おばあちゃんのひとりごと

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ほのぼのと心があたたまるようでなくては、真実の美味とはいえない。

 三度炊く、飯さえ硬し軟らかし、思うままにはならぬ
 世の中
                  魯山人

 冬は冬を楽しみ、春は春を楽しむ。
 「幸福者」の師が教えてくれた。
                  後藤静香

 いいですよね。なかなか、私は、冬は夏を思い、夏は冬を思う。
そうじゃない。そのとき、そのときをよく味わい楽しまないとね。
わかっていないわ。

 昨日は嬉しいことに義兄夫婦が野菜やらお米やいろいろと沢山の野
菜やらを持ってきてくれました。有り難くて感謝なんです。新年にな
りお義兄さんと姉に初めて会え、嬉しくなりました。ありがたい。

 早速、昨夜は大根を煮たのです。大根を切るとなんていうか、包丁
が吸いつくように感じるのです。煮えるのも早いと思う。そしてほう
れん草や小松菜のぬき菜。美味しい。こういうのは売ってないのです
が、ぬき菜ってとても、美味しくて「おいしいなぁ~嬉しい』
 それこそ「ひとりごと」なんです。
 昨日のことよ。注意力も老いとともに薄れた私、ボーとし歩くだけ。
商店街をいつものように歩いていたら、「アッ!嬉しい」という声に
見たら、ニコニコ笑顔のモーニングコーヒーであう仲良しさんでした。
この方、ずうーと、もう一ヵ月くらい見えてなくて心配してたの。
「私もだけど、みんな心配してたのよ。どうしてたの?」
 と、事情を聞いたらね。娘婿さんが入院され手術なされた………だ
から、自宅近くでモーニングコーヒーしてたのよ。と言われる。
 誰にも、長い人生ですもの、いろいろといろんなことが、出来てく
るものです。
 みんなが心配してたので、この偶然が不思議なような出逢い。
「皆さんに伝えておいてね」
「うん。わかったよ……みんなに言っておくね」 

 嬉しいことに今日は友人が ”スパ”? お風呂にね。連れていって
くれます。出かけるんです。元気出ます。うれしいなぁ。

   
      道   
               相田みつを
  長い人生にはなあ
  どんなに避けようとしても
  どうしても通らなければ
  ならぬ道―――
  てものがあるんだな

 そんなときは その道を
 黙って歩くことだな
 愚痴や弱音を吐かないでな
 
  黙ってあるくんだよ
  ただ黙って―――
  涙なんか見せちゃダメだぜ‼

    そしてなあ その時なんだよ
    人間としての いのちの根が
    ふかくなるのは……


   
☆☆ 老いるごと変わる ☆☆

   なんだか 寒さや暑さも感度が鈍く 
   料理の味もなんとなく
   わからなくなってきたな

   じぶんがわらえる
   でもそれをありがたいと思うことにし
   なんでもが勘でやってる

   楽しんで食べて
   寒さは感じないことを喜び
   勘でいきることを可笑しくて笑ってる

   この老いていく日々
   なんどもをよろこんで
   老いを明るくしていくんです

-----------------------------------------------------------------
 帝王学ノート
              伊藤肇 著

 我流 ”うまいもの考”

 味覚は親切である。どんなうまいものだって、こしらえた人の親切がほん
のりと感じられて、これを口へ入れただけで、ほのぼのと心があたたまるよ
うでなくては、真実の美味とはいえない。
 以下は我流の「美味ノート」である。

 くわいというやつは、あのままでは、それほどうまいものではないが、こ
れをすりつぶして、あげものにするんだ。これを吸物にいれて供にすると、
このくわいの味をすぐ何だと当てる人は、まずいないほど独特の味をもって
いる。これなど料理のやり方で微妙に変化するものの代表だね」
                幸田露伴(作家)

 「豆腐四丁ほど細かく切り、鰹節、特級酒を入れてたき込むだけの簡単な
料理だが、ダシの味が豆腐にしみ込んで実にうまい。醤油を少し落としても
また風味がある。これは料理屋からあまりものの豆腐とカンざましの酒をも
らってたき込み、吉原の土手で朝帰りの客によく売って喜ばれたものだとい
う?」
                新藤兼人(映画監督)

 ――省略――

殊にお惣菜のうまさは、気長に手間隙かけて、コトコトと煮るところにある。

             *

  京料理で名高い「辻留」主人の辻嘉一さんが、

 「料理の作り方は勉強すれば覚えられますけど、食べる人に喜んで
  もらえるような味わい深いもんは、修業を積んだ心を込めな作れ
  まへん。日本料理が百のもんをつくるのに、百二十も百三十もの
  力がないとあかん、といわれる所以どす。といいますのは、それ
  が余裕となり、心づかいになりますよって、初めて料理が生きて
  参りますのや。この力をつけるのには最低十年はかかりまっせ」

  というのも、その間の事情を物語っていよう。
 インスタントではいい料理人も、うまいもんもできるわけがない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

短歌

 現在(いま)はすぐ過去になりゆく老いをゆく早くて戸惑う道忘れゆく

俳句

 裸木にカラスカアカア鳴きとまり

川柳

 鈍くなり寒さも味も老い薄れ
 
  
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Comment

グランマさん、こんにちは~~~♪

お姉さまとお逢いになられて、微笑むお顔が見えるようです。
私は、女ばかりの姉妹でしたので、小さなころは兄がいたらなぁと思ったものでした。
けど、今は同性の姉妹をたくさんこの世に残してくれた両親に感謝する気持ちでいっぱいです。^^ヾ

『ほのぼのと心があたたまるようでなくては、真実の美味とはいえない。』

今日もまた一節、素敵なメッセージをいただき、今、まさに心がほのぼのとしています。^^ヾ

これから出かけますが、少しも苦に感じないほど、温かな気持ちになれました!ありがとうございます♪

昨日のコメントへの、グランマさんの言葉の、おかげでもあります。いつも心の真ん中にまっすぐに届きます。
本当にありがとうございます。

  • posted by 窓
  • URL
  • 2017.01/11 14:01分
  • [Edit]

こんばんは。寒い夜ですね。

窓さま。ありがとうね。

そうです。お義兄さんの優しさに、そして、姉に感謝だわぁありがたいんです。
よくしてくれて、助けられています。会えて嬉しいのです。

それからね。そう そう そうよね。無い物ねだり、私もです。

わたしも、いつも、そうやって思っていました。
兄(13歳上)がありましたが、優しいけれど短気で、よく怒るのよ。
だから「ああもっと優しい兄ちゃんが欲しいなぁ」って!ふふふ。
笑えますね。
兄も、きっと、そう思っているかも?「もっと可愛いくて素直な妹が欲しい」って!ふふふ。
あなたのコメントに、兄を想いだしながら、一人静かな夜、納得しつつ、「兄ちゃんごめんね」ってね。

あなたが、いわれるように、亡き両親に感謝する。いいなぁ。
そうですよね。感謝しないとね。

すべてに感謝ですよね。

いつも、こちらこそ、ありがとうね。
今夜、今ゴミの日で外に出たら寒い寒い。

コメントを、ありがとうございます。うれしいわ。またね。






  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2017.01/11 21:57分
  • [Edit]

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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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