おばあちゃんのひとりごと

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クロマニヨン人の脳は天使と悪魔という二面性をもっているのだそうです

「すべての仕事というものは、はじめなく。終わりなきものだ。
 種を蒔くもの、咲きでるもの花を賞でるもの、結実を祝うもの
 が、みなそれぞれのめぐりあわせというものだ。
 自分の蒔いた種が稔るのをみたいのは人情だけれども、……」
               伊藤肇「帝王学のノート」

 これを、読みますとめぐりあわせというか?ありますよね。
 オリンピックのニュースを見ながら思うのです。

 朝のニュ―スで見たのですが、辛すぎる……。なんていうこと。
 必要のない入院生活? 社会的入院生活?虐待のある子供が元気
になっても、自宅に帰せない子供たちが多いというのです。大坂で
の話だとのことですが、なんていう悲しいことがあるのでしょう。

 全国的にあるのでは、とのことで。10年の内に1500件あっ
たとのことです。ああなんということでしょうね。
 児童相談所が児童施設を、探しても、なかなか入れないとのことで、
治療の必要のないのに入院、いくところないこども。
 病院が行き場のない子供たちの生活となっているとのこと。
 朝から、子供の悲しい「社会的入院」に泣けますね。
 両親に虐待されて、家にも帰れない……。

 今日は晴れています。外を見ると寒そう。

 昨日は朝、美容院に行こうと外に、出たら、郵便局のお兄さんが、
出勤なさるところに出あいました。手を振って、
「お仕事頑張ってね……」と言ったら、
「気をつけて、いってらっしゃい……」
 ああ、朝からいい言葉に出あえ、美容院にいける。ありがたい。

 悲しい「社会的入院」の子どもらのことを知り、なんともせつない
気持の今朝です。 
 
    明日   
          金子みすゞ
  街で逢った
  母さんと子供
  ちらと聞いたは
  「明日」

  街の果は
  夕焼け小焼、
  春の近さも
  知れる日。

  なぜか私も
  うれしくなって
  思って来たは
  「明日」


 ☆☆ なんとなく明日 ☆☆

   なんとなく
   思うことにしてる
   明日は明日には

   なんとなく
   いいことあると
   思うのです

   今日のことは忘れましょ
   明日は明日は
   いいことあるよ

――ー――ー――ー――ー――ー――ー――ー――ー――ー――ー――――
 健康を食べよう 3
  くらしと薬膳
               正岡慧子 著

 花も実もある薬膳かな
 
 先日テレビを見ていましたら、「心が生まれた惑星・進化」と題され
て、脳と心を解き明かす大変興味深い番組がありました。

 とくに心に残ったことは、六万年前のネアンデルタール人が、すでに
死の意味を認識する力や、博愛心を持っていたというくだりです。
 ネアンデルタール人の遺跡は、北イラクで発見されています。そして、
この遺跡で発見されたネアンデルタール人1号には右手がなく、しかも
片目がつぶれていていることが確認されました。狩りに出ることが不可
能であったこの1号が、ほかのネアンデルタール人によって養われていた
ことが、明らかにされたのです。
 
 また4号の人骨には八種類の花粉が付着しており、これは死者に花束を
たむけた宗教心の現れ、福祉と博愛の心だと考えられております。いずれ
自分が死ぬと知ること、それは人間を人間たらしめる重要な心だとされて
いますが、人間が出現と同時にその心を持っていたとわかって、感無量で
す。

 ところうが、現代人の祖先とされているクロマニヨン人の脳は、天使と
悪魔という二面性をもっているのだそうです。それは、ネアンデルタール
人にはなかった、発達した前頭葉に起因するとのこと。うーん、現代人の
生活の進歩と心の荒廃がすでに何万年もの昔、前頭葉によって決定されて
いたとは……。

 しかし、ネアンデルタール人が死者にたむけた花束には、真実どういう
意味があったのでしょうか。人類の初めに花が存在したことは、とても意
味のあることのように思えます。

 花にはたくさんの種類がありますが、それぞれに、適切な季節が決まっ
ています。けれども、なんといっても春、春こそ花の季節です。ツバキ、
梅、モモ、桜、スモモ、そして、バラ、ボタン、ユリなど、美を誇りな
がら咲き乱れる華麗な花々。自然はどうしてあのような美しい色を作り
だせたのか、まったく驚嘆の一言です。
 春咲く花の特徴は、盛りが華やかである反面、散ることにいさぎよく、
命の短さに燃えている感があります。まるで人の青春の季節、あるいは、
人生そのものを象徴しているようではありませんか。

 ところうが、秋に咲く花は、春に比べてひそやかです。リンドウ、キ
キョウ、ハギ、ナデシコなど、野辺の片隅でそよいでいる風情がなんと
もいえません。しかし、うっかりすれば風景の中に飲み込まれてしまい
そうな地味色合いでありながらそれらの特徴は、ひんやりとした風の中
でしたたかに強く咲くことです。これもまた、人の白秋の季節を象徴す
るようで、心引かれます。

 自然がくれる贈り物の中で、最も人の心を左右するものは、花なのか
もしれません。
―――省略―――

  願わくは花の下にて春死なん
    そのきさらぎの望月のころ(西行)

    花の陰寝まじ未来がおそろしき(一茶)

 西行の有名な句の美しさに比べ、一茶のなんと開き直った生の声。
 良寛にも、病苦と戦かった晩年の句に、

    秋はぎの花のさかりも過ぎにけり
      ちぎりしこともまだとげなくに

 があり、臨終に際しては、看病をしていた貞心尼の次の句に対して、

    生き死にの境はなれて住む身にも
      さらぬ別れのあるぞ悲しき

 次のように、答えたといいます。

    うらを見せおもてを見せて散るもみじ

 美しくて、はかなくて、生々しくて、そして人生は夢まぼろしです。
人類の発生とともに人間の本能として芽生えた花への慕情は、時間の
経過にも流されず、人々の心にいき続けているようです。心の荒廃が
叫ばれている現代においてはなおさら、花によって心洗われることは
多くなっているに違いありません、
 ――-省略ーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 短歌

  外出も寒いからとて出かけずにでも出なくちゃぁこころはいくさ

 俳句

  お洒落し買い物出るがおお寒い

 川柳

  政治家が尊敬出来る国であれ
 



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Comment

NoTitle

初めまして。
少し前から覗くようになりました。
歳をとることの厄介さを、深く見つめているこのブログに助けられています。
  • posted by 侘助
  • URL
  • 2016.11/29 09:50分
  • [Edit]

Re: Re: NoTitle

>  ありがとうございます。
>
>  気がついたら、そうそう、すっかり、老いていてね。
>
>  自分ながら、ハッと気がつき、びっくりしちゃいました。
>
>  でも、老いることも、なんだか、いいもんですよね。
>  そう思うのです。
>
>  歩けることが幸せで、考えられることが有り難くて(何でもいいふうにね)
>  すべてを、幸せに考えるようになれば、もう大丈夫ですもの。ね。
>
>  老いて行く日々を、お互いに楽しみたいですね。
>  ありがとうございます。

 そして、えらそうにごめんなさい。
 すみません。ありがとうございます。
  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2016.11/29 10:23分
  • [Edit]

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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

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