おばあちゃんのひとりごと

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親方は二センチばかりの厚さの財布を女将に渡して「これで足らなければ、いつでもいってくれ」と。

 才能は孤独のうちに育ち、人格は荒波で育つ。

               ゲーテ


 人は称賛を求めるもの。他人に対する誉め言葉を一生懸命に探すがよい。

               H・J・ブラウンjr


 たしかに、誉めることね。ふふふ。

 あの山本五十六の有名な言葉がすぐ浮かびますよね。これです。


  ☆ やってみせ、言ってきかせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かじ。☆

                        

 昨日は、びっくりするような天気でした。日曜日ですので、朝、バスで出かけ、バスでご一緒した方が紫蘇を買いに行くといっておられ、梅を漬けたからと「息子がお母さんが漬ける梅が、なにより美味しいから~~お世辞だろうけど~~」と、嬉しそうな笑顔でその喜びが伝わるんです。

 なによりの誉め言葉ですよね。私には、よくわかるんですもの。その気持ちが~~紫蘇あったかな?


 私は、地下街を散歩し、コーヒーを飲むのに、ビルの上階には有名な文化センターのあるビルの地下の喫茶店に入り、空いていたので、ゆっくりしようと、万年筆やらノートやらひろげて考え事をしていました。空席がいっぱいなのに、わざわざ、老紳士がわたしのすぐ隣に軽くお辞儀をされ掛けられたので不思議に思いつつ、ひとり、ボーとしていましたら、しばらくたら、優しい笑顔で話しかけてこられました。

「俳句を作っておられるのですか? なにかなさっておられるなぁと思いましてね」

「はい、俳句も短歌も好きですので……いろいろとね。あなたもですか?」

『私も、おじいさんが俳句が好きだったので、作ったりしていましたが~~亡くなりまして~」

「今は写真を写しています。この上の文化センターでやっていて~~なかなか難しく悩みます~~」

「楽しんでなさったがいいのでは? 写真でお花をなんていいですもの。楽しんでなされたらいい」

「なかなか難しくてね。花も、いろいろとたいへんです」

「今は、お花は何でしょうか。アジサイは終わったでしょうね」

「アジサイは終わりましたね。今はひまわりを写すしています。もうカメラが重くてね~~」

「まぁそれはね。でも、楽しくやってるとね、重さも気にならないのでは?~~」

「今。ここで、作品展を画廊でこうしてやっています」

「それはいいですね。誰でも見にゆけるのですか?」

「はい、よろしければ~~そろそろ、私はもう教室が始まりますのでいきます~~」

「どうぞ、がんばってくださいね。また、どこかで、偶然出会えるかもですね」

「この写真展は、近いところですので、見に寄らせていただきます~~ありがとうございます」

 この誘いがしたかったんでしょうかねぇ~~よくはわからないけれども、まあいいか。

 今日か明日にでも、近いところにある画廊なのでね。写真展も見たら楽しいでしょうから~~。


     *

    お魚

  

  海の ^お魚” はかわいそう。

  お米は人につくられる、

  牛は牧場で飼われている、

  鯉もお池で麩を貰う。


  けれども海のお魚は

  なんにも世話にならないし

  いたずら一つしないのに

  こうして私に食べられる。


  ほんとに魚はかわいそう。

      *


 ☆ 出会う人の幸 ☆


   ぐうぜんにお隣同士に

   バスで座る

   ぐうぜんにお隣同士に

   喫茶店で座る


   その偶然に感謝

   だってうれしいもの

   お話ができて想像して

   なんだかだんだん楽しい


   その偶然のなかにある喜びが

   すこしいただけて

   楽しい気持ちになれるわ

   そういうことがありがたい


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 「いい話」のおすそわけ

               太田典生 著


 背中に ”慈悲” の目がついている


 だいぶ昔の話である。

 時津風親方が贔屓にしている料亭で、酔った幕内力士の若葉山が、廊下で馴染みの老妓と

顔を合わせた。挨拶のつもりで「よお」と軽く肩を叩いたところが、老妓はひっくり返って

しまった。その夜は何もなくすんだが、翌朝老妓は起き上がれなくなった。

 何日かして親方が店に行き、馴染みの顔が見えないことに気づいて、はじめて事の顛末を

知った。親方は、二センチばかりの厚さの財布をそっくり女将に渡して、「これで足らなけ

れば、いつでもいってくれ」と帰った。親方は何も言わないので、何日かして若葉山もやは

り女将に聞いて始めて知ったという。 

 また、親方はいつもテレビを見ていて、力士が「帰りました」と挨拶しても振り返りもし

ない。そこで大内山が「どうせ聞いていないだろう」と挨拶を抜いたら、夜も更けて「大内

山は、まだ帰っていないのか」と尋ねたという。気にかけている証拠だ。

 見ていないようで慈悲の目でちゃんと見守り、相撲に専念できる環境を整えてやる。こん

な親方のしたでは、弟子は発奮しないわけにはいかない。


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 なんかいいですね。もうしわけないけれども、つい笑えたり、涙したりして~~~いいです。


 短歌


  にぎやかにバーゲンはじまり商戦で呼び込みの声空まで響きそ


俳句


  ひまわりの写真を撮ると意気込むひと


川柳


  あついなぁ真夏の暑さはどうなるか



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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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