おばあちゃんのひとりごと

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「生まれて初めて大きな声で叱られました。本当に驚いたけれども、注意を守らなかった僕が悪い」

 私のキャンプでは単純ですが、「自分でされて嫌なことは友達にするな、
 自分でしてもらってうれしいことを友だちにしてあげなさい。みんなでき
 るね。約束したよ」で規律を守っています。これが大人の社会においても
 同じことで、これが善悪の説明だと思います。
                         小野田寛郎

  今朝は爽やかな空です。夢が空しく悲しい夢で、眼が覚めてしまいました。涙。
 元気出さないとね。午前4時です。ふふふ。何やっているのかしらね。

 むかしむかしのこと。甥っ子が遊びに来てて、まだ4~5歳頃だったと思う。
 甥っ子は家の庭のひょうたん型の池のそばで、庭石に坐ったり、石橋を渡ったり、
築山に登ったり、池のまわりを金魚を見ながらひとりで遊んでいた。
 庭石やら松やらの植え木のある小堀遠州作(ふふふ・まさか冗談ですよ)じゃぁない
けれども、日本庭園のあった昔の実家です(もう今は、ありません・涙)。
 父母や姉や妹らと、縁側の椅子にかけて、甥っ子が、あっちにいったりこっちにい
ったりし遊ぶのを見守りながら、みんなで楽しく雑談していたんです。
 金魚に父がいつも餌をあげる場所に、甥っ子がいるのを見てて(足音で金魚が寄っ
てくるので)甥っ子も嬉しいのだろうなと見ていたら、池を覗き込んでいて、突然に
頭から落ちた。「あっ、落ちゃった」誰もがひとりで起きるだろうと思えていた……。
 そういう時って、自分ではおきあがれないのですね。
 エッと思いつつ、起き上がるとおもっても、起き上れない。何もできないのだ。
 みんなびっくりして走りかけよる。見ててしみじみ………そういう時は、絶対にひ
とりでは起き上がれない。頭が下になったままだとどうにもならないのを知りました。
 水の事故は、そういうことを、思っていないといかんなぁと思い知らされた出来事
でした。すぐに助けたので、何にもなくて本人は驚き過ぎて大声で泣いていましたが
それがどれほど危険なことかを……知り。まだ若かった何も知らない娘の頃のことでし
たが、水辺の怖さを知りました。

 というより、子どもは頭が重いから起き上がれない。

 母が ”子どもは頭が重いから、のりだしたりすると危ないからね。頭から落ちやす
いから怖い………気をつけないといかんよ” いつも言ってたことは、こう言うことを
知り「よほど、気をつけないといかん……」そのことが、身にしみる経験でした。
 この本の一節を読み、思いだしました。

     *
        相田みつを

   遠くから
   見ている

     *

  ☆☆ 無知なんだよね ☆☆

    ちいさい頃って
    ほんと無知だよね
    なんにも知らず

    父母やら兄やら姉やらに
    叱られて怒られて
    なんでかなと考えて
    そうか
    そうなんだ

    いろんなことを
    そうやって知り
    自分のいのちも
    守ってこれた気がする

    無知であることを知り
    すべてから日々にまなぶんだなぁ
    昔を想いながら思うのです
    長生きができています
 
    ありがとうございます

--------------------------------------------------------------------------------
 君たち、
  どうする?
                     小野田寛郎 著

 親の心 子知らず
 ―――省略―――
 子どものいう「どうして」「なぜ」などは服従したくないから口にする科白で、
「もういい」で免除されることを狙っていると考えた方が早いでしょう。そうでな
ければ大人を困らせようと意地悪に出ているのです。
 ついに子どもから「人を殺してなぜ悪い」という疑問まで出るご時世です。大人
は自信を持って敵として対峙しなくてはならないと思います。
 自然塾のキャンプで驚いたことがあります。子どもたちと山登りをした時、途中
の休憩地点に一方が崖の非常に危険な場所がありました。近寄らないように何度も
注意したにもかかわらず、小学5年生の男の子ががそこに近付いたのです。
 監視役の屈強なスタッフがあわてて駆け寄り、「馬鹿野郎、命がいらないのか」
と胸を鷲づかみにして怒鳴りました。その男の子は、「生まれて初めて大きな声で
叱られました。本当に驚いたけれど、注意を守らなかった僕が悪いのです」と非を
認めて反省していました。
 考えさせられたのは「初めて叱られた」という言葉です。それまで叱られるよう
なことを一度もしなかったとは思えません。きっと大人が叱らずに済ましてきたの
でしょう。スタッフの大声は真剣だったからこそで、だからその子も素直に頷いた
のです。是は是、非は非と叱るべき時は、真剣に愛の鞭をふるうことを忘てはいけ
ないのです。
 子どもは昔のように半人前だのといって差別はしないようになっても、まだ保護
を必要とする身分であることに相違はないのです。保護者である大人と子どもを区
別したからといって、それは差別したのではありません。ことに父母は未成年者に
対して監護・教育・財産の管理など包括的なっ権限および責務を有する立場であれ
ば、当然のことです。
 私たち夫婦は家内の娘の子どもを2歳の時に養子にもらったのですが、直接育てる
ことができないので実家でそのまま育ててもらいました。 
 毎年日本とブラジルを半々で行き来している私たちには、それができなかったんで
す。それでも実家が大事に育ててくれて、息子は私たちのことを「お父さん」「お母
さん」と実の親のように呼んでくれます。 自分の子を持たないで、子を持つ親のき
もちがわかかるかとと言われるのは嫌ですが、それでも親のうちだと思っています。
 私は、自分がそうだったという思いもあって、「何になってもいいんだよ。でもそ
こで一番になって欲しい。但し、泥棒と詐欺師はごめんだな」としかいいません。
―――省略―――

