おばあちゃんのひとりごと

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死の直後、光明が現われ光による救済が行われます。

 紅梅に 佇(た)ちて美(うる)わし 人の老い
                  富安風生             

 おこないはおれのもの、批判は他人のもの、おれの知ったことじゃない。
                  勝海舟

 この俳句、いいですね。人の老い………ね。”美わし人の老い” そう生きねばね。

 昨夜、ゴミを捨てに行ったらね。親子連れと一緒になる、大好きな家族。いつも、時折
話すだけですが、なんとなくいい感じの家族で、男児が6年生だと思う。つい声をかける。
「おおきくなったね。いい子だから楽しみだわ」
「いつもありがとうございます……」
「いい子じゃぁないね。いい少年ね。いい顔してるもの……楽しみだわ。頑張ってね」
 その子も、雰囲気が笑顔、おかあさんは、もっと笑顔。そして「ありがとう」と、おっ
しゃる。お父さんもいい雰囲気。そういうご家族はいいなぁ。エレ―ベーターを降りると、ご
近所さんの男性に会う。そのかたが、私に、いわれるので……
「こんばんは」
「いまごろ、どこへ行って来たの?」
「ゴミ捨てにいったきただがね」
「わしのも、持っていってもらえばよかったかなぁ?しまった!」
「エッ、反対でしょ。持っていかせていただきますでしょ。アッハアツハ」
「そうだった。すみませんね。そうですね」
 と二ヤリ。笑っておられた。ふふふ。楽しい会話よね。
 

      *

    うそはいわない
    ひとにはこびない
    ひとのかげぐち
    いわぬ
    
     わたしにできぬ
     ことばかり
        相田みつを

      *

   ☆☆ 海  ☆☆

     広いな
     みわたすかぎり
     うみだ

     うみのむこうは
     よその国
     いろんな国がある
   
     このうみのむこう
     みんな幸せだったらなぁ
     素敵なんだが

     そうなるよう願い眺めてる

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 さわやかに
 死を見つめる
   80の話        公方俊良 著

 花は散り際、役は引き際、人は死に際
       ――死は終わりではなく、魂の美しい昇華――

 生あるものは、一旦死んでも、それで終わりではなく、また生まれ変わり、生を
繰り返すというのが輪廻転生の考え方です。
 この思想は、古代インドから一般に説かれています。古代ギリシャでも輪廻思想
は説かれ、チベット仏教では今日でも主流の考え方です。
 わが国でも、南北朝時代の武将・楠正成公が、湊川の戦で足利尊氏の軍に敗れ死
ぬときに、七生報国して朝敵を討つことを誓ったとされているのも転生の思想です。 
 七生とは、七度生まれ変わることです。生まれ変わるときに望みを果たそうとい
う決意です。
 生まれ変わるのに、何に生まれるかは、われわれ自身の行為とその結果による業
(カルマ)にもとずくとされています。つまり、罪業によって善の世界に、悪業に
よって悪の世界に生じるというものです。 
 チべット仏教では、死を科学的、医学的な常識で捉え、すべての終わりと考える
のではなく、新たな目覚めへの出発点と積極的に捉えます。ですから、死は終わり
ではなく、変容であり、敗北ではなく、魂あるいは意識の美しい昇華であるのです。
 つまり、医学的に生命がなくなったといっているだけで、生の本質も死の本質も
何も変わってはいないのです。私たちが生きていることも、死も同じ中有(バルド)
であり、生と死が分かれているのではなく、一つのプロセスなのです。だから、こ
の瞬間を大切に過ごさなければならないのです。
 死の直後、光明が現われ光による救済が行なわれます。光明と空が一体になって
一つの大きな光の集合体を形成します。これが不滅の仏の光です。すると、死者の
意識は身体から抜け出して周りを浮遊していきます。
 心と身体が二つに分かれたとき、生命の根源を作っている本質である法性(ダル
マ)が現われるといわれています。

 生物の体には、七日目ごとに何か目に見えぬ不思議な波が忍び寄ってきます。
ですから、肉親との死の衝撃も七日を一区切りとして遠のいていき、病気が癒える
のも同じです。

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 ―――いまだ生を知らずいずくんぞ 死を知らん――― 
                        孔子

 この孔子さまもこれも、好き、また、一休和尚さまのお言葉ですが。
 (何回もブログに書き過ぎのわたしですが)好きでね。ふふふ。

 いま死んだどこへも行かぬここにおるたずねはするなよものはいはぬぞ
                          一休

「死後の世界とは、どのようなものですか」と、一休和尚に尋ねると
「生まれ来て、その前生を知らざれば、死に行く先も、また知らぬなり」
                          一休

 門松や冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし
                          一休

短歌

 人はいつかどこかに逝くがいつ逝けるどうやってどこへわからんがいい

俳句

 咲いた花なんじゃもんじゃ名がおかし

川柳

 考えてそれでも失敗ばかりのわれ


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Author:フェアリーグランマ
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心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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