おばあちゃんのひとりごと

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我々の国が日本に攻めていったんだ。それなのに捕まってここへ………

    人間には知と行だけではダメである。そこには、必ず

   だれにも負けないという信念が必要だということであ

   る。

                   五島慶太


  朝は、まず、蝉の元気のいい声に、驚くの。「よく頑張ってるね」

  誰にも負けないというように思えて、一所懸命です。鳴き声も違う。


 昨日のこと。久しぶりに会ったご近所の仲良しの女性。いつもと違う。

一人暮らしなので、ときどき、差し上げたり、いただいたりのすきな方。

 この間、ちらっと遠くで見かけたときに、なんか、違うなぁと感じて、て、

 心配になって、引き止めてお話する。「自分があわてたから悪いのよ」と。

 転びそうになり頭をぶっけて、内出血したとのこと。顔を隠すように帽子

をかぶりサングラス。

 頭に内出血したのが下にさがり、目の周りが、いろがおかしくなっていました。よく知らないのですが、内出血の血はだんだん頭から顔におりてくるから、目を打ったのではなくても、こうなるのよ………と教えてくださっての。

「ちょっと驚くでしょう。~~」

「まあ。大変だったね。目の周りが赤黒くなってる。痛かったでしょう」

「あのね。傷はないのよ。でもその内出血が下にくる。だからよ」

「そうなの。こわいね。大変だったね。医者にはいったの?」

「いかなかった。前にもこういう風になったからね」

「大事にしてね」

 なんだか、あまりにも、びっくりしてこわいと思いました。圧迫骨折

した友人も心配で、手紙を出したりときどき電話しているのです。

 災難というかあまりにも身近でにあり、私ももっと注意して行動し

ないと………と意識するのです。

 ああ、いろんなことがあるけど、がんばろう。

   

          *

        うばい合うと

        足らないけれど

        わけ合うと

        あまっちゃうん

        だなあ

            相田みつを

          *


       ☆ 災難 ☆


       災難とは

       突然にできてくる

       気をつけていても

       あるものだ


       ひやりとする

       いろんなことが

       いろいろとあるな

       おきてくる


       そういうときは

       まだこれで

       すんでよかった

       守られた ありがたい


       ありがうとそう思うのです


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 九一歳の人生論

                日野原重明

                瀬島隆三


 死の床にあった”地獄谷病院”で、回復を心から願ってくれた

 ロシア人女性がいた


瀬 島 人間の価値は、その人の愛情の深さで決まるんだと痛感した出来事が、実はまだあるんですよ。1948年ぐらいのことだったと思います。

日野原 やっぱりシベリアにおられた時のことですね。

瀬 島 ええ、肺炎にかかって発熱し、三八度ぐらいの状態が続きました。それで、病院に搬送されることになりましてね。ハバロフスクに、監獄にいる者が連れていかれる病院があるんですよ。その病院の名が、地獄谷病院。

日野原 すごい名前ですね。

瀬 島 日本人が付けた名前なんですけどね。谷間のようなところにある木造の古ぼけた病院で、そこに連れていかれた者は、二度と生きて帰れないといわくつきの病院です。熱が下がらなかったので、そこへ入院させられたんです。病院には、六〇歳ぐらいの女性の看護師さんがいましたね。ロシアの中年女性というのは太って大きいでしょ。彼女もそうで、とても大きいという印象の看護師さんでした。彼女は、時々診にきては、私に同情してくれたんです。 

日野原 同情ですか?

