おばあちゃんのひとりごと

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老婆心が足りない

 なんか 今夜は読書がしたくなりましてね。昔 読んで好きだったお話をみつけました。
 私は性格が幼稚なのか、なぜか愛をいつもいつも求めて生きてきたように思うのです。

{老婆心}
 曹洞宗の開祖、道元禅師に懐襄(えじょう)と義介(ぎかい)の二人の高弟
がいました。二人とも才長けた立派な人材で、当然、師の印可を受けるべく人
であったが、どういうわけか、禅師は(ぎかい)には印可を与えられなかった。
 (えじょう)は情義のあつい人でしたので弟分に印可が下らぬのを大変苦に
しまして、ある時、禅師に、「なぜお師匠様は、(ぎかい)に印可を与えられ
ないのですか」と訊ねますと、「あれはよくできる。けれども老婆心が足りな
い」とおっしゃった。しかも亡くなる時も、枕元に駆け付けた(ぎかい)に。
「お前はよくできるが、どうも老婆心が足りない。これから先も常にこの老婆
心を心がけよ」と遺言しておられる。
 
 他の本では、確か(ぎかい)様もなにかでハッとされ、気ずかれ道元禅師の
後を(えじょう)が継がれ、その後を(ぎかい)様が継がれたと思いましたが
いいはなしだと思いませんか。
 老婆心です。とても大事なことなのですね。
 才智、技能に優れていようとも、大事なことは思い遣り、人に真心を尽くす
うるさがられるほどの優しさをもつ。老婆心とは人に対してだけでなく、勉強
にも、家庭のことも、家族、にも、もうこれぐらいでいいか?ではなく、もう
少しこうしたら、こういうふうにしたらとか、優しいきもち、真面目に取り組
む。そういう風にいきたいものです。それが仏教の教えなのでしょうね。
 毎日生きていくことはなかなか大変です。優しく生きていきたいものです。

 なぜか、好きな話の一つです。     
  {老婆心……くど過ぎる親切}
  {印可………弟子に奥義を授けること。}
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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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