おばあちゃんのひとりごと

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美しい顔が推薦状であるならば、美しい心は信用状だ。

 美しい顔が推薦状であるならば、美しい心は信用状だ。         
                   フル―バ・リットン

 そうですね。なんかいいですよね。

 昨日は寒い日で北風が強くて、どこもかしこも銀杏葉や落ち葉がいっぱい。
いよいよ今年も残りが10本の指で数えられるようになり、年賀状(80枚)も
出してきました。昨日は街のどこもかしこもサンタさん、バイクが連なって
サンタさんが走って行ったり、もう、いい光景でした。

 年賀状を書いていた時に想いだしたことを。
 亡母がよく笑いながら、いったもんです……若い頃は自分で洋服やら、編み
物も、毛糸も服の布地を買い作ったもんです。小さい頃は姉(ねえ)ちゃん
が作ってくれたものでしたが、小学生の時にお嫁にいっちゃいました。
 だから、くふうして、作ったりしたのです。母はいうのです。
「あんたは丁寧にやれば工夫もいいし、いいもんが出来るのに……まだしあが
るからいいけれど……ゆうちゃん(亡妹)は丁寧過ぎて途中でやめるし……」
「ほんと、二人を足してニで割ったらいいにね……ちょうどいいのに……」
 と、嬉しそうな笑顔で話していたのを想いだすのです。まだ若かったな母。

私は、今、老いてもそのままだ。絵も字も得意で早いの。早いだけが取り柄。
そして亡母の言葉を想いだしては、いまさらながらに、ひとり嗤えるのです。
「おかあちゃん、おっしゃる通り、今だにわたしはダメだわ…変わってない」
 小さい頃のままなのは、やはり、なおそうという心がないのかな?
でも、ほんとうは、少しでもなおしたいと思ってはいるんだけれどもね。

 この間、東京での時、ホテルでの夜、まあちゃん(姉)その話してたら
「だからね、私はあんたたちを見ててなんにも、しなかったわ」
 って、笑って言ってたな。勉強が好きだからだと思っていたけれど?
 同じように育ってきたと思うのに、それぞれが、全然違うもんです。

 

      道
    道はじぶんで
    つくる
    道はじぶんで
    ひらく
    ひとのつくったものは
    じぶんの道には
    ならない
        相田みつを


 ☆☆ 霜やけで腫れた友の手 ☆☆

    その子は姉弟で一番上だった
    だからかな いつもお手伝いをしていた
    冬の水は冷たい凍るように冷たかった
    手が霜やけでパンパンにはれてた
    痛そうで痛痛しくて でもいつも
    にこにこと家のお手伝いをしてた

    お母さんはなんでもをやらせてた
    後かたずけやら なんでもをその子は
    痛そうでもなんにもいわないみたいだった
    お手伝いはあたりまえのようにやり
    その家庭によるものなのよね
    その子は笑顔でやっていた

    学校にいくのが一緒 その手を見ると
    痛そうだけど恥ずかしそうに隠すから
    それがあたりまえのようでいえなかった
    なにげなくここちよいほどお手伝いしてたな
    その子の心は美しいなぁいましみじみ思う
    その子はもう死んじゃいました

    冬の夜 ときどきその子を思い出します
 
------------------------------------------------------------------
  さわやかに死を見つめる80の話
            公方俊良 著
 一蓮托生の本当の意味
 一蓮托生といえば、一般に悪事を働いて、「おれが捕まれば、お前も一蓮托
生だ」などと、運命を共にするという悪い意味で使われることが多いのですが、
本来は、浄土往生の思想に由来する言葉で、極楽浄土の蓮の花の上に、ともに
生まれ逢うことです。
 前者の場合は、一連托生で、後者の場合が一蓮托生です。文字が連と蓮で読
み方が同じですから混同され常用されたのでしょう。しかし、意味は大変違い
ます。一連は、ひとつらなりですが、一蓮は、一つの蓮の花のうてなという意
味ですから。
 人間は一人で生きてきて、一人で去っていくのが定めです。好き合った恋人
同士でも、長年連れ添った夫婦でも、死ぬときは一人ずつしか死ねません。し
かし、有り難いことに、それぞれ別々に死んでも、やがてあの世の極楽浄土の
蓮華の上で、一緒に生まれ逢うことができるのですから、こんなすばらしいこ
とはありません。
 このことをよくよく味わい得心することです。そうすれば、死ぬこと悲しみ
や、別れの辛さはなくなります。
 年老いて死んでいくときでも、病気で亡くなるときでも、死んでいくほうは、
「先に極楽浄土に行って、蓮の花のうてなに席を取っておくからな。急がなく
てもよいから、そのうちにやって来なさい」といって、気楽に旅立てばいいの
です。
 また見送るほうも、「行ってらっしゃい。私もそのうち参りますから、私の
席を取っておいてください」といって送り出してあげれば、お互いに明るく、
来世に希望を持って、生き死にできるのではないでしょうか。そうすれば、生
と死は、切り離されるのではなく連続しています。まるで、温泉にでも旅行す
る気軽さです。
 以前、ある講演会でこの話をしましたら、ある人から次の質問をされました。

