おばあちゃんのひとりごと

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「この少数の人々の物語は、ギリシヤ悲劇にも似た大きさと力をもっている」パールバック女史

  疑心は安全の母である。

             スキュデリ/フランスの作家


  年をとった馬鹿は若い馬鹿よりも始末が悪い。

             ラ・ロシュフコー/フランスのモラリスト  


 たしかにね。年とった馬鹿ね。言われないように気をつけナイト。

 

 さあ今日もなんにも予定がないわ。それもありがたいことです。


 楽しいのよ。昨朝、ボーと珈琲店に行こうと歩いていたら、向こうから

笑顔の女性が手を振ってる。長い髪が美しい美人の郵便局のお姉さんだ。

「おはようございます。今から珈琲なの」

「そう~いつも美人なんだけど、またまたいつもよりより綺麗だわ~~」

「また嬉しいわぁ~ありがとうね。いつも上手なんだから~」

「お世辞なんていわないよ。ホント美しい。お仕事頑張って! またね」


 そして、散歩に出たところで、天婦羅店老舗の若奥様に会う。この方も

美人なのだ。美女二人に昨日は出会い偶然が楽しい。美しいっていいな!

 でもこうして心美人は、またまた嬉しいな!心が優しいがいいもんね。

「お久しぶり~~偶然ね~~いま慌ててるのよ~~またゆっくりね~~」

「うん、またね。頑張ってね。そう偶然ね~~」

「元気でいて下さいよ~~」


 家に帰ったら、東京の若い友人から手紙が来てた。ちょっと一部を~~


ーーーーーー神戸の旅行のお話いいですね!メイクやヘヤーをしてくれて

   お孫さんと素敵です。私も去年家族で島根に旅行をしておいて、ほ

   んとによかったと思っています。この春から業務が変わり、また、

   職務内容をこなすのに、バタバタしていますが、なんとかやってい

   ます。以前、フェアリーさんが書かれていたとおり、働く場がある

   というのは恵まれていることとーーーーーーーーーーーーーーーーー


 若い方はいいですよね。私も若い頃は、若かったわ。でも、あっという間。

老婆になってた~~昔よりも今をしっかりしないとね~~ふふふ。

 さあ今日は手紙の返事を書こうかなぁ~~。



 ☆ 母からの贈り物 ☆

         フェアリーグランマ


   疲れた くたびれた うごけない

   痛い 調子が悪い 世間のうわさ話 

   どうにもならないような無駄口 悪口

   よく考えてからしゃべりなさい


   そんなことは癖だから癖にしては駄目

   やめなさいなんでも癖はつくっては駄目

   考えればわかることなんだから

   

   なんだかいっぱい

   教えてくれたな


   お母ちゃんからの贈り物よね

   老いてその大事なことが

   いまごろにわかつたのかも


   だからこころからありがとう

   

  

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日本人の手紙

             村尾清一 著


 私を最後にして下さい

   ---水爆被災第一号久保山愛吉さんの手紙


 米ノーベル賞作家、パールバック女史が「この少数の人々の物語は、

ギリシヤ悲劇にも似た大きさと力をもっている」と書いたのは、第五

福竜丸の二十三人の乗組員の物語だ。

 1954年3月1日、静岡県焼津のマグロ船第五福竜丸は、南太平洋、

マーシャル諸島ビキニ環礁の東方160キロ沖で操業中、水爆実験にあ

い二十三人の乗組員が被災した。ブラボーと名ずけられたこの水爆は

十五メガトン、広島型原爆の750倍の力があった。三つの島が消え、あ

とに直径二百メートル、深さ六十メートルの大穴があいた。

 3月14日、焼津市港の戻った第五福竜丸の乗組員たちは、同月末、東

大病院七名、国立東京第一病院十六名と分かれて入院した。無線長、久

保山愛治さん(40)は、最年長者で若い人のまとめ役として、第一病院

に入った。

 話し好きで世話好き、みんなから「局長」と親しまれていた久保山さ

んは、スポークスマン役で、主治医の熊取医学博士とも仲がよかった。

 乗組員たちは、頭上に音もなく降りかかり、甲板や船具の上に白く積

った灰のようなものを(核爆発による放射性降下物、いわゆる死の灰)

の中で二週間生活したのだ。二百~三百レントゲン(致死量三百~四百

レントゲン)の放射能を浴びていた。

 久保山さんから焼津の友人への手紙。


 この病気は輸血、白血球増血注射で栄養をとり、静かに臥して体力を

消耗せぬようにするほか治療はないようです。年齢の多いものほどやら

れております。骨ずい内の増血が若い者ほど旺盛ではないためとのこと。


 妻すずさんとの間に三人の女の子があった。長女みや子(八)、次女

安子(六)、三女さよ子(四)。

 一年生になっておめでとう。まいあさげんきでがっこうへゆくこと。

ぐずいってはだめ。とちゅうみちくさをしないで、あめふりにはかわに

おちないよう、よくおかあちゃんのいうことをきいてべんきょうしなさ

い。さよ子をなかせてはだめ。父より、安子へ。


 ビキニ患者たちは、入院中全国からの見舞いや励ましの手紙にそれぞ

れ返事を書いた。患者の代表格の久保山さんは手紙に、


「こんなことは、私たちを最後にしてもらいたいものです」


と書き、新聞記者との会見でも、そのことを口にした。

 八月末、容態が悪化した久保山さんは「こんなことは、もうオレだけ

でたくさんだ」と言い、九月二十二日亡くなった。あれから五十年、乗

組員二十三人中、死亡者十二名、生存者十二名になった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  なんだか、悲しい「こんなことは、もう、オレだけでたくさんだ」



短歌


 赤信号老人が行くクラクション鳴らして車走り去り行く


俳句


 初夏だな陽射しが強く日傘ゆく


川柳


 つぎつぎとニュース報道おわりなく



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Comment

こんにちは!いつも、ありがとうございます。

いいですね~~!
雨模様ですが、ハレバレしました。

家に閉じこもって、めったに人とも出会わないわたしは、
褒められるなって、まずありません。

それをこうしてあいさつのようにしてくださるなんて。(^^♪

  • posted by 窓
  • URL
  • 2018.04/27 12:22分
  • [Edit]

~素敵な貴女と会えたらなぁ~私ならいっぱいお話したいなぁ~

 窓 さま

 こんにちは、いつもありがとうございます。

 嬉しくなります。
 だって、そうやって、あなたのように言って下さる方もないのですもの。嬉しいわ。
 わたしが嬉しくなっているんです。ありがとうね。

 私はお世辞が言えない人なのよ。
 だから、ほんとに思って言ってる。
 お世辞ととられるかな?

 でも、ほんとに思って言ってるから、わかる人にはわかるからいいわ。

 おもしろいグランマでしょう。

 今日も一日が終りますよね。五千歩が達成できました。
 いつもありがとうございます。

 

 
  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2018.04/27 15:35分
  • [Edit]

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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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