瀬 島 そうです。「日本人は、我々の国に攻めてきたんじゃぁなくて、我々の国が日本に攻めていったんだ。それなのに捕まってここへ連れてこられて、労働させられるなんて、かわいそうだ」というわけです。

日野原 現地の人はそういうことはわかっていたんですね。

瀬 島 彼女は彼女なりによく面倒を見てくれました。けれども、熱はなかなか下がらず、下がるどころか、そのうちに三九度まで上がってしまいました。それで私は死を覚悟しました。もうこれで人生も終わりだと。これも運命だから仕方がないと思いました。すると、その看護師が「なんとか熱を下げてやりたい」と言うんですよ。「そのために、自分の家の子豚を殺して、その生血を持ってくるから、それを飲め。飲めば必ず熱は下がる」と。

日野原 子豚の生血をねぇ。

瀬 島 でも、そのことはほかの人には内緒なんです。だから夜が明ける前に持ってくると言っていました。そして、本当に、翌日、まだ夜明けに前に、その看護師は、大きなコップに生血をいっぱい入れてもってきました。彼らの使うコップというのは、本当に大きいんです。そのコップを私の枕もとに持ってきた、それを飲めと言うんですが、生血の匂いと言うのはなんともいやなもので……。

日野原 血なまぐさいですよね。

瀬 島 でも、ここで最期を迎えるか、それとも生血を飲んで回復するか、二つに一つですから、目をつぶって生血を一気に飲みました。その様子を見ていた看護師さんは「ハラショー、ハラショー」といって褒めてくれましたよ。

    そうしたら、驚いたことに翌日から熱が下がり始めました。看護師さんは自信をもって「熱は下がる」って言っていましたが、実は私は半信半疑だったんですよ。それにしても、先生、そういうことってあるんですね。

日野原 血液には、非常に多くのたんぱく質が含まれているわけです。瀬島さんの身体はといえば、そのたんぱく質不足に陥っていたことは明らかです。ごくわずかな穀物を食べたぐらいでは、たんぱく質は補えませんから。ですから、身体の抵抗力が落ちて、肺炎にかかってしまわれたんです。こういう場合は、ふつうは点滴や輸血で足りない栄養素を補います。そのほか、たんぱく質を補う治療としては、血清アルブミンやグロブ二ンを注射することもありますよ。血清はたんぱく質を多く含むので、抵抗力を高め、体力を回復させるのに非常に効果があるんです。それを、胃や腸から吸収しても同じようなことになるんでしょう。子豚の血液の効能について、はっきりいえませんが、漢方の世界でいう民間療法のようなものじゃないかと思います。

瀬 島 なるほど。

日野原 それと、元気になった原因は、子豚の血液だけではないでしよう。看護師さんは瀬島さんの回復を心から願い、瀬島さんはその言葉を信じた。だから直ったんですよ。僕は、そこに医療の原点があると思いますよ。

瀬 島 本当にそうです。私にとって、その看護師さんとの出会いは、まさに「地獄に仏」という感じでした。


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 私は、ここが好きです。祈りとか願いは通じると思うからです。


ーーー看護師さんは瀬島さんの回復を心から願い、瀬島さんはその言葉を信じた。だから、治ったんです。僕は、そこに医療の原点があると思いますーーー


 医療の原点ね。願い~~と思うのです。願いは祈りであり、念じるでしょ。


短歌


 大家族嫁いだむかしあっと過ぎ今はのんきなひとりを生きる


俳句


 熱中症不安になるよな夏の夜


川柳


 知らん人につい「暑いですね」声かける

 

 


      

 

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Comment

こんにちは。

目の周りは気をつけないといけませんね。
早く良くなるといいですね。
パソコンの拡大表示は回復しましたか?(笑)
  • posted by S-masa
  • URL
  • 2017.07/25 12:36分
  • [Edit]

泣けまする。

 S-masa さま
 こんにちは
 パソコン様様だわ。
 もう苦手で泣けます。拡大をとめようとしていたら、字の変換がおかしくなりましてね。
 お馬鹿なんですもの。もうこれは諦めて~~ダメだ^~、”万事休す” 涙。
 手を合わせて(神頼み)………ふふふ。やれたんですよ。不思議。まもられています。

 しかし、「エッ」なんだか、目の周りまで内出血がきてていろが変わってきてた。
 なんだか、心配ですかね。圧迫骨折の友人は、今、電話が入りましてね。
 「起きるのが痛くて大変だから、ずーと、起きてすわってるの~~」とね。
 ああ 心配になりますね。ありがとうございます。
  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2017.07/25 15:41分
  • [Edit]

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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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