「私は、愛人がおり、あの世で愛人と共にいたいのですが、どうすればいいの
でしょうか」

 浄土思想では、愛人のことまで想定してないと想います。しかし、現実には
こうした問題も多々あるでしょう。また、長年連れ添った夫婦でも、一緒に生
まれ逢いたくないケースもあるでしょう。あるいは、夫婦だけででなく、家族
と一緒に生まれ逢いたい場合もあるでしょう。
 ですから、要は、宗教心は心の問題ですから、「強く思い合う人と、共に生
まれ逢うのよ」と、答えておきました。妻と愛人と三人では、悲劇ですから。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 いやですねえ。そんなのないないでしょ…と思いつつ……
 あなたがそう思っても、愛人さんが「死んでからも一緒は”絶対”嫌だわ」と、
思っていると思うな……ふふふふ。
 

短歌

 空耳か傍らに亡夫いる心地して人混みのなかつい見まわしぬ

俳句

 大掃除しなければ師走思うだけ

川柳

 お正月待ち遠しかった幼なの日

 
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Comment

こんにちは~~~♪

>美しい顔が推薦状であるならば、美しい心は信用状だ。 

素晴らしい言葉ですね。
しみじみ心に入ってきます。

グランマさん、年賀状を80枚は、手書きでしょうか。
最近、個人保護法や虚礼廃止という風潮が蔓延る。
個人保護法はかえって、悪の隠れ蓑に使われているように思います。
それに、一年に一度の年賀を廃止するのには、どんな意味があるのか、私には分かりません。

むしろ、一年に一度、互いの安否確認をしたり、お正月の郵便ポストに、年賀状が配達される、あのカタンという音が聞こえなくなることは、人情が消えゆくように、私は思うのです。

亡きお妹様のお名前、実は私も実生活では小さなころからずっと、、ゆうちゃん、と呼ばれています。^^ヾ


  • posted by 窓
  • URL
  • 2016.12/24 10:46分
  • [Edit]

こんにちは。

年賀状書くのを忘れていました。
ようやく今日ハガキを買ってきました。
生まれつきのんびり屋です。
  • posted by S-masa
  • URL
  • 2016.12/24 16:59分
  • [Edit]

Re: こんにちは~~~♪

> >美しい顔が推薦状であるならば、美しい心は信用状だ。 
>
 素晴らしい言葉ですよね。
 うん。うん。そう思う。

 おもしろいでしょう。手書きなんです。絵を描き色を塗ったりしてね。
 笑えるような、幼稚なんですよ。81枚描いたんです。雑なんですが…。
 貰う人はみんなすぐへたなんで……私と、すぐわかると思うの……。

 そう。そう。元日の年賀状はいただくのはなによりの楽しみです。


 妹は、私とは二つ違いで、学年は3年違うのです。
 今も思い出すのは、小学校に入学するときに、面接をした先生が
「フェアリーちゃんの妹は、好きな動物はゾウだって!」
 と、小さな田舎の小学校ですので、教えて下さったのです。
 昔の小学校は、家族も、ほとんど、家がどこかも先生は知っておられました。
 それが、今も、その先生の言葉が、心に残っています。

 まア不思議、同じなんですね。ゆうちゃん。

 私が小さいから、いつも、お揃いの洋服で「双子さんですか?」と。
 私より妹の方がしっかりして賢くてね。
 だから、いつも「おねぇちゃんなんだから……」ってね。
 私は、怒られていました。心の優しいいい妹でした。

 想いだします。コメントありがとうね。
  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2016.12/24 21:34分
  • [Edit]

Re: こんばんは。

 「プッ~」
 なんていつも楽しいのでしょう。ありがとうございます。
 生まれつきあわてんぼうのの私、それで、失敗ばかり……まぁ治らないわ。
 泣けるう~あきらめ。笑わないでください。一生懸命に生きています?

 生まれつきののんびり屋なんていいな。
 生存競争(?)なかったんですねぇ。いいな。ふふふ。

 わたしは兄ちゃんが怒りだすといちばんに逃げた。
 それもすべてはいい思い出です。こころは優しい兄ちゃんでしたが?

 嫂さんが悪く言うと、機嫌が悪いのよ。
 そういう”ねえさん”が好きだけど……ね。

 コメント、ありがとうございます。
  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2016.12/24 21:58分
  • [Edit]

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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

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