おばあちゃんのひとりごと

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――困難から決して逃げない――

 百遍倒れたら百遍立ち上がれ。万策尽きたと言うな。
 策は必ずある。
                     松下幸之助
          
 そうですね。そうやって生きてきたかも。若かったもん。できた。
 でも、もう。老いたから、倒れたら倒れたままがいいかも。あとは、
なんとかなるを……待とうかな。うっふふ。道は開くもんです。

 昨日は、ばたばた忙しい一日でした。なんでしょうね。これといった
なんの成果もないというに、疲れています。ときどき、年だわぁとしみ
じみと思うのです。齢だからあたりまえでしたわ。散歩に出たら……。
 誰かが肩をたたくので、振り返ったら、若いママさんで、
「ちょうど見かけたから、嬉しくて走ってきたんです」
「全然、気がつかなかったわァごめんね。ひさしぶりね……元気」
「今から銀行へ行くんです」
「じゃあ、銀行の処まで、行くわ。散歩に行こうと思ってたから……」
ゆっくり、銀行まで話しながら、お子たちの話しを聞き、よかったな。

その後、買い物し、つい小銭がいっぱいたまってるので、やさしそうな
レジの人だったので、レジの受け皿に小銭を全部出して……。
  (ときどきは、手の平をひろげ、小さい子のように……笑えますでしょ)
「あのう、すみません。ここからとってくださいな……」
 ちゃんとやってくださいました。後ろに並ぶ人がいなかったのでね。
ときどきやるのです。混むと悪いので、まず、周りを見て後も見てね。

 若い女性でも、ニコニコ笑って、結構、やってくださるのです。
 老人には優しいです。(苦笑)


       かねが人生
       のすべてでは
       ないが有れば
       便利無いと
       不便です
       便利のほうがい
       なあ
            相田みつを


    ☆☆ こころをゆたかに ☆☆

      いろんなこと
      できてくるなかで
      おかねって
      不思議
 
      とてもちからが
      あるんですもの
      あればありがたいけど
      でもすこしでもいいな
      
      こころだけはいつもゆたかに

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 小さな人生論
          藤尾秀昭 著

  歴史刷新

 彼は片田舎の丸太小屋で生まれた。学校は貧しさのために断続せざる
を得なかった。彼が正規の教育を受けたのは、合計しても一年に満たな
い。
 
 二十代になって事業を起こす、だが、失敗した。その上、恋人の死と
いう悲運に見舞われ、自身は神経衰弱を患う。その中でも彼は独学し続
けた。そして二十七歳の時、弁護士の資格を取得する。
 労働に明けくれた経験、弁護士活動で得た見聞、それがやみがたい夢
と激しい志を育み、彼を政治にへ駆り立てた。
 だが、なだらかな道ではなかった。三十代では下院議員選挙に二度、
四十代でも上院議員選挙に二度、落選した。四十七歳の時、副大統領選
挙に立候補をしたが、これも落選した。
 
 しかし、彼は逃げなかった。夢と志が逃げることを許さなかった。そ
して大統領の座を射止めたのは五十一歳の時だった。彼は南北戦争を戦
い抜き、奴隷解放という新しい歴史を切り開いた。
 彼の名はアメリカ大統領第十六代エイブラハム・リンカーンである。

 十八世紀から十九世紀にかけ、世界に重くのしかかる難関があった。
梅毒の跳梁である。決定的な解決策が見出せず、密かに人類の滅亡さ
え予感された。曙光が射したのは二十世紀に入ってからだった。

 1910年、梅毒の化学療法剤サルバルサンが発明されたのだ。発明
者はコッホ研究所の研究者パウロ・エールリッヒである。
 このサルバルサンは別名六百六号と呼ばれる。ヒ素化合物の試作品を
次々と作って、六百六番目に初めて得られた目的を達する薬だったから
である。つまり、エールリッヒは六百五回失敗を繰り返し、その数だけ
失望と苦悩を味わったのである。

 研究にとって最も大事な物はなにかと問われ、エールリッヒはこう答
えた。「忍耐」。
 
 時代の古今、洋の東西、分野の差異を問わず、新しい歴史を切り開い
た人たちがいる。それらの人たちに共通する条件を一つだけ挙げれば、
こういえるのではないか。 

 困難から逃げなかった人たち、困難を潜り抜けてきた人たち――だと。
 ―――省略―――

 困難から決して逃げない――私たちの歴史もそこから開けてくるのだ
と肝に銘じたいものである。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 困難は、ついつい、自分には多いなぁと思うかもしれないけれども、
みんなみんなあるのですよね。だから、そのなかで困難から逃げないで
工夫し知恵と言うか、考えてそして、耐えて乗り越えるのですよね。
 誰もあり困難をくぐり抜ける……いいですよねえ、できるものです。
 
 短歌

  「寒なった」ひとりごと言うひとりゆえ「もう冬よね」と自分で返事

 俳句

   出会うひと「寒くなりました」挨拶す

 川柳

   じゅうぶんな苦労忍耐ありがとう


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Comment

素晴らしいです!

フェアリーグランマさん、こんにちは~~~♪

大阪は雨ですが、そちらはいかがでしょうか。
雨とは言え、秋雨は街路樹などの木々に優しいので、好きなのですが。^^ヾ

>「ちょうど見かけたから、嬉しくて走ってきたんです」

若いママ、グランマさんにお逢いできた気持ちが、そのまま態度にでてのですね!
そんなふうに若い方からにも思われていらっしゃるグランマさんが、素敵です^^ヾ
  • posted by 窓
  • URL
  • 2016.11/19 10:43分
  • [Edit]

Re: 素晴らしいです!

 こちらも雨でね。グレイの世界です。 
 車の音がしゃしゃと雨の当たる音です。

 私は、ボンヤリして居るだけなんですが、その若いママさんが人柄がいいのでしょうね。

 愛すべき方です。お子たちが、いいのです。中学生の男の子と小学生の女の子でね。
 いいもんです。ときどき、忘れた頃にメールを下さるのよ。
 そうやって、偶然に会えるというのも、必然なんでしょうね。
 お互いが逢えて、ほんのひと言で、お互いが元気になれるのですものね。

 なんとなく、そういう、不思議さを、老いていくなかで、なんとなく、思う暢気なおばあちゃんなんです。
 ありがとうね。
  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2016.11/19 11:00分
  • [Edit]

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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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