おばあちゃんのひとりごと

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「お母さん9年間ありがとう」…「ママ、7年間ありがとう」……二人の息子たち……

 過去は変えられないけど、自分と未来は変えられる。
                 中井正嗣


 たしかにね。変えられるんです。でも、過去は忘れる事にしてる。
 でもいいことだけは覚えていたがいいのかもですが……忘れる私。

 先日も幼なじみから、電話が入り話してて、昔のことや、手紙のこと。
「あんたはえらい!よくやってる?」
「ごめん。昔のことも~なにを書いたかも~忘れちゃったわ。」
「あなたは、なんでも忘れたというのね。おもしろいね」
「うん。脳がいっぱいだからね。もう、脳には、はいらんわ」
 なんでもを、すぐ忘れる癖にしてる私。いいことではないのですが。
でも、じぶんが楽になるからね。つい楽さにいっているわたし。
 がんばろうかなぁ。明るくいきたいわ。
 

    アノネ
   ひとのことじゃ
   ないんだよ
   じぶんの
   ことだよ
       相田みつを 


  ☆☆ じぶん じぶんのことだから ☆☆

    なんでも
    どんなことだって
    じぶんなんだもん

    楽しく明るくするのも
    暗く泣いているのも
    じぶんだもん

    なんだって
    ちょっとかえて見る 考える やってみる
    じぶんのことなんだもん

    そうやってくふうしたいな じぶんだもん

    
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 日野原重明の
 生きかた哲学
               日野原重明 著

 死の過程での癒し
 
 もう少し癒しについて話を続けたいと思います。
 われわれが人に接する場合には、その人は肉体を持った人間であると同時
に、知性と霊性とをもっています。ものを考えたり、感じたりするマインド
と、スピリットという世界をもっている存在であるということです。
 私たちがホスピスで相手をする患者さんは、間もなく亡くなられるのだけ
れども、その人は亡くなって消滅するのではなしに、そのスピリットは昇華
し、どこか愛する人たちの間に存続していると考えてみてはどうでしょう。
 Eさんは、36歳で乳癌の転移のため最近亡くなられました。彼女は聖路加
国際病院の看護婦さんでしたが、開業している医師と結婚して二人の男の子
をもうけました。ところうが35歳のときに乳癌の手術をしたのですが、再発
して肝臓にも癌が広がって急速に容体が悪くなりました。私たちのホスピス、
ピースハウスにも二回入院されました。一つは症状の緩和が目的でしたが、
もう一つはにはピースハウスにいる間に二人の子どもに遺す言葉を整理する
ためでした。

 そして、7歳と9歳の子どもにそれぞれ二十歳になるまで、誕生日ごとにマ
マのメッセージを読んでほしいといって、7歳の息子には13通の、9歳の息子
には11通の手紙を書き残しました。それぞれが二十歳になったときに続む最
後の手紙には「あなたはもう大人になったのだから、あなたの意志と判断で
自立して勇気をもって生きなさい」というメッセージだったようです。

 全部封がしてありましたが、そのうちの一つだけ糊がうまくついていなく
て少しあいていたので、ご主人とこっそり見てみました。
 それは16歳になった子供を想定して書かれたもんぽでしたが、「あなたは
16歳になった。あなたはもう女の友達ができる年齢になった、女性との交際
にあなたが注意しなくてはならないのはこうです。というような性教育のこ
とまで書いている。そして、別のノートに書き残されていた子どもへのメッ
セージには、「お父さんには新しいお母さんがくると思うけど、私にもった
のと同じような気持でそのお母さんをあなたたちのお母さんとして迎えてあ
げてください」とありました。

 これだけの心の準備をしながら、この患者さんは静かに家で死んでいった
のです。枕元にはEさんのお父さん、ご主人、そして二人の息子たちがずっ
と見守っていました。だんだん呼吸数が少なくなり、脈が触れなくなってい
く中で、お兄ちゃんが「お母さん、9年間ありがとう」と、耳元でささやき
ました。そうしたら、傍にいた7歳の弟さんが「ママ、7年間ありがとう」。

 これが子どもとお母さんの最後のコミュケーションでした。お母さんとの
心のつながりは彼らの生涯を通してずっと続いていくことでしょう。
 
 そう思いますと、人間が最期を迎える環境や雰囲気はとても大事なことで
はないでしょうか。人生の9割が非常に幸福であっても、最期がみじめな状態
であればどうしようもないのです。

    終わりよければすべてよし。

 シェークスピアの言葉通り、最後の時はが祝福されていれば死もまた決して
悲しみだけではないということを、私は実感させられました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 いろんな人生があり、こういうときは一休禅師の言葉が浮かぶのです。


  いま死んだ どこへも
  行かぬ ここにおる
  たずねはするなよ
  ものはいはぬぞ
           一休


短歌

 しあわせは心の中で思うことじぶんがおもうそれが幸せ

俳句

 雑煮食べ飲み食べうれし幸せよ

川柳

 なごやかに笑っていたい毎日を

 
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Comment

Re: こんにちは、ありがとうね。

ありがとうね。かえってすみません。
なんだか、心がホッとして、温かくなりました。
お気をつかっていただきありがとうございます。感謝。
どうぞ、お身体をお大事になさってね。
  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2017.01/07 11:07分
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