おばあちゃんのひとりごと

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自分の煩悩の深さにと愚かさに気づいて、お念仏をよりどころとして立ち上がっていく

 老醜はあっても、老美は辞書になし。

             森田茂

 

 未練が老醜の始まりではないだろうか、

             中野重治


  なんとなく、お盆のころになると、厳しい暑さも少々いいかなぁ?と思う。

 昨朝、家をでたら久しぶりに兄嫁(亡き兄の奥さん)である、ねえさんから、

電話が入り、バス停までの間、おしゃべりをした。元気が嬉しい。私がいつも

笑わせるので、声が明るくて楽しそう、だって、いつも褒めてくれるから笑わ

せてる。姉さんのこと好きなんです。ねえさんは私に甘いのです。

 息子夫婦に送ってもらいながら、つい、ねえさんと話しながらバス停まで~

「おかあさん。携帯は歩きながらはダメだよ~~危ないよ~~」

「あっそうだった。忘れてたなぁ~うん~わかった。危なくないと思うなあ」

「それがいかんだよ~~」

 そうであったな。嫁さんに「お母さんかっこどうかなぁ~』いえば、ふふふ。

「おかあさん、ばっちりだよ~~いいよ~~」って、ふふふ。優しい嫁です。

 昨日は順調にいき過ぎて、早くついた。納骨堂でご先祖様におまいりして、

どうしようかなぁと思っていたら、その町内の若いパパさんがたが、子ども会

の行事らしく、20人ほど集まりお寺の広場での木陰で、竹を割り、そうして、

一所懸命に何かやっておられる。このグランマのこと。暫く見てて、つい声を

かけてる。暇なので、寺の受付が始まるまで、そばでずーと眺めていた。

「”そうめん流し” 作ってるのでしょう~~」

「はい、そうです~~」

「がんばってね。楽しくて、いいわねぇ~~」

 皆さん、工夫しておられ楽しいのよね。ぐしゃとこわれたり~~いいなぁ。

 そうしてお寺に行き、お庫裡さまとお話しその後、茶席で抹茶を頂き本堂で

座っていた。10時から正午まで、お経やらご法話(前住職さま)、お経の間に

は音楽がある。今の住職(電子オピアノかな?)さんと息子(シロホン)さん、

お姉さまとその娘さんが素敵なお歌を~~。心が綺麗になりそうな美声です。

ちょうどお昼に終わります。お庫裡さまが、優しいのです。私にそーと下さる。

葛まんじゅうでした。パックに入れてあり、綺麗に包んであってね。嬉しい。

 お昼、外に出たら子供たちやらおとうさんお母さん方が楽しそうでニコニコ

「そうめん流し、出来ましたか?」

「はい。みんななくなりました。また今晩もやりますから是非きてください」

「じゃあ大成功ですね。よかったね」

 さっきのことを、覚えてくださっているようで声をかけてくださる。

 田舎の皆さんは、いいなぁお人柄が~~何回も皆さんで言ってくださる~~。

 広場は盆踊りの提灯が飾られ、ばっちりと夜の支度ができている。

 友人が来てくれて、車で”イタリアン料理店”に連れて行ってくれて、話をし

どれだけ話したかしらん~~駅まで送ってもらい、友人が野菜をいろいろとく

れていただいたのを、すべて欲張ってもらってきました。かぼちゃやら~~。

 エレベーターで。あの95歳くらいのいつもの紳士に、偶然に会いましたので、

「ねえおまんじゅういただいたからあげる~~」

「いいよ。でも、それならおいしそう~~」

「二人だから~二個でいい~~」

 エレベーターのドアを開けたままで~~大変でした。思い出すと笑えちゃう。

 そして同じ階の親しいご夫婦にも、おすそ分けで葛まんじゅう~~頂き物が

大活躍。私は残りを独りで食べちゃいました。やはり、おいしいのですもの。

一日で糖分とりすぎだわぁ大変。ふふふ、遠出で疲れたぁ~~。


        *

    遠くから 見ている

         相田みつを

        *


    ☆ どこかで見てるの ☆


     どこかで見てる

     なにしてる

     どうしているの

     まもってくれてる


     なんにも感じないよ

     だから ほとけさまに

     なんまんだぶつ

     ありがとう


     そう祈るのです

     それがいちばん 

     なんまんだぶ なんまんだぶつ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 浄妙寺報  29・8

                                     稲荷山 浄妙寺

 今年は五十年に一度の大雨とか、一ヶ月分の降水量が一日で降るような豪雨に

よって様々なところが浸水・土砂崩れ等の被害に見舞われています。被害に遭わ

れた方々には謹んでお見舞い申し上げます。

 昨年熊本地震の被害に遭ったお寺の友人が復興に力を入れていたのですが、ま

た九州北部の豪雨の被害で、ボランティアが足りないと嘆いておられました。

 熊本では一年以上経っても、屋根にビニールシートがかけられた家や、更地に

なったままの所がたくさんあります。自宅には住めなくて仮設住宅住んでいる方

また仮設にも当たらない方がおられるそうです。

 東日本大震災や、福島第一原発事故等もまだまだですが、こうしたどうするこ

とも出来ない問題に対して私たちには、何が問われているのでしょうか。

 最近は台風の進路情報で、「こちらに来なければ」とか「それで良かった」と

いう言葉や、「この辺は台風や浸水の被害が無くて良い所だ」等の話を聞くと、

「自分さえ良ければ」という言葉に自分で変換して聞くようになってしまいます。

 しかしその言葉をそう聞く私こそどうなんだと。自分の本音はどうなんだと問

われていることを考えると、とても恥ずかしく思うのです。

 親鸞聖人が比叡山をおりてお念仏の教えに出遇い、師である法然上人から大切

な教えとして心に残された言葉があります。

 ---省略ーーー

 親鸞聖人が八十八歳の時、関東にいる門弟たちにこの言葉を伝えようと京都か

ら書き送られた御消息の中の言葉です。

 「愚者になる」とは、人間である限り誰もが離れることのできない煩悩や執着

心「自分さえ良ければ」という心があることに目覚めること。そして「往生する」

とは立ち上がり歩んでいくこと。

 自分の煩悩の深さと愚かさに気づいて、お念仏をよりどころとして立ち上がっ

ていくことが大切だということだと思います。

 しかし私には、この自覚ということが難しいのです。「わかった」と思った直

後には愚者である自分をわすれてしまうのではないでしょうか。

 「愚者になりて往生す」反芻しながら味わっていきたいと思います。

                           合掌  釈義央


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短歌


 ふるさとの友の誘いでふるさとへ仲間と話すひととき嬉れし


俳句


 蝉の鳴く寺のお参りお盆かな


川柳


 千の風そうなんだよな墓参り




 いつも、訪問くだされまして、心からありがとうございます。 

 昨日は、みなさまに、訪問が出来なくて、すみませんでした。

            

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ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

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