おばあちゃんのひとりごと

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寺の長い参道や階段は、心をキレイに磨いていくための道のりなのです。

 老後は、若き時より、月日の早き事、十倍なれば、一日を
 十日とし、十日を百日とし、一月を一年とし、喜楽して、 
 あだに日を暮らすべからず。
                    貝原益軒

 なぜか、老いるごとに早いと思っていたんですが、そのようです。
  今日は大寒ですね。暦通りの寒い日となり、あちこちで今日は雪やら雨やら
とのことです。風も強いようです。
  ロウバイが満開になっているとのニュース。美しいいいな。
  昨日のことですが、モーニングコーヒーにゆきましたらね。
 いつものとても元気のいい奥さんとご一緒し……。
 いろいろと話しながら、お互いに週刊誌やら新聞を見ながら、
「あの、おじさんに、お会いしてないよね。あなたはどう?……」
「そうよね。会ってないからマスターにこの間聞いたの……けれども……」
「どうかされたのかねえ……」
「あなたも会ってないのね……」
 と話していたら、ちょうどドアが開き、来られた、二人で笑いながら不思議。
 ホントに不思議なことだわ。噂するとこういうことあるのよね。笑えて……。
「どうなさっておられたの……」
 と、話したら、心臓が悪くなり入院し、ペースメーカーというのかな手術をな
さったとのこと。
 驚きました。その手術での料金をビックリし話されるのだが、きいて、びっくり
……もちろん保険だけれども……と。
 お元気になられ、よかったですね……とみんなで話しました。
 何があるか、わからないもので、いまの当たり前の生活の、ありがたいことと。
しみじみと感じた朝でした。一人で歩けて、一人で生活できる。なんていいこと
なのでしょう。ありがたい。ありがたい。ことです。


      *
       
            金子みす
    浜は祭りの
    ようだけど
    海のなかでは
    何万の
    鰯のとむらい
    するだろう


      *


☆☆ むかしはなぜか寒かったなぁ ☆☆

    北風吹いて
    寒くって
    お外で遊んでいるうちに
    手が冷たくなってしまう
    凍ったよう

    もう あったかくはならないと  
    家に帰って温めないと
    痛くなっちゃう
    小さいころの小さい手
    「さいなら」と帰るんだ

    家に入ると「手が冷たいよぉ~」
    おかぁちゃんはふぅと息をかけたり
    両手でこすリ温めてくれるが 
    それでも暖かくならないと
    母は懐で温めてくれたなあ

    むかしはなんで
    あんなに寒かったんだろう
    なんであんなに手が冷たかったんだろう
    ちいさいちいさいころのこと
    お母ちゃんを思うのです

 そうして昔は寒かったんだろうなぁと思うのですが……

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 名僧の一言
            中野東禅 著

 手を合わせると”どんな心”もきれいになれる

道元の「学道用心集」に修められた言葉です。この書物は、修行僧が仏の教えを
学ぶ際の心得を示しており、全10か条から構成されています。
 この言葉にある「心の操」というのは、「自分自身の心の働き」のこと。そし
て、身の行いとは、「行動」です。簡単に訳すと、「心身を整えるのはもっとも
むずかしいことである」ということです。
 お坊さんの修行でもっともむずかしいのは、「心身を整えること」だと言って
います。なぜなら、坐禅などの修行は肉体的には厳しいけれど、人目につくので
頑張ろうという張り合いもありますが、「心身を整える」ことは人の目に見える
ものではなく、自分自身でできているかどうかを確認するのはむずかしいという
わけです。
 道元は、「心身を整えること」とは、どのような場所にいても静寂を感じてい
ることだ、と言っています。
 静寂を感じると、清らかな気持になれます。これが「静寂を喜ぶ心」です。
 古い寺の多くには長い参道があります。中には数百段の階段があり、本堂まで
なかなか大変な道のりのお寺もあります。しかし、やっとたどり着いた本堂で、
仏さまに手を合わせると清々しい気持ちになれますね。そして日常生活での雑多
なことなどをそのときばかりは忘れさせてくれます。まさに心がキレイになる瞬
間です。
 それが静寂を感じることなのです。
 
 寺の長い参道や階段は、心をキレイに磨いていくための道のりなのです。

 道元は、この静寂を静かな寺の中でだけでなく、街の喧騒の中にいても感じる
ことは、お坊さんの修行の中でもっともむずかしい、と道元が言っているのです
から、皆さんにはさらにむずかしいことかもしれません。
 だから寺があるのです。都会の喧騒につつまれた小さな寺でも、本堂の前で手
を会わせれば、不思議と静寂を感じられるものです。もし近所にてらがなければ、
神社でもいいじゃぁないですか。通っているうちに、だんだん静寂の感じ方にも
慣れてきて、日常生活の中でも静寂を感じられるようになっていくものです。

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  なんだか、分かったような気がします。  
  心をキレイに磨いていくための参道なんですね。なるほどね。


短歌

「さむいね」といぇば「昨日よりまだいい」と「2度高い」というふふふと笑へ

俳句

北風に皆寒そうに早足だ

川柳

出初式はしご乗り見るかっこいいな


 
 
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フェアリーグランマ

Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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