おばあちゃんのひとりごと

Entries

”狭けれど 宿を貸すぞよ阿弥陀どの 後生頼むと 思(おぼ)しめすなよ”

 幸福になりたければ、やれ恩を返せだの、恩知らずだのと言わな
 いで、人につくす喜びだけを生きがいにしようではないか。
                 D・カーネギー
                   
 今朝は、良い子たちが、さぞ喜んでいることでしょうね。
 そう思いながらひとりなんにもせずにボーとしています。全くボー人

 そう考えながら、昔を想うのです。育つときも大家族。嫁いでも大家族。
 小さい頃のクリスマス。
 おじいさんとおばあさん・父母・姉ちゃん・兄ちゃん・まあちゃん・私・
ゆうちゃんの9人家族だった。田舎の大きな旧い家だった。いまはない。
 クリスマスの思い出は、父がケーキを買ってきてくれて、それを母が9つに
切るのです。家族みんなで食べる。今、考えればなかなか切るのも、難しい
ですよね。あれが大きいとかこれは小さいとか、喧嘩してたなぁと想いだし
たいして違いはないというのに……大騒ぎし賑やかだったなぁ?
 印象に残っているプレゼントは12色クレパスです。姉は色鉛筆24色でした。
妹は何だったかなぁ?同じだったと思う。いつも喧嘩になるからいつも同じ。

 近所の幼なじみと遊んでいる時、クレヨンを貸してもらって遊んで描いてて、
私が白色を借りてて折れてしまい「ごめんね」と謝っても許してくれず、その
後に、プレゼントで私が、新しいのを知り「白色をくれんといかん」という?
それならば「折れたのを頂戴」といってもくれず、結局、納得がいかないまま
にとられてしまった……今のものの豊富な時代には、たかが一本でしよ。でも、
当時は、とても大切なんです。

 だからなんだか印象に残る思い出なんです。こうやって小さい頃はいじめら
れたり、いじめたりして大きくなったのでしょう。
 私も何かやってるでしょうね。きっと。
 いちばん体の弱かった私が今もこうして、生きてて、幼なじみで仲良く遊ん
だ元気な友らは順々に死んじゃいました。でも3~4年生を担任して下さった、
先生は今もお元気で老人会で頑張っておられ当時のマドンナは今もマドンナで
美しい老女性。昨日電話が入り「来週ランチしようね」って。楽しみです。
 ふと、クリスマスに想いだした思い出です。
 
     肥料
  あのときの
 あの苦しみも
  あのときの
   あの悲しみも
    みんな肥料に
     なったんだなあ
      じぶんが自分に
        なるための
          相田みつを



  ☆☆ おさななじみ ☆☆

   むかし 小さいころ
    日が暮れるまで 鬼ごっこ 石けり
     缶けり かくれんぼ 縄跳び 遊んだなあ
   喧嘩したり仲良かったり
    いじめたり いじめられたり
      
   おさなの日 遠い日 あの夕闇
     なんだかわすれられない
       想いだすだけでジーンとする
        あの子の兄ちゃんこの子の弟も妹も
       あの子の両親もこの子の両親の顔もうかんでくる
         
    あの子は私にいじめられたと……思っているかな
     私はいじめられたとそう思ってて……そんなもんよね
       あの子のこともこの子のことも
      思い出の中では幼い姿のままに
        懐かしい光景が心の中に住んでいる
       
------------------------------------------------------------------------------
 さわやかに
 死を見つめる80の話
              公方俊良 著

