おばあちゃんのひとりごと

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日本には「夕焼小焼」という童謡があって羨ましい」・・・・

 世の中というものは、自分のためばかり考えていると、結局は自分のために

 なってないことが多い。人のためだと思ってやったことが、まわりまわって

 自分のところに帰ってくるものだ。

                    越後正一 


 昨日は、病院でした。いつもと変わらない数値。よくもないけれども、まぁそれくらいならということで、二ヵ月後の予約ができました。

 朝早く病院では、待つばかりです。でも、私はその時間も読書したり、手紙書いたり、短歌を作ったり、楽しく時間をつぶすのです。昨日も手紙を書いていましたが~~なぜか、話しかけてくださる方が

あり、ニコニコ笑顔でね。会ったことあるようで、ほんとは、キョトンでした。

 待つあいだのことですが、検査の待合室で笑顔で一人の奥様がなぜか「ここにいらっしゃい~~」と、いわれてね。なんだかとても親しいように声を掛けてくださる。さすがの私も戸惑いました。ありがたく思いお隣に掛けました。そして、雑談をしていましたが~~なんだか、不思議でした。ご主人がそばに来られたので、私が、

「向こうに行きますね~~」

「あの人は、むこうに座るからいいよ~~」

「もうすぐ診察だよ~」

 ご主人が声をかけに見えるのですが、奥様は、「わかってる~~」

 といわれるのですもの。なぜ? その方は診察が早く終わり、私はまだまだでしたのでね。お帰りなられたけれど……また、他の方ですが、ご夫婦できておられた奥さまが話しかけてこられまして、なんだか、昨日は不思議でね。どのご夫婦も奥様の方がお強いようで、ご主人さまはなんにもおっしゃらないのですもの。ご主人様は、ただだまっておられます。

 いいですよね。それがうまくいく夫婦の秘訣なのかもね。いいですね。

 そして、もっと、笑えるんです、昨夜8時ごろにごみを棄てに行ったらね。95歳だったかしら?あのおじいさまにお会いしましてね。可燃ごみの日なので、持っておられたので、走りより……。

「私が棄ててくるわぁ~~」

「ありがとう、あなたは若いねえぇ~~」

「えっありがとうございます~~若いなんて~~ふふふ」

「こういうのを着てて~~また、若いね」

 実を言うと、もう寝巻き代わりのTシャツにジーンズだったんです。へへへ。そしてすごいのは、何でも覚えておられること。私よりはるかに、賢くていらっしゃって、びっくり仰天。ワァオ!

「パソコン直ったかね。たくさんとられたかね?」

「およよ。親孝行の子らがなおしてくれただよ~~だから私は無料でした~~」

 そんなパソコンの話をしたことも忘れてるわたし。その上に、わたしの階数まで覚えていらっしゃった。わたしは、自分の友人の階数でさえも、ちっとも、覚えられないのに~~もう、すごい紳士です。

 若いなんていわれてしまいなんだか、にやにやしてたんです。アッハ アッハ 楽しくなりました。 


          *


          花

               坂村真民


       花には

       散ったあとの

       悲しみはない

       ただ一途に咲いた

       喜びだけが残るのだ


          *


  ☆  なんでもを  ☆


      いつも

      どんなことも

      悪くはおもわない

      いいことだけ


      そうすると

      楽しくなるから

      そうやって日々

      過ごすのです


      そうやって生きると

      いいもんですよ

      

-----------------------------------------------------------------------------------------

