おばあちゃんのひとりごと

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捨て身で救う………部下思いの五十六さま

  やってみせ、言ってきかせて、させてみて、ほめてやらねば
 人は動かじ。
                  山本五十六

 勇気を修養するものは、進む方の勇ばかりではなく、退いて守
 る方の沈勇もまたこれを養ふやう心掛けねばならぬ。両者がそ
 ろって真の勇気が成る。
                  新渡戸稲造


 今日は寒そうです。昨日友人から久しぶりに電話があり、
「明日でしょう。」
「明日じゃァないよ。来週だよ。」
「ランチ、4人予約しちゃったわ」
「じゃァ明日は、私が行くから二人に変更したら~~「
「ありがとう。ごめんね。明日2人で来週4人で予約しとく。じゃ明日ね」
 来週、中国から帰国したからという友、旧い友らで4人でランチするのです。
それを、間違えて、今週予約してしまったらしい。だから、今日は二人で、ラン
チすることになりました。暇な私には、あの優雅な彼女、華丸うどんで食べたり
する友です。ふふふ。あれから会ってなかったんです……。さあ、だから、ね。
 お昼めがけて、バスでいくのです。この友とも、最近、会ってないから、これ
も、神仏が仲良くするようにこういう機会を下さったのよね。ふふふ。そう思う
のです。ありがたく、感じるのです。
 あのね、むかし昔のこと。想いだしましてね。
 私は、父が転勤で新潟県長岡市に住んでいたときにうまれました。でも、赤ち
ゃんの時なので、なんの記憶もないのですが、その地名は、懐かしい気持ちです。
父は官庁に勤務し、転勤が多く新潟・静岡・愛知とね。だから、子どもが出生地
がみんな違うのです。私は、長岡市渡里町で生まれ、両親を連れて一度その地に
行きたいと願っていましたが行けぬまま亡くなってしまいました。心残りでした。
昔の謄本では父が届けたと手書きで書かれていましてね。それを見るだけで笑わ
ないでくださいね。胸がジーンとするのです。養女の姉やら兄は生きているとき
新潟での話を教えてくれたもので、悠久山とか信濃川とか……雪がすごくて~~
~とかね。もうみんな忘れてしまったわ。そして父と母が、ちいさい頃話してい
たなと、この山本五十六さまのことを……ふと思い出しました。
「山本五十六という人は、立派な人だったなぁ……」
「ちょうどいい時に、亡くなられたなぁ……」
「立派な葬式だった……」
「立派なお葬式でしたねぇ」
 と、話しているのを、聞いた覚えがあり、もう忘れてしまいましたが? 当時、
長岡に住んでいたと思うので、お葬式に行けたのかもしれませんが……その話を
想いだすと、ああこの人のことだったんだなぁと亡き両親とともに想いだします。
 でも、間違いかもしれません。ちいさい小さい頃の亡両親の思い出です…?

       *

     鯨法会
         金子みすゞ

    鯨法会は春のくれ、
    海にとびうおとれるころ。

    はまのお寺でなるかねが、
    ゆれて水面をわたるとき、

    村のりょうしがはおり着て、
    はまのお寺にいそぐとき、

    おきでくじらの子がひとり、
    その鳴るかねをききながら、

    死んだ父さま、母さまを、
    こいし、こいしとないています。

    海のおもてを、かねの音は、
    海のどこまで、ひびくやら。


           *


    ☆☆ なみだ ☆☆

     なんでもないというのに
     なんだか涙が出るのです

     春の夕暮れ 空見あげ
     遠い昔が思いだされ

     優しい父や母思う
     こいし こいし ああありがたい

     いつになるかはわからない
     みんなみんなまっててね
     
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 冬の偉人たち
         監修:中西 進 (帝塚山学院学院長)

 -山本五十六:身を挺して部下を救う不惜身命の心ー

 1941年12月8日未明、日本海軍機動部隊は、ハワイ・オアフ島の真珠湾米軍基地
に奇襲攻撃を行い、太平洋戦争の火蓋は切られたのです。連合艦隊司令官山本五十
六は、この大胆無比な作戦で、太平洋の制海制空権を握り、マレー海戦、スラバヤ
沖海戦を経て、珊瑚海からインド洋までを制定、一転してミッドウェーへと奔放に
暴れ回りました。
 五十六は日米開戦に慎重でした。開戦論が高まり、近衛首相に問われて五十六は
「ぜひやれと言われれば初め半年か一年の間は暴れてごらんに入れる。しかしなが
ら、ニ年三年となればまったく確信はもてぬ。三国同盟(日・独・伊)ができたの
は致し方ないが、日米開戦を回避するように極力御努力を願いたい」と述べ、母校
長岡中学校同窓会では、「現在世界を見わたして、飛行機と軍艦では、日米が先頭
に立っていると思うが、しかし、米国の科学水準と工業力、資源の点ではまったく
比較にならぬ。日本は絶対に米国と戦うべきではない」と、語っています。
 五十六が予測したように、緒戦から半年は勝ち戦、あとは敗けながらも転戦して
いましたが、1943年4月18日、南太平洋ブーゲンビル上空で作戦指揮仲、米軍機に
撃墜され戦死しました。
 捨て身で救う―――部下思いの五十六。
 五十六が航空母艦赤城の艦長時代にの時、波の荒い日、甲板に着艦しようとした
一機が、目測に失敗してオーバーランしました。このままでは、海中に墜落してし
まいます。艦橋の指揮所にいた五十六はそれを見るなり、指揮所を飛び出し全力疾
走して飛行機の尾翼にしがみつきましたが、飛行機の力にかなわず、ずるずると引
きずられるばかりです。驚いた士官や水兵たちが大勢駆けつけて、必死に主翼や尾
翼にしがみつき、転落寸前の飛行機をやっとのことで食い止めたのです。無謀な行
動には違いありませんが、部下を救おうとして捨て身の行動に出た五十六に、艦内
全員は深い感動を覚えたのでした。

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短歌

 静かなる時にえてして過去もどりなんだか涙し笑えるのです

俳句

 友があり春のひと日や愉しいな

川柳

 両陛下心伝わる旅をされる


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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

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