 狭けれど、宿を貸すぞや阿弥陀どの

 雲渓桃水は筑後柳川の生まれで七歳で出家し、肥後・円応寺の囲岩和尚の
もとで修業しました。
 あるとき、囲岩が弟子たちに、出家の心得として、色欲、食欲、睡欲、名
欲、利欲の五欲を離れることの大切さを話し、特に後の名欲と利欲はなかな
か離れられないので、このニ欲を脱する覚悟をするべく説きました。
 弟子たちは神妙に聞いていましたが、桃水は「どういうこともなきことを、
難題のようにいわれる」とつぶやいたといいます。
 このように若い頃から、名利には一切眼中になく、二十歳のとき、関東に
修業に出かけ、ほどなく諸国を行脚しました。後に禅林寺に住しましたが、
五年で寺を棄て、以後晩年まで京都、大津あたりの乞食の群れに身を投じ、
漂泊の生活をしました。そのことから世に、乞食桃水と呼ばれています。
 桃水が大津にいたとき、商家の土蔵と土蔵の間に藁屋根をかけた粗末な小
屋に住んでいました。ある日、一人の馬子が、桃水の貧窮さを哀れんで、

「仏さまでも信仰しなさい」

 といって、大津絵の阿弥陀如来の一軸を差し出しました。桃水は辞退しまし
たが、どうしてもとばかり置いて行きました。
 桃水は仕方なく受け取ると、掛け軸の余白に、次のようにしたためて壁画に
掛けました。

”狭けれど 宿を貸すぞや阿弥陀どの 後生頼むと 思(おぼ)しめすなよ”

 一般的に阿弥陀さまの信仰は、死後の、極楽浄土へ往生できますように、と
いうことでしょうが、禅の立場からすれば、死後の世界は空ですから、極楽往
生も望みません。ですから居場所をお貸ししますということでしょう。
 晩年には、一信者の世話で京都鷹ヶ峰に店を持ち、酢屋の道全と号して、酢
を売って暮らしました。1683年、これといった病気もなく、坐禅したまま亡く
なりました。

 遺偈は次の通りです。
 ――省略――
七十余年の生涯、おもしろかった。命終し行く先は、鷹峰の月にかかる清風だ
というのです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

短歌

 考えることなく過ぎてため息を知らずについて現在(いま)は過去なる

俳句

 今日はゆくすぐ過去になるもう師走

川柳

 核兵器世界から消えて手を合わす


スポンサーサイト

Comment

こんにちは~~~♪

グランマさん、静かにお一人の聖夜ですね~~

まあちゃん、ゆうちゃん。(^^♪
この愛称に、ご実家でのひと時を思い浮かべることができますね。

わが家はこれから映画、『バイオハザードファイナル』鑑賞、その後、食事です。
今年のクリスマスは、外で楽しもうと思いまして。^^ヾ

素敵なクリスマスをお過ごしくださいね!

  • posted by 窓
  • URL
  • 2016.12/25 14:05分
  • [Edit]

Re: こんばんは。

 素敵なクリスマスの日。おおいに楽しんでくださいね。
 ご家族で出かけられるのは、嬉しいね。楽しいもんです。いいな。

 私は、ひとり、静かな夜。いつものことですが……ふふふ。

 笑えるのだけれども、老いていくごとに、すっかり、怠け者そのまま。
 でも、暇なだから、考えてね。今日は編み物で毛糸の帽子をひとつ作りました。
 人にあげようと思って作ったんですが、自分でかぶることにしちゃつたわ。そして、まだ編みます。
 若いママさんと赤ちゃんのお揃いと、たまにコーヒーを御馳走してくださおばあちゃんにひとつ作るのよ。
 がんばるわ。だってね。あっという間よ。2~3時間で、ひとつは出来上がるからね。あとは…。
 ゴロリゴロリして、アイパットで「無料のギャオ」を見たり、ユーチューブよ。音楽やら、中国ドラマを見てる。
 ひとりをおおいに楽しんでいるでしょう。
 ちょうど、日曜日ですものね。どうぞ、楽しいいい時間を過ごしてね。
 コメントありがとうございます。
 
 
  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2016.12/25 18:36分
  • [Edit]

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

プロフィール

フェアリーグランマ

Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

ランキング

ブログ村のランキングに参加しています。応援してくれたら元気が出ます!
にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・自作ポエムへ にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
にほんブログ村 にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村

flag counter

Flag Counter

最新記事

最新トラックバック

音楽