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 ……ことに父母は未成年者に対して監護・教育・財産の管理など……このところを
を、まだ子どもなんだ……ということを、知るというか見守ってあげないと思うので
す。テレビのさまざまなる若さゆえのこわいニュースを見るにつけね。

短歌

 夕方に買いものに出る夕飯を何にしようか何を買おうか

俳句

 夏なればト―フ―豆腐売りきたむかし

川柳

 ひさしぶりなんだか亡母の夢を見る

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Comment

感謝☆

グランマさま、やっと日差しが出て涼やかな風を感じています。

甥っ子さんの夢をみたのでしょうか・・
想像しただけで、震えました。
水は本当に怖いですね。

小野田寛郎さんの言葉にも重みがありますね。
説得力があり心に響きました。
幼子のご両親に読んで欲しいとも思いました。
この頃、悲しい事故が多すぎます。。
大切な子供達、日本の未来を担う子供達、先ずは親がしっかりしないとイケマセンね。
時には愛の鞭が必要なのに、、
そして、何故叱られたのか考える子に育って欲しいです☆

今日は、昔を振り返る事ができました^^
有難うございます☆p

  • posted by coco
  • URL
  • 2017.05/27 12:31分
  • [Edit]

NoTitle

>小野田寛郎
冒頭の文章・・私の考えと全く同じなのでびっくりしました。
「自分がされて嫌な事は人にはしない」
誰かに教わったのだろうとは思いますが、
覚えていません。

今の子は、わざとそれをする、信じられない。
自分がされて嫌なことを平気で、人に強制する。

この間、いじめで、高校生?弱い者いじめで虫を食べさせた
とか。
私には信じられない、どうしたらこんな風に育つのかが・・。??

いつも訪問ありがとうございます。
いつもポチ逃げですいません。

応援して帰ります。
ヽ(≧▽≦)/ポチ
  • posted by 雫
  • URL
  • 2017.05/27 16:49分
  • [Edit]

小野田寛郎さま。

 coco さま

 こんばんは
 爽やかですね。
 なんだか肌寒さを、感じる今日でした。
 ありがとうございます。

 小野田さんの人生、大変ななかを、ご立派ですね。

 ……ジャングルで戦闘を続けて27年目の秋、私は生き残っていた最後の
 一人の戦友を敵の銃弾で失い、一人になり、……

 「一人になったのは、さほどマイナスではない」

 自分の心に強く言い聞かせたました。とね。
 そうですよね。いつも、そのなかをしっかりとね。
 
 …人間は追い詰められたとき、真剣に生きるための手段を考えたなら、眠って
 いる潜在能力が目覚めて、思いもよらぬ力を発揮するのです。と………

 なんともいえぬたくましさと、その、潜在能力ね。その素晴らしさを思いますよね。
 
 だから、あらゆるところから、あらゆる日々から、深く考えてこられ、生き抜いて、
 こられたなかのお言葉は、説得力は重みをまして、心に伝わります。そう思いますし、
 知らされまして、なんだか、強く心にひびきます。
 しっかりと、甘えた私には、心からしっかりしないと気がつかされます。
 そして、誰かの心にも、この小野田さまの言葉が励みになればいいなぁなんてね。
 思うのです。

 こちらこそ、今日は、有難うございます。


 
 
  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2017.05/27 19:38分
  • [Edit]

自分がされて嫌なことね。

 雫 さま

 今日もありがとうございます。
 そうですよね。

 小野田さまは大変な人生。

 だから、心のなから出てくる言葉なんでしょう。
 そして、誰の心の中にも、ホントは、ある。

 してほしくないことは、誰でも自分はわかるもんです。
 でも、自分には、あてはめられないのかもね。
 自分さえよければいい。というね。
 
 わたしも気をつけなければ、と、ときどき、思うのです。
 しっかりしなきゃぁとね。
 
 さまざまなニュースを見るたびにね。
 いつも いつも ありがとうございます。
 

 
  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2017.05/27 19:53分
  • [Edit]

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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

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