそうじゃぁない
      今 このとき いろんなことはそれぞれで
      喜んでいる人も悲しんでいる人もあると思うの

      長い人生を過ごしてきたから
      いろいろをあるを知り だから 思うの
      神さま仏さま ありがとう
      ありがたいと感謝するのです

      あたりまえじゃあない
      すべてに あらゆることに
      ありがたいんです

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
左遷の哲学
        伊藤 肇 著

 健康なしでは成功できない
 第三の心友、名医が何故必要か。
ーーー省略ーーー
 そうでなくても、健康は歳とともに衰えてくるのはいかんともしがたい。
しかし、その衰えてゆく尺度を、絶えず心友の名医から教えてもらう必要が
ある。

 龍角散の社長の藤井康男が面白い実例を紹介している。ある高名な法律家
が天寿を全うして亡くなった。その葬儀の席で、故人をみとり、死後解剖の
メスをとった老教授が一風かわった挨拶をした。
  
 「故人は生前、超一流の弁護士でありながら、思想問題などで弾圧された
無名の若い学究の弁護をすすんでひき受けられ、多くの人々が個人の高い学
識と有能な法廷技術によって救われました。そういう際にも故人は、相手の
事情によっては、弁護料などを請求されず、調査費用も自弁で活動されまし
た。
 しかし、っ晩年になって、故人はかわりました。ときとして、法外な弁護
料を請求されて驚かれた方々や、かつて、あれほど無欲無私であった故人が
金銭に異常な執着を示されるのに気づかれた人々もおられることと思います。
故人を解剖してみましたところ、脳の部分に著しい老年性の退行変化がみら
れました。そのため、人格が一変したかのような印象を与えたものと思いま
す。つまり、故人の脳は人格的にそのもちまえの立派な能力を生理的な死を
迎える何年か前に既に失っていたと考えられます。
 ご会葬の皆様、どうか、このへんの事情をおくみとりのうえ、特に亡くな
られる前の数年間、故人は普通の状態ではなかったとお考え下さい。改めて
本質的には見事であった生前をご想起いただきたいと存じます」

 いかにすぐれた経営者でも、亡くなった日から逆算して三年間にやっことは、
全部失敗である。だぶん解剖すれば脳に”老年性の退行変化”ができているに違
いない。
 その点、世紀の大開発といわれる黒四ダムを完成した。関西電力前会長の太
田恒士郎が、主治医から「脳軟化がある」といわれた翌日から、徐々に公職を
退いていったのは見事というほかない。脳軟化の悲喜劇は、自らが脳軟化だと
いうところにあるからだ。
 —--省略ーーー

  <隠居するなら惜しまれぬうちに。
   隠居の身を置くなら他人の邪魔にならぬところ>

「菜根譚」の文句だが、藤井康男はこの弁護士の挨拶から、次のような結論を
導きだしていいる。
 「人間は年をとるにつれて、現実にの利害や葛藤から徐々に身をひき、平和
で満ち足りた心理状態を保てる環境に身を置くことが自然である。そらは社会
問題とか福祉とかが騒がれている現状では、全く忘れられていることだが、一
にかかった本人の心がけと努力によるものであり、それも相当に若いころから
いかにして自分の内的世界をつくりあげていくかにかかっている」
ーーー省略ーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 なんだかっ考えさせられますね。「この一風変わったご挨拶。心にしみます。

 短歌

   カフェでの彼と彼女の楽し気な幸せの風いただいていこう

 俳句

  汗をぬぐう汗も出すぎるもああ夏だ

 川柳

  いじめとはなくならんのか泣けてくる


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フェアリーグランマ

Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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