おばあちゃんのひとりごと

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「赤ちゃんと女性の産毛は和剃刀ヤないとあたれヘン」

 つまずいたっていいじゃないか
 にんげんだもの
          相田みつを

 昨日のこと、私を遠くから見ておられ、あっ!たまにお話する
方だなぁと思ったけれど、傍までいき「こんにちわ」と挨拶する。
玄関におられこちらを見てなぜかなぁと思っていたのですが、ず
ーと私を待っていて下さったんだな?とあとから、気がついた。
 ずいぶん遠くだったので、考えもしなかったわ。でも……。
きっと、玄関ドアーを開いたままにと、ドアーを開けて待ってい
て下さったんだな。なんて鈍感かしらね。しみじみと思うのです。
 ちょっと、わからないけれども、ふと、あとから思いました。
 私が鍵を出さずにはいれるように、待ってて下さったんだ。
 ありがたい。それに気ずかず、一緒にエリーベーターに乗り、
ボーとして「なんだか暑いですね。またね」と暢気に言っていた。
 ありがたい、感謝だわ。
 そのやさしさがジーンとあとから、気ずくのです。ぼけています。


    愛せよ。人生において良いものは
    それのみである。
        ジョルジュ・サンド


     
  ☆☆不思議☆☆

   ありがたいな
   なんでもを
   そう思うとね

   心がうれしくなる
   心がよろこぶ
   心が楽しくなる

   そうして
   しあわせだなあ
   ありがたい

   そうやって生きたいな
   ありがたいって
   不思議な力がある
   
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 神さまにほめられる」生き方
             岡本彰夫  著
              春日大社権宮司

 良い仕事をするための三つの条件
 
 日本はは国土が狭く、資源の乏しい国です。この国が世界と肩を
並べて歩んでいくためには、「知恵」と「技術」が欠かせません。
実は、日本にはあまり知られていない「路傍の技」ともいうべきも
のが、いたるところに存在しているのです。 
 あるとき私の知人が、故郷のご両親を連れて春日大社に参拝に訪
れました。そのお父さんは三代続いた群馬県の散髪屋さんで、こん
なことをおっしゃったのです。「近頃の散髪屋さんは自分で道具を
作りませんからね」と。
 「散髪屋さんは自分で道具を作る」という言葉に驚き、後日、岩
澤康廣さんという行きつけの散髪屋のご主人に尋ねました。すると
岩澤さんは、、散髪の手を止めて、「ワシなぁ、長いこと散髪やっ
ているけど、そんなこと聞かれたン、アンタがはじめてや、ちょっ
とかまヘンカ」と言うが早いか、いろいろな道具を私の前に並べだ
したのです。
 「この櫛はべっ甲ヤ。これが一番ええンヤ。一本十万円はする」
 「ヘエー、櫛が十万もねぇー」
 「これは水牛の櫛ヤ。ただし水牛の櫛はナ、お客さんの肌に、触れ
痛いから、砂買うてきて半日打つんですワ。そうすると櫛の先がやわ
らかくなる」
 さらに、「赤ちゃんと女性の産毛は和剃刀ャないとあたれへン」と
教えてくれました。昔は和剃刀を革で研いでいる散髪屋さんの姿をよ
く見かけたものです。ところうが、最近は和剃刀を使える人が少なく、
洋剃刀を使う人が多いそうです。
「和剃刀は手入れが大変で、研ぐのも扱うのも修練を積んだ者でない
とできンのヤ」、岩澤さんはそう言って、近頃洋剃刀を用いて、和剃
刀と同じ料金を取る散髪屋がいることに憤慨したのです。
 つまり、和剃刀を用いることは技術料であって、洋剃刀を用いて和
剃刀の値段をお客さんから頂戴するのは許せないと言うのです。
 あるとき、「日本の伝統技術を守ろう」と呼びかけている若者たち
が私を訪ねてきてくれたので、この散髪屋さんの話をしました。
 するとその中にいた髭の濃い青年が、翌日、わざわざ岩澤さんの店
を訪れました。その青年はこれまで散髪屋さんに行っても「こんな固
い髭は剃れない」と断られ、仕方なく髭をのばしていたのです。
 岩澤さんは青年の髭をきれいに剃り上げ、「この程度の髭が剃れな
いようでは情けない」としきりに嘆いていたそうです。
 私はその話を聞き、岩澤さんの技術に改めて感動してしまいました。
 だから、岩澤さんは若い頃、懸命にその技術を習得したそうです。お
りしも高倉健の仁侠映画が流行し、角刈りにする人が多かったので、自
分にその技を発揮することができた。けれども、いまは角刈りにする人
などまったくいないから、せっかく習得した技術を伝えることができな
いということでした。
 この話から、私は大切な三つのことを気ずかせてもらいました。
 一つ目は、「自分の職業に誇りを持っている」ということ。
 二つ目は、「自分の技量をどれだけ高めるかという向上心と探究心を
       持っている」ということ。
 三つ目は、「その素晴らしい技術をどうやってお客さんに提供し、伝
       えるか」という真心です。
   ――-省略―――

 --------------------------------
 日本っていいな……そう思うのです。
 

 短歌

   仲良しの親子が引っ越しされ寂しまた会おうねと約束のする

 俳句

  カラス鳴くカアカア雨だ秋の朝

 川柳

  秋なのに真夏日で不安この地球
    


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フェアリーグランマ

Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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