おばあちゃんのひとりごと

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母に死なれた虫の子どもは、どんな小さな涙を流して泣くのだろう……

 人は転ぶと石のせいにする。石がなければ坂のせいにする。
 そして坂がなければ、はいている靴のせいにする。
                   ユダヤの格言


 そうですね。ついつい、いいわけしています。私もです。
 ニュース見ていましてね。
  コウノトリの6号が打ち上げに成功したとのこと、水とかバッ
テリーを国際宇宙ステーションに送るのだそうです。日本製の
バッテリーが送られ使用されるとのこと。大事なこのニュース。
 そしてノーベル賞授賞式。準備のニュースには、日本料理や
日本の生け花がつかわれてるようすやらストックホルムでの、大
隅良典さまが受賞されます。ニュースが楽しみです。

 昨日の朝いつも水を送ってくれる友人が、電話をくれました。
「明日、いるう……」
「うん。いるよ」
「いくね。ランチしようね……」
「うん。うれしい。ありがとう」
 暇なわたし、すぐにオッケーです。
 だから、もうすぐ出かけます。ひさしぶりに会えて、嬉しいな。
 いい日にしないと……ね。喜んで楽しくいこう。この「詩」いい。
 うーん。なんだか光景が浮かんでくるようです。


     ブロードウェーの行進 
             <一期一詩>瀬上敏雄 著より
             ホィッマン(長沼重隆 訳)

   西方の海を越えて、こちらへ、日本から渡米した、
   謙譲にして、色浅黒く、
   腰に刀を手挟んだ使節たちは、 
   頭あらわに、落ち着き払って、
   無蓋(むがい)の四輪車のなかに反りかえり、
   今日この日、マンハッタンの大路を乗りゆく。



   ☆☆ おひさまありがとう ☆☆

     部屋の中まで、
     「こんにちわ」ていうように
     冬の陽ざしはありがたい

     温くって
     その陽ざしがうれしくて
     おひさま ありがとう

     なんだかほんわりしあわせ

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 <こころの詩>をよむ
   一期一詩              瀬上敏雄 著

 一切衆生といういのち

      虫
           柴野民三

   虫に涙があるだろうか
   虫の母さん死んだとき
   虫の子どもは泣くだろうか
   どんなちいさな涙だろ
   虫がどっかで泣くところ
   一ぺん見たいな僕ひとり

 岩波文庫「日本童謡集」の昭和七年の頃にある童謡である。この詩を
読んで私はすぐ、金子みすゞの童謡「大漁」を思い出した。
 「朝焼け小焼けだ/大漁だ/大羽鰯の/大漁だ/浜は祭りの/ようだけれど/
/海のなかでは/何万の/鰯のとむらい/するだろう」
 大羽鰯の大漁で、浜はお祭り騒ぎしている時、海の中では魚たちが弔
いをしているのでは、私達が気もつかなかったみすゞのやさしさに、万
人は心を打たれた。柴野民三の「虫」もまた、小さな虫の世界に眼を向
けて、母に死なれた虫の子どもは、どんな小さな涙を流して泣くのだろ
うと、その虫の泣くところを、そっと見てみたいという少年の思いがじ
いんと胸を熱くさせる、そうだ人間に涙があるように、虫にも涙があり、
悲しみに泣くのだと。

 仏教では生きとし生けるものを一切衆生という。いのちあるものはみ
んな、仏のいのちを生きているのだと説く。それは人間だけでだけでな
く、獣も鳥も魚も虫も、草も木も、みんな仏となるいのちをいただいて
いるのだと。

 釈尊の時代、四月半ばから三ヶ月程の雨季の間、雨安居(うあんご)
といって、洞窟や精舎にこもって修業に専念し、托鉢などの外出を控え
たという。それは草花や小虫を踏み殺さないようにという思いやりであ
った。

 私は青年の日、時宗の開祖一遍上人の生涯を描いた『一遍聖絵』とい
う絵巻に出あった。心の震えるほどの美しい日本の山河大地を、すべて
を捨てて旅をする一遍主従を描いたものである。空を渡る鳥、遊行の人
々、そこに山河大地に抱かれた無心の世界があった。

「よろづ生きとし生けるもの、吹く風、立つ浪の音までも、念仏ならず
といふことなし」と一遍はいう。いのちあるもの、吹く風、浪の音さえ
も、みんな念仏の中におさめられているのである。大いなるいのちに生
かされてる私のいのちである。その賜ったいのちに合掌し、すべてのい
のちの尊厳に、深い眼を向けねばなるまい。

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短歌

 生きている生かされているそう思う尊きいのちのありがたきかな

俳句

 散っていく枯れ葉でさえもいとおしい

川柳

 世界から驚くニュースが飛んでくる


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Comment

ご訪問有り難うございます。

ご訪問有り難うございました。
豊かな知識と知恵の『‥ひとりごと』を拝読させていただき、嬉しく思って居ます。・・早速リンクに入れさせていただきます。
  • posted by 走れ!でんどう三輪車
  • URL
  • 2016.12/10 09:46分
  • [Edit]

Re: ご訪問有り難うございます。

 寒い夜ですね。こんばんは、ありがとうございます。
 天気予報をみながら、あちこちの雪のマークを見て、寒い厳しい冬だなぁと、
 ひとり、ボンヤリとしています。
 いろいろと、こころより、ありがとうございます。感謝です。
 
 今後とも、どうぞよろしくおねがいいたします。
       ありがとうございました。
                   おやすみなさい。
  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2016.12/10 22:04分
  • [Edit]

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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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