おばあちゃんのひとりごと

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これほど、見事に「魅力とは何か」を言い尽くした言葉を知らない。

 人間は終わりになるのを憂えてはならない。未だかつて、始め
 らしい始めをもたなかったことを考えよ。
               ニューマン枢機卿

 人生は、いつも、毎日、毎日が終り・始まりですものね。
 雨ですね。雨もないとね。さあがんばろう。
 今日は、幼なじみのマドンナとランチするんです。田舎のちいさな
小学校。6年間ひと組で、だから6年間一緒で育ってきたんです。
 彼女は、お嬢様だったんです。いまも旧家の大奥さまよ。でも、会
えば小さい頃の儘の仲良しさんになっている。楽しみです。

 昨日は夕方に、お隣の奥さんに、ちょうど玄関をでたらバッタリ出
会ったんです。だから……。
 「おでかけなの?どこへ行くの?」
 「散歩に行こうと思ってね」
 「一緒に行く?」
 「いいよ。いこう」
 「もう少し微妙だけれど、明るさがかわってきたねぇ」
 「そうだねえ。明るくなるはいいね。少しずつ……なるからね」
 と、二人で話しながら街を歩いた。結構、一時間近く歩いたな。
 また玄関で、「またね」と……。 

    出逢い
   いつどこでだれとだれが
   どんな出逢いを
    するか
   それが大事なんだ
    なあ
        相田みつを



☆☆ 生きているんだもん ☆☆

   生きているんだもん
   こころのなかは
   涙の海になったり
   
   生きているんだもん
   こころのなかは
   美しい花がいっぱい咲いたり

   生きているんだもん
   こころのなかは
   風が吹き荒れ竜巻になったり

   生きているんだもん
   こころのなかは
   太陽や月や青い空や白い雲に癒されたり

   だけどなにがあったって 
   そうやって自然からいっぱい恵みをもらい
   微笑んで しあわせを感じて いきたい


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 十八史略の人物学
               伊藤肇 著

 上に立つ者の資格

 上に立つ者は、魅力がなくては人を引きずっていけない。
 いかにくせがあってもいい。一点、アトラクティブなものがなくては
ならぬのだ。
 では、「魅力とは何か?」と言われれば、いわく「いい難し」である。
それは、なんとなくひかれるのである。たとえば恋愛について考えてみ
れば、一層よくわかる。
―――省略―――
 恋愛心理学から言えば、正直だから好きだの、きれいだから愛するの、
と言っている段階は、恋愛感情にまだ批判が働いている。
 批判と打算とは紙一重だ。そして、批判の働いている恋愛というもの
は、それだけ純粋ではなく、純粋でない恋愛など、まだ恋愛とは言えな
い。言うなれば、恋愛的情緒にとどまっていると言うべきだろう。
 そこへいくと、「わたし、とてもとても好きなの。理由なんかないわ」
というのは、はるかに純粋であり、正直も不正直も、清潔も不潔も、も
う目に入らないのである。
 「好きな女のなら、糞でも食う」とは谷崎純一郎の名言だが、こうな
ると、まさしく「恋は盲目」であり、盲目だから美しいのだ。
 魅力もまた、そういうものだ。

 西南の役に敗れた西郷隆盛は軍の解散を決意し、まず、他郷から出て
いる隊員たちをそれぞれの国許へ帰すことにした。その中の一つに豊前
中津の若い士族64人によって結成されていた中津隊というのがあり、隊
長あ増田宗太郎だった。隊員一同に異存はなく、それぞれに帰る準備を
しているところへ隊長の増田宗太郎が現われ、「自分はここに残って西
郷先生と行を共にする」といった。隊員たちは口々に不平をとなえ、そ
の理由を追求すると、増田はハラハラと落涙しながら答えた。

「かの人はまことに妙である。
 一日、かの人に接すれば、一日の愛生ず。
 三日、かの人に接すれば、三日の愛生ず。
 しかれども予は接する日を重ね、もはや去るべくもあらず、今は、善
 悪を越えて、この上は、かの人と生死を共にするほかない」

 これほど、見事に、「魅力とは何か」を言い尽くした言葉を知らない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 この言葉が大好きなんです。「今は善悪を越えて……」
 魅力ある。いいなぁそう思うのです。

短歌

 「あら会えた」声する見ればご近所の若いママさんの笑顔に会えり

俳句

 ハラハラと散るイチョウの木の涙のごと

川柳

 火事のあと佇む人や泣けてくる


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Comment

おはようございます。^^ヾ

マドンナさんとのランチ、愉しんできてくださいね!

今朝は雨戸を開けたとたん、突風が部屋に吹き込んできて、
びっくりしました。
冬も夏も、秋も春も、季節が時々、分からなくなります。(;^_^

けれど、一日の中に始まりと終わりを感じながら、メリハリをつけて暮らすことができるのですね!


  • posted by 窓
  • URL
  • 2016.12/27 09:39分
  • [Edit]

Re: こんばんは、

 ありがとうございます。

 幼なじみというは、小さい頃の儘になれるからいいもんです。
 話がよくもあるもんだというほどに出てくるもんです。
 先生の話やら、クラスメートの話しやらね。

 雨とか、風とかがなんか、すごかったらしいですね。全然知らずにいましたが……。

 私が出かける時は、傘もいらないほどでしたが、杖を持たずに傘ででかけたんです。
 結局、晴れていい天気になり、傘もいらずで杖となっていました。

 マドンナが、とても、元気になっておられ、溌剌としてて、会えて嬉しかったんですよ。

 本当にね。季節がね。北海道はすごい雪でね。地球が心配になっちゃいます。

 一日が今日も無事にすみます。ありがたい。ありがたい。と、ひとりごとです。
 あなたにも、こころからありがとう。
 
  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2016.12/27 17:17分
  • [Edit]

こんにちは。

魅力ある人に出会い、生死をともにしたい!
激動の世と、現代の人とは魅力の形が違っていると思いますが、人に好かれる!親しまれる!そんな人になりたいですね。
  • posted by S-masa
  • URL
  • 2016.12/27 21:28分
  • [Edit]

Re: こんばんは。

 こんばんは。 
 そうなんです。わたしも、いつの世にも同じだと思うのです。これはね。

 ……魅力ある人に出会い、生死をともにしたい!……と……。

 この言葉が大好きでね。

 ほんとに、しみじみと、想ったものですが、あきらめましたね。
 
 ふふふふ……そんな亡夫がそうだったらいいのですが……ね。

 因であり、果を知るのです。
 結局は自分でした。

 もっと、魅力あるそういう人にならねば、ね。

 この夜更け寒いひとりの夜に、しみじみ反省。

 お笑いくださいませ。そしてありがとうございます。

  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2016.12/27 22:18分
  • [Edit]

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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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