おばあちゃんのひとりごと

Entries

人間の、体は使用しないと退化してしまうという。「廃用性委縮」である。

 人間生きることが全部である。死ねばすべてなくなる。
               坂口安吾

 一日生きることは、一歩進むことでありたい。
               湯川秀樹

 尊く、正しく、清く、そして強く生きることである。
               松本幸夫「中村天風の教え」


 空は青空です。白い雲。美しい。今朝も寒いですね。
 昨日は、土曜日。どこも人が出てて賑やかです。こういう活気が
好きです。歩いている人らが幸せそうに見えるからね。
 近くにあるスケーターボード(?)を練習するところがあり、若
者が大勢練習をしていました。見ていますとその技が凄いんです。
 ちいさい子やら、みんなが楽しんでおられました。
 そしてご近所の知り合いの、おじいさまに、お会いしましたので、
「こんにちわ。おひさしぶりです」
「わぁ~お元気でいいですね。お会いできて嬉しいです。」
「元気じゃぁないですよ。あそこやらここやら……」
「でも、痛みはとれたのでしょう。よかったですね……お元気でね」
 にこやかな優しい笑顔にあうと嬉しいのです。
 白髪で穏やかな人柄、もう、ずいぶんのお年なんですが、会うと、
私が元気をいただくのです。ありがたい。
 

        *

    お花だったら
           金子みすゞ

   もしもわたしがお花なら、
   とてもいい子になれるだろ。

   ものが言えなきゃ、あるけなきゃ、
   なんでおいたをするものか。

   だけどだれかがやってきて、
   いやな花だといったなら、
   すぐにおこってしぼむだろ。

   もしもお花になったって、
   やっぱしいい子になれまいな、
   お花のようにはなれまいな。


       *

 ☆☆ むかしむかしその昔 ☆☆

  はるになると
  学校帰りにみんなと
  約束しては

  つくしとりに
  土手にいくと
  つくしんぼ生えてる

  とってくると
  おばあちゃんが
  新聞紙を広げる
  そこにつくしをパッと置く

  話しながらはかまをとる
  おばあちゃんの話はときに
  おどすように怖いのだ 
  人攫いの話やらマムシの怖さやら

  そうやっていろんなことを
  教えてくれてたんだなぁ
  
  怖い人からは逃げないと
  泣いてると捕まって
  見世物小屋に
  売られてしまと言う
  
  怖い話は泣いててはダメ
  ただ逃げろだった
  ほんとうの話のようで
  まるで知ってるように話す
  その話は恐ろしかった
  今でも恐ろしかったなぁと思うのだ

  もう むかし 昔のことよ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 中村天風の教え
            松本幸夫 著

 他力本願でのみ生活すると
 人間の一番大切な理想というものが
 断然貫徹しない

 「人に相談しなければわからない仕事はすべからず」と天風は説く。
 天風は、事業の相談を受けることがあったが、結局アドバイスはでき
ても最後まで事業をやるのは本人だという。だから、「この事業はやっ
た方がよいでしょうか?」といった類の質問は、はねつけたという。
 事業に限らず他力本願の、人に頼るような生き方を続けていると、自
分の「理想」が想像できなくなってしまう。人間の体は使用しないと退
化してしまう。いわゆる「廃用性委縮」である。私たちの生き方にして
も同様であろう。「自力」を活用していかないと、やがては自分では何
も考えず、積極的に行動していくようなこととはほど遠い生き方をする
ことになる。
 他人のアドバイス、援助をすべて否定するのではない。しかし、それ
も自分の夢・理想があってこそ活きてくるものであり、「他力本願」で
はならない。死病から解放されたいと切願した天風が、「他力」に頼り
世界行脚したものの「答」は得られなかった。が、カリアッパ師のもと
で修業を続けてやがて、「自力」で悟りを得た。自力本願であってこそ
道は拓ける。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 なんでもを、占いとか。神さまとかにたよってしまうとね。
 それがいいと思うかもですが、やはり、この天風師のように、自分の
ことは、自分で判断し、結論を自分で出す人でないとね。そう思います。

短歌

 ひとりゆえその気楽さに感謝しひとりを楽しみ勝手に生きる

俳句

 花屋店桜の枝が売られおり

川柳

 ショーウィンドウ春の装い活気でる


スポンサーサイト

Comment

ほんわか

いろんな事を考えているときこのブログに出会いました。
日本の言葉は温かで美しい表現が多いなと改めて
感じながら励まされています。
  • posted by
  • URL
  • 2017.02/21 12:57分
  • [Edit]

Re: ありがとう。ね。

 ほんわか さまね。

 訪問くださいましてありがとうございます。

 なんかが、こころのどこかに、残って、あたたかくなったら、嬉しいわ。

 元気が出たら、もっと、嬉しくて、私まで、心が喜んでしまいます。ありがとう。
 
  
 コメント、訪問下されありがとうございました。またね。
  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2017.02/21 19:56分
  • [Edit]

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

プロフィール

フェアリーグランマ

Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

ランキング

ブログ村のランキングに参加しています。応援してくれたら元気が出ます!
にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・自作ポエムへ にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
にほんブログ村 にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村

flag counter

Flag Counter

最新記事

最新トラックバック

音楽