 何のために生きるのか

              稲森和夫

              五木寛之 


  いまは子どもから大人まで世代を超えて共に口ずさむような日

 本人の歌といえる歌がどこにもない。それが日本人のこころが乾

いていしまっているひとつの原因なのではないかと思っているので

す。――五木

 ―ー省略―ー

 五木 そうです。歌があるかないかなんて、あまり政財界の方たちは考えないかもし

   れません。けれど、これは大きな問題だと思います。このあいだ、三善晃さんと

   いう日本の最高の作曲者が、僕が詞を書いた四曲をアレンジして合唱曲にしてく

   ださったんです。その発表会を兼ねたコンサートが東京文化会館であったのです

   が、そのコンサートのいちばん最後に、みんなが知っている日本の歌をうたおう

   ということになりました。そのときにうたわれたのは何だったかというと、「荒

   城の月」とか「浜辺の歌」とか、全部戦前につくられた歌でした。戦後はそうい

   うみんなのこころに染み通るような歌がないんですね。

    歌がないってことは、どういうことなのか。宗教学者の山折哲雄さんが韓国の

   学者からこんなことを言われたそうです。日本には「夕焼小焼」という童謡があ

   って羨ましい。あの歌のなかには仏教の大事な思想が全部含まれている。日本人

   は子どものときから知らず知らず、それを教そわっている、と。


        夕焼小焼で日が暮れて

        山のお寺の鐘が鳴る

        お手々つないで皆帰ろう

        烏と一緒に帰りましょう

               (作詞・中村雨紅)


    ここに山川草木悉有仏性のすべてが表されているというわけですね。あっちに

   灯がともって家族が待っている。そこへ、さあ、帰ろうというところに、仏教の

   浄土観が全部出ていると指摘されたそうです。われわれはそんなつもりでうたっ 

   ているわけではないけれど、子どものときからそれをうたって、知らず知らずの

   うちに仏教の思想うを育んできたというわけですね。

 「かなりや」という歌がありますね。これもいい歌です。


    一、 唄を忘れた 金糸雀(カナリヤ)は

       後の山に 棄てましょか 

       いえ いえ それはなりませぬ


    二、 唄を忘れた 金糸雀は

       背戸の小藪に 埋けましょか

       いえ いえ それもなろませぬ


    三、 唄を忘れた 金糸雀は

       柳の鞭で ぶちましょか

       いえ いえ それはかわいそう


    四、 唄を忘れた 金糸雀は

       象牙の船に 銀の櫂

       月夜の海に 浮かべれば

       忘れた唄をおもいだす

            (作詞・西条八十)


     ―ーー省略ー―

 稲盛 悲しい歌の持つメランコリーな情感というのが、実は ”たましい”に潤いを与

   えるんじゃないかと。

     ---省略ーーー


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 わたしも、よく、いろんな童謡が自然に口に出ます。口ずさむのですが、ほんとうに日本の童謡は心に染みます。いいとき、いいころ、マトをえたようにいい童謡があるんですものね。好きだわ。


短歌


 老夫婦たがいに支えゆく見るうらやましくも美しきかな


俳句


 蒸し暑い目が覚め梅雨の空を見る


川柳


 知らぬ間に老いていきます早いわよ

    

 

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Comment

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私がよく行く公園のベンチで、老いたご夫婦が仲睦まじく
お昼を食べたりしています。
「いいなあ」「美しい風景だなあ」って、夫と言い合っています。
私たちも若いと言えないリタイア組。
「あんな風に老いていきたい」と言っている、老人の自覚のない老夫婦です。
  • posted by お千
  • URL
  • 2017.06/29 14:08分
  • [Edit]

まあなんていいのでしょうね。

お千さま
こんばんは コメントありがとうね。嬉しいわぁ。

その老夫婦。なかなか、いいですね。羨ましいなぁ」。
仲良くいい人生を歩いてこられたんですね。
さぞ、いいご夫婦なのでしょうね。

それを、優しく温かい目で見守り………あなたたちご夫婦も素敵。

そうやって、仲良く、わたしが羨ましがるよう、お過ごしください。
そして、また、いろいろと、いい話を聞かせてくださいね。

だって、ほんと、美しい光景だわぁ。見えるようですもの。

老いないで! まだまだ、これからです。
老人になるのは、急がないで!

楽しく明るく元気に、夫婦仲良く過ごしていると老いないと思うわよ。

ありがとうございました。嬉しくなっちゃいました。


  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2017.06/29 21:08分
  • [Edit]

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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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