おばあちゃんのひとりごと

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あれは子供が読んでためになるものじゃありませんからおよしなさい。

  一日は短い単位の一生、一生は長い単位の一日、

  一日を一生の如く真剣に生き、一生を一日の如く気楽に

  生きたい。

                岩淵克郎


  人生は退屈すれば長く、充実すれば短い。

                シラー


 いつも真剣ではいられないけれども、いつも大事なことは自分なりに

正しいと思える行動をしたいものです。一生を、一日の如く気楽ね。


 さあ昨日は、またコーヒータイムは、昨日とはちがったお二人と私の

三婆が集まりました。楽しいの。いろんな話題に大笑いしてた。

「永遠の反抗期」というおばぁちやんが、明るくなって嬉しくなっちゃ

たわ。歯が全部そろっているそうで表彰されるとか、聞いてビックリし

ました。若い頃から一日五回歯磨きしてたとかで、歯医者さんがやりす

ぎだから、一日4回でいいといわれたとか~~楽しい。


 その後、バスで出かけたら、またご近所さんに出会う。

「この間は有難う。工芸展のチケットね~~とてもよかったわ」

 と喜ばれてありがたい。忘れてる私。ふふふ。

 

 その帰りに薬局が5㌫引き(老人に安い15、16,17日)だったと、

買い物に寄り、商品を見ていたら、嬉しそうな声にがかかる。

「ワア~不思議よ~会いたかったのよ。ねぇ。飲みに行かない」

「いいわよ、行こう。どこへ行く?あのワインの店?」

「もっといい所を見つけたからね。会いたかったのよ~~」

「そう~嬉しいわ。飲みに出たこともないから~~嬉しいよ」

「じゃあ、下で4時半ね~~」

 すぐに決まる。二人で散歩しながら、「足速くなったね」と言われ、

嬉しいなぁ~~美しい女性で、私よりはるかにお若いのよ。ふふふ。

 二人で”4時から居酒屋さん” ビールとおつまみで飲む。お地蔵様

のお膝もとのお店。あちこちにお参りし「いい気持ちね」とまだ5時

半。歩いていい気持ちで帰る。明るいんだもんね「また行こう………」

久しぶりに、ビールが美味しい。ありがたい。嬉しい。


 ☆ 楽しいな ☆

         フェアリーグランマ


   なんでもを

   楽しいと思う

   それだけで

   心は明るくなるもの


   もしもこころが暗くなったなら

   何か好きなことに打ち込むがいいな

   夢中になるとなんだか

   こころがほっとするもの


   生きているんだもん

   いろんなことはいっぱいできてくる

   そして消えていく無限じゃない

   そして自分だけじゃあない誰もある


   そう思うことよね


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 日本人の手紙

               村尾清一 著


 『こゝろ』を読む小学生へ

 -------夏目漱石の書簡2-----

 

 夏目漱石の書簡の中に、小学生のファンに宛てた返事がある。

 あの「心」といふ小説のなかにある先生といふ人はもう死んでしま

ひました。名前はありますがあなたが覚えても役に立たない人です、

あなたは小学の六年でよくあんなものをよみますね。あれは子供がよ

んでためになるものじゃありませんからおよしなさい。あなたは私の

住所をだれに聞きましたか、

                    夏目金之助

  四月二十四日

 松尾寛一様

 

『こゝろ』は、この年1914年の4月から「朝日新聞」に連載を始めた

小説だ。漱石47歳、9月に書き終えて4度目の胃潰瘍で病臥するほど健

康を害していた。

『こゝろ』の主人公の『先生」は、叔父に裏切られて財産を奪われたが、

自分も妻を手に入れるために親友を裏切り死に追いやった。そんな過去

を引きずりながら就職もせず「高等遊民」の生活を続けている。鎌倉で

「先生」と知り合った「私」はそんな事情を知らない。父の臨終に立ち

会うため帰郷した「私」に「先生」の長い手紙が届けられた。

「此の手紙があなたの手に落ちる頃には、私はもう此世には居ないでせ

う」。

 「先生」の手紙で、叔父の財産横領について、善人が金を見ると急に

悪人になる、だから善人も信用してはいけない、という。また、親友を

裏切ったことは、自分も「御嬢さん」を愛していたので嫉妬にかられて

汚い手を使って「御嬢さん」と婚約した。嫉妬は愛の半面ではないかと

書いていた。

 明治天皇が亡くなり、乃木大将が殉死した。「それから二三日して、

私はとうとう自殺する決心をしたのです」と「先生」は書いている。 

なぜか?明治の精神に殉じて? 厭世? エゴイストでやきもちやきで

人間ぎらいで孤立している近代人が地獄から逃れる方法は何か。それは

「死ぬか、気がちがうか、そうでなければ宗教に入るか」しかない。

 同じ年、漱石の友人に送った手紙。


 私が生より死を択ぶといふのを二度もつづけて聞かせる積(つもり)

ではなかったけれども(略)それは嘘でも笑談でもない。死んだら皆に

棺の前で万歳を唱えてもらいひたいと本当に思っている(略)君は私と

同じやうに死を人間の帰着する最も幸福な状態だと合点しいるなら気の

毒でもなく悲しくもない(略)


 冒頭の松尾少年は兵庫県生まれ、姫路中学から高等師範へ入学する直

前になくなった。漱石の手紙は、少年の父が息子の宝物として表装し、

大事に保存していたという。


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「人生二度なし」森信三氏の言葉ですが、日常生活を充実して生き

たいですね。そして、たしかにね。子どもには子供が読む本がいい

ですよね。伝記とかいい書物を読んで欲しいわ。

 そして、なにより命の大切なことを誰もが知って欲しいものです。

 こころからそれを願い、祈るのです。 



短歌


 予報より早く降り出した初夏の雨バスの窓から傘傘のゆく花咲くようだ


俳句


 寂しさも消えわれひとり夏の夜や


川柳


 北よ北またかわりゆく涙出る



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Comment

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読書嫌いだったのです。
今さらですが、読書の大切さを感じています。
そうはいっても、中々読めませんけど・・・(^^ゞ

孫の見るテレビ番組は、昔と違いカラフルで刺激的です。
ドラえもんやアンパンマンが大好きです。
ママと一緒に、絵本も読んでほしいなあ~って思います。
便利で豊かになり、本離れが進んでいますね。

フェアリーグランマさんの読書量はすごいですね!
分かりやすく伝えて下さるので、教本になっています。
ありがとうございますm(_ _)m
  • posted by まめまま
  • URL
  • 2018.05/18 20:17分
  • [Edit]

お孫ちゃんね。楽しみですね。ぜひ絵本をね。

まめまま さま
こんばんは、いつもありがとうございます。

 ”読書ぎらい”

 そうなんですね。
 もったいないですよね。

 だってどれほど多くのすばらしいことがