おばあちゃんのひとりごと

Entries

年をとると、ある時点で急に美しさを失ってしまう人と、その年ごとに美しさの変わってゆく人。

 想像力は知識よりも大切である。
         アインシュタイン


 覚えていて悲しんでいるよりも、
 忘れて微笑んでいるほうがいい。
         クリスティナ・ロセッティ


 そうですよね。忘れてしまい微笑んでいたい。
  今朝も予報通りに、曇っています。
  本の一節から、想い出を少し書いてみます。              
  あのね。私の友人で、故郷で、芸者の置き屋さんをやっている友があります。
 今も、多くの芸者さんを抱え、おかみさんとして頑張っておられるのです。
 家が置き屋さんだったので、小さい頃から日本舞踊を習い、実を言うと私も小
さい頃は、日本舞踊を習っていたのです。4~5歳頃から小学生の高学年までね。
 想い出が一つありましてね。光景が少し思いだされますが……。
 舞台で踊るのに、前日の夜に父が、そのために扇子を新しく買ってきてくれまし
てね。なんでだかわからないのですが。「春雨」を踊り、小さかったときで、舞台
で踊ろうとしたら扇子がひらかない。新品なので幼い私は……練習ではできただろ
うに……どうしようと思ったことをおぼろげに~~扇子を少し広げたままで、もう
一度、始めからやったらしい。小さかったので、拍手をいっぱいもらえたみたい。
なのですが………怠け者の私は、折角習わせてもらったのに、途中でやめてしまい、
なんにもものにならず………あらゆる面で ”継続は力なり” も知らずのお馬鹿。
 ああなんでも、習わせてもらったのになぁ――亡両親はどう思っていたんでしょ。
その友人とは同じの日本舞踊流派でしたので、小学校は別でしたが、中学の時には
同じ組となり、仲良くなり、その子はいろいろと日本舞踊やら三味線やら太鼓やら
笛もだと思うのですが……やっていたと思う。心から思う。大変だっただろうな。
 そうして、立派な芸者さんになり、置き屋を継がれ今もがんばっておられます。
 以前に、NHKのドキュメンタリー番組でそのいろいろを撮影され編集されて、
1時間だった思うけれども、放映されましたが、タイトルは忘れてしまいました。 
とても、さっぱりしたいい性格です。いい友人です。
 テレビでの放映と○○周年のお祝いを、その時にこの前会った友としたんですが、
……もうあれから数年たつかしら? 早いわぁ~思いだしながらね。
……この本を読みながら……友のことを、いろいろと思いだしてね……
 この年になりますと、どれほどの辛苦や悲しみやいろいろを、乗り越えるという
よりすぎてきたというか、そうして今は静かに穏やかな日々なれたかなぁ~~?
 このクリスティナ・ロセッティの

   ~~~忘れて微笑んでいたい~~~
 
 この{女将と名妓}本を読みながら、そのとおりだなぁ……あの友にまた会いた
くなりました。今年3月に会ったのですが……またあいたいなぁ~~。

          *

      十六歳で美しいのは
      自慢にはならない。
      でも
      六十歳で美しければ
      それは魂の美しさだ。
           マリー・ストーブス

          *

  ☆☆ 自然に老いるなぁ ☆☆

     美しく
     老いる
     がいいな

     無理よね
     でも
     思うの

     笑顔で堂々と
     ほんわりとし
     ゆるりゆるり

     麗しき老い
     なれなくもない
     優雅にふふふ

     魂を美しくねぇ
     むつかしいかも
     まあいいか自然がいいな

-----------------------------------------------------------------------------
 十八史略の人物学
             伊藤肇 著

 ――女将と名妓の条件――
 もっとも、客だけが対象ではない。

「女将の条件は五つある」と評論家の扇谷正造は規定する。
一、頭の回転が早いこと。馬鹿では一日もつとまらぬが、といって頭のよさが鼻にぶら
  さがっているようでは、いまだしである。
二、義理人情に厚いこと。
三、美人でないこと。女将が美貌を鼻にかけ、芸者衆とお座敷で張り合うような店は不
  思議とさびれてしまう。
四、体が丈夫なこと。
五、きれい好きであること。料亭の廊下は塵ひとつとどかぬように磨きこまれていない
  といけないが、同時に女将の身持ちも綺麗でないといけない。
 
 それに対して、名妓の条件を出したのがのが中山素平である。
一、多少は酒もいけて、酒品があること。しかも、飲んだときは、目もとほんのり桜色
  くらいの色っぽさをもつこと。
二、芸が一流であること。芸者は芸を売る商売である。芸がなくてはプロとして通用し
  ない。
三、まあまあの美人。
四、よそ土地<他の花柳界>で評判がいいこと。これが最もむつかしい。
「どんなに美しい花でも、シワの数は時の流れに比例します。しかし、おなじシワで、
 人生の深さや、ある意味の美しさを感じさせるシワがあります。ジャンヌ・モロー
 のようなああいう女優さんの魅力です。つまり、年をとると、ある時点で急に美しさ
 を失ってしまう人と、その年ごとに美しさの変わってゆく人とがあります。名妓は顔
 だけではないはずですネ」

 と中山素平の美学だった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 ジャンヌ・モローね。思いだしました。
 「ね。素敵ですよね。死刑台のエレベター」ちょっと、見て!聞いて!……。
 マイルス・デイビス――ジャンヌ・モローーー映画っていいですね。
 

短歌

 なんということもなく過ごす老いの日々その毎日のありがたきかな

俳句

 ついひとり暑いと言いつ初夏の夜

川柳

 うなぎ屋の老女将逝き店なんか寂し


 
スポンサーサイト

Comment

お心を、ありがとうございます

 coco さま

 こんばんは いろいろと有難うございます。
 いろいろと、やさしいお心遣いに感謝します。

 「優しい………」そういってくださいまして、ありがとうございます。

 でも、ホントは、ね。
 優しくはないんです。ふふふ。
 自分では、きつい性格と思っていますのよ。

 だから、我が儘な性格が出るのか? 
 気持ちをきずつけてしまったりしてるかと、不安になるのです。
 そういうつもりはないのですが~~失敗が多いグランマなんですよ。

 すべてに、ドジで間抜けなんです。もうこれが得意なんです。
  (その後も、前も~~言葉が足りない……いいわけしない)

 だから、どなたさまにも、つたえたいのですが…

 ……笑って許して……和田アキコさんの歌~~

 ふふふ………すべてを忘れて微笑んでいたい……ふふふ

 いろいろと、すみません。そしてありがとうございます。
 
 こちらこそ、いつも、有難うございます。
 
  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2017.06/01 21:29分
  • [Edit]

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

プロフィール

フェアリーグランマ

Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

ランキング

ブログ村のランキングに参加しています。応援してくれたら元気が出ます!
にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・自作ポエムへ にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
にほんブログ村 にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村

flag counter

Flag Counter

最新記事

最新トラックバック

音楽