おばあちゃんのひとりごと

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エリザベス女王といい、ロックフェラー夫人といい、ともどもに示されたウイット。

 幸福は幸福なひとにはみえません もしも不幸になったら
 そのとき幸福がみえるはずです。
               やなせたかし

 なんでもない日々がどれほどの幸せであるか。あたりまえの日々にあるなかの
 幸せをいっぱい見つけて見て。
 
               フェアリーグランマ


 昨日はね。涙にであったのです。
 なんだか、久しぶりにあい、声をかけたら、私の顔を見ただけで涙があふれ、それが
とてもきれいな涙。美しなぁと見惚れてしまいました。涙ってホント美しいですね。
 きっと辛いことがたまっていたのでしょう。だから、泣いている傍で、私は背中をな
でていたんです。そういうときって、どうもしてあげられないもんです。
 話せないこともあるだろうし、話したくないこともあるだろうから、ただただ、だま
ってそうと、撫でていました。それでもいいだろうとね。そう思うのです……………。
 また、きっと、涙があふれてこぼれてそのあとには、すっとして笑顔になれると信じ
ているのです。なんにもしてあげられなくてね。今度また近いうちに、会いに行ってこ
ようかとは思うのですが………若い時ってありますよね。そう思うのです。だから、
 
 ………その悲しみも苦しみも、無限じゃない…からね。大丈夫よ…………
 ………なんでもがんばりすぎないで、ほどほどにするがいいのよ…………

 むかし、そういうときって、このままいつまでもこのままだなんだなぁと思うわけ……
ではないけれど、なんとなく、ああ いつまでもという思いが多かったなぁと思った……

 そうして、ある時、ハッと気ずいたんです。無限じゃァないってね‼?驚きでした。

 その人もよほど辛いことがあったんでしょう。老いた私には、そのような経験がある。
むかしむかしには、いろいろとあったので、なんとなく、いろんなことがね。なんとな
くわかる気がするのです。でも、今度あうときは、きっとニコニコしてると思うから……
     「この間はごめんね。ビックリしたでしょう」ってね。

       *

    背筋をのばして
    肩ひじを張らず
    すんなりさらさら
    ゆきましょう
       水のように
       それがなかなか
       できないわたし
          相田みつを

       *

   ☆☆ 綺麗な涙 ☆☆
 
    涙がポロポロ頬をつたふ
    あふれおちゆく
    美しい涙が

    一生懸命に毎日を
    生きているからなのでしょう
    それがわかるから

    ただただなにもせずに
    背中をなでるのです
    いっぱい流したら

    きっと
    また頑張るひとだから
    泣かせてあげたいのです

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 花のある人
  花になる人         草柳大蔵 著

 ウイットの世界の住人

 ウイットはジョークやユーモアとは性質が違うのではないかと思う。
 ジョークは冗談ですよね。あるときは、『軽口』 になる。もう少し落ちると
駄洒落にさえなってしまう。ユーモアはおかしさです。それも痴呆的おかしさで
はなく、どこかホノボノした、人間っぽいおかしさだろう。ジョークは言葉であ
らわされるし、ユーモアは顔や動作であらわされる。
 ウィットは頭のハタラキではないか。機転がきくという場合の「気…」にあた
るように思う。
 かつて、エリザベス女王がディナーの席でインド代表がフィンガーボールの水
を飲んだのを目撃すると、ご自分もボールから水を飲んでインド代表に恥をかか
せなかったという有名な話があります。
 似た話を扇谷正造さんが書いている。アメリカに旅行したとき、ロックフェラ
ー夫人の招待を受けた。紹介されるまえに、扇谷さんは夫人に挨拶をした。
「英語がよくしゃべれなくて、残念です」
 夫人はにこやかに応対していたが、このときは急に真顔になり、
「いいえ、いいえ、私こそ、日本語でお話しできなくて残念です」
 扇谷さんはこの言葉を聞いて、何かに打たれたような気持ちになった」と書い
ている。「そうだ、私は日本人なのだ、とすれば、外国語がしゃべれないのはあ
たりまえのことではないか。片言ながら、英語をしゃべることは、むしろ、ほこ
りにしていいことではないか。外国旅行者につきものの、いわれない劣等感が、
サラサラと私の身体から落ちて行くような感じがした……」
 それにしても、エリザベス女王といい、ロックフェラー夫人といい、ともども
に示されたウイットに「なんと思い遣りがこめられていることだろう。思い遣り、
というが、そのまえに相手の思いに対する理解がある。「おえら方や金持ちに、
われわれ庶民の気持はわかるまい」というヒラキ直り的常套語があるが、どうも
違うようだ。むしろ、ハイ・ソサエティでは、むすめの教育に「相手の思いがわか
る能力」を身につけさせることが織り込められているのである。ウイットのきいた
会話や動作に接していると、下手な駄洒落が 雑音にきこえてくるから不思議であ
る。極端にいうと、世の中の人は「ウイットの世界に住む人」と「ダジャレの世界
に住む人」の二種類に分かれているのではないかと、思われてくる。

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 なんていうか、やさしさね。いいですよね。思い遣りね。
 「相手の思いがわかる能力」は、たぶん、自然についていくんのでしょうにね。
と思うのだけれド……なあ

短歌

 ああもう夏そんな感じの五月なり地球がなんか泣いているかも

俳句

 この間寒いと言ってたもう初夏

川柳

 あちこちでいろんなことがおきすぎる


 
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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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