おばあちゃんのひとりごと

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人に見えずとも、神さまには見えるからです。これが本当の奈良人形の心です。

 人間には二つの悲劇がある。一つは欲望が達成されない時、
 もう一つは、それが達成されてしまう時である。
            バーナード・ショウ

 金の苦労を知らない人は、その人柄がいかに良くても、ど
 こか食い足りぬところがある。人の苦しみの察しがつかぬ
 からである。
            森 信三


 今朝は、ぼんやりしています。昨日歩き過ぎたかなぁ?疲れてるな……さあ。
 昨日のことですが、急に暖かくなりびっくりです。でも、ありがたい。春よね。
  朝のモーニングコーヒーにゆきましたら、あの明るい奥様が来ておられ、ほっとし
どれぐらいお会いしてなかったかな?病院の帰りに午後はよられたとか?いわれた。
「いかがですか。ご主人さまは……」
「ありがとうございます。落ち着いてきまして、カテーテル検査をするだよ。」
「良かったね。お大事にね。ビックリだね。」
「そうだよ。あわてたわ」
「救急車に、電話して事情を、話して5分もしないうちに来てくれて、もう入院の
 手配もすんでいたんですよ。早くて、救急車にもう感謝だったわ」
「そんなに早いの。すごい、よかったね。」
「ここいら辺は、いいわぁ。救急車が近いでしょ。びっくりしちゃうほど早いの」
「電話を斬って5分もしないくらいだった」
「そうだったの。助かったね。ありがたいね。救急車に感謝だね。」
 話の途中に、お隣におられた4人の紳士(背広姿の方々)のおひとりが、
「たばこいいですか?すみませんね」
「いいですよ。どうぞ。どうぞ。………」
「このまえ、お会いしましたね。ここで」
「エッ!そうでしたか。もう、わたし、ぼけ老人でだわ。すみません」
 笑えますよね。覚えてないのですもの。恥ずかしくなっちゃう。
お帰りの時に、「これ、よかったらつかっください」と、何かをくださる。高級
ホテル(観光地の)社員割引のチケットでした。びっくりして、ね。
「ありがとうございます。また、お会い出来るかもですね。ありがとうございます」
心の中で、なかなか行けないなぁ~~行きたいけれどもな~いけないわぁ。思う。
  

       *

     生きるのだ
           坂村真民

   いのちいっぱい
   生きるのだ
   念じ念じて
   生きるのだ
   一度しかない人生を
   何か世のため人のため
   自分にできることをして
   この身を捧げ
   生きるのだ

      *

   ☆☆ 願う ☆☆

    願いとは
    真剣に思うこと
    願いとは
    真剣に手を合わせること
    
    それは念じることであり
    念じれば 念じるだけ
    その願いは
    叶うと思うのです

------------------------------------------------------------ーーーーーーーーーーー
 神さまにほめられる生き方
                春日大社権宮司
                  岡本彰夫 著

 出来上がりまでのプロセスが感動を生む
 
 本物には力がある。一所懸命取り組んだものには、それだけの力が宿ります。しか
し、手間を惜しんだものには力を発揮しません。

 たとえば、江戸時代の木版刷りの「名所図会」という、今でいう観光案内書を見て
みましょう。これは紙一枚一枚を丁寧に漉き、版木を彫ってバレンで刷り上げ、手間
ひまをかけて作られたものです。古本市で手に入れようと思っても、大層高価なもの
ですから、原本を写真に撮って印刷したものが安価に出回っています。しかし、原本
と写真版ではまったく風合いが違います。インパクトが天と地ほど違う。手間ひまを
かけ、真心を込めたものには、醸し出す力があります。完成までの過程、努力の結晶
が、不思議に見る人に感動を与えるのです。まだ奈良には一刀彫という人形がありま
す。かって奈良人形といわれた物で一見すると一刀で彫ったような風合いがあります
が、もちろん一刀では到底彫りだせるものではありません。綿密に計算して幾度もノ
ミを使い、あたかも彫ったように風合いを出すことに、職人は苦心するのです。

 では、なぜその風合いを必要とするのかといえば、それは神さまにお供えする人形
だからなのです。つまり、人間が触れれば触れるほど、人形は汚れてしまいます。だ
から、「ほとんど触っておりません。自然のままでございます」と神さまにお示しす
るため、一刀で彫ったような風合いを出すのです。しかも。人に見えない足の裏まで
美しく彫っています。人に見えずとも、神さまには見えるからです。これが本当の奈
良人形の心です。たとえ見えなくとも、いや、むしろ見えないところに丁寧な仕事を
してあるのが本物なのです。

 かって奈良の土産物屋には、一刀彫りの小さな人形や根付などの小物が所せましと
並んでいました。お客はそれを手にとり彫りのよい彩色の丁寧なものを丹念に選んで
買って行ったのです。当然質のよい物しか売りません。ですから、職人たちはたとえ
安価な小さい人形でも手を抜かず、心のこもった素晴らしいものを彫ったのです。だ
から全国から訪れる旅人が我先にと奈良の土産として買い求めその名声はは広まりま
した。

 しかし、名声にあぐらをかいて、芸術家気取りで粗雑な作品に高い値をつけて売っ
たとしたらどうでしょう。技量のない人間ほど、また宣伝がうまい。これでは買い手
によほど鑑識眼がないと本物がわからなくなってしまいます。これはすべて美術品に
もいえることです。

 本当の芸術家たる人は、その前に本当の職人でなければいけません。また、職人こ
そが芸術家になれる。あらゆる技法を身につけた職人でないと、芸術家にはなれない
と思うのです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 奈良は何度もいったけれども、それを見たいなぁ……と思いながら、読みました。
 でももう奈良に行くこともないわぁもし行かれた方は、見てくださいませ。

 短歌

  車いすひいているのは孫さんかおばあちゃんは嬉しそうだな

 俳句

  寒いなとひとりごと春はまだこない

 川柳

  春眠がなつかしなれどわれ不眠


 
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Comment

おはようございます。^-^

救急車が五分で到着とは!
本当に良い地域にお住まいなんですね。

「タバコを吸ってもいいですか?」
なんて聞いてくださる方も、紳士ですし。^_^

そういった善の人々が周囲にいらして、お幸せですね〜!
けれど、それもグランマさんの御人徳かもしれませんね。
  • posted by 窓
  • URL
  • 2017.03/30 08:08分
  • [Edit]

こんにちは

 窓さま

 ありがとうございます。

 そうなんです。とても、老人が住むのには、とても、便利です。
 
 その、喫茶店は、喫煙がすべていいのです。禁煙席はないのです。
 とても、礼儀正しい方ですね。

 ありがとうございます。ありがとうね。感謝。



 
  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2017.03/30 13:24分
  • [Edit]

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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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