おばあちゃんのひとりごと

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やがて老いが自分の身にもくる若い人もよく味わうべきです。

 老人は何も言うことがなくなると、すぐに近頃の
 若者は……と言うものだ。
              チェーホフ

 その年齢の知恵を持たない者は、その年齢のすべ
 ての困苦を持つ。
           ヴォルテ―ル

 なるほど、なるほど、と、ひとりうなずくのです。
 あのね。
 昨日のことなんですが、あまりにもいい天気ですので、賑やかな
繁華街まで歩きました。行く途中の公園では、若者やら親子連れや
らがあちこちでダンスしてたり、遊んでたり、スポーツしてたりい
い光景でした。
 つい食糧を買いすぎて(味噌とかお豆腐とかお漬物とか)重くてね。
ここが、私の脳の足りないところです。帰りはバスで帰ろうとバス
停で並んで待っていたら、ビックリしました。

 並んでいた前の老婆が(私も老婆ですが)突然私に、
「なんでそんなに、じろじろ見るだ……」
 怒った口調でね…… ”何が起きたのいったい” ……ドキリ。
にらみつけてこられ、さすがの私もどうしよう?と。しかし、
 笑顔で、とっさに、紙袋を持っておられたので、
「その紙袋の絵が可愛いかったから、つい……」
「なにが可愛いだ……なんにも可愛くない……」
「その絵、可愛いでしょう。おせんべいですか?」
「五平もちだわ!……」
 って、怒ったように言われ(でも、おっしゃるだけいいかぁ……)
 エッ?ギョ?心の中は……(ホント、可愛くない絵でしたが……)
 ああいやだぁそう思いつつ内心では、あなたなんか見てないわよ。
もうそこから動くとまた駄目と思いバスを待つ間は、立ってるのに、
バカみたいに本を出して読書し、誰も、見ない振りです。当然ね。

 考えて見ても、なんにも、その人を見てた覚えはないのです。そ
の方のお顔を見れば、なんとなく危険信号が分かるから絶対に、近
寄りはしないわ。これですんで、ああ よかった。
 無意識でいたので、私はいったい何を見ていたのかが思いだせず、
ああ ホント……咄嗟に言えてよかったわぁ……ラッキー!

 ヒヤリとして、ホッとした一瞬。うまくかわせたわぁ?
 

     人生の中で
     起こることは
     すべて ショウの
     中でも起こる
      バンド・ワゴン


    ☆☆ そらを見上げたら ☆☆

     ちょっと
     外を見ていなかったら
     もう真っ暗だ

     ちょっと
     見てないだけで
     あっというまに夜となり

     ちょっと わぁ
     星が綺麗だわ
     ひとつだけ ……嬉しいなぁ

     なんだか それだけで 私は幸せよ
(あの星ななあに?南西の空に今の時期、昨日も、一つだけ見えてたな)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 日野原重明の
  生き方の哲学
               日野原重明 著

 老いのために若さがある

 人生の前半は、ある意味で無駄にすごしてきたと思う人があるか
もしれません。子どものころは塾に行ったり受験勉強ばかりして、
そこで学んだことは後になるとみんな忘れてしまうといったことで
すごし、成人すれば会社のために嫌なことでも強いられてやり、そ
れで人生の大半をすごしたという人も少なくないでしょう。

 それが六十歳をすぎるとすべての時間が自分のもの、自由に使え
る生産的な時間になりえます。だから、60~65歳が人生の真ん中で
ここから新しい第二の人生が始まると考えてみてはどうでしょう。

 第二の人生とは折り返しというより、そこからクレシェンド(し
だいに強く)に勢いをつけるように努力すべきです。
 未知の自己を自分で開発する生きがいのある人生の夜明け、人生
ゲームの夜半にくるのです。
 この第二の人生を活発に始めるには、およそその10年前から準備
をスタートさせる必要があります。会社という組織にのった行動だ
けでなく、自分にとってプラスになる自己開発のための行動を初め
るのです。会社や役所を大舟とすると、第二の人生は自分が舵とり
をする小舟に乗った船出です。
 先にも紹介した通り、レオナルド・ダ・ヴィンチは、

 老年の欠乏を補うに足りるものを青年時代に獲得しておけ。

 と、言いました。
 その意味を、やがては老いが自分の身にくる若い人もよく味わう
べきです。若いうちから老いに備えた投資が必要であるということ
を若い人に実感してもらえるには、老人と若い人との人間的な交わり
の機会が必要であることを痛感します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 そんな若い頃はなんにも思わずに、知らぬ間に老いていた私。
 こうして、日野原先生みたいに考えていたらなぁ……。
 老いていく人生。少しは、かわったかな。

 短歌

  布団のなか心地よくついゆっくりと秋の朝われに陽ざし射し来る

 俳句

  公園は人ら楽しげ陽ざし秋

 川柳

  数学を勘で答えてペケとなり




 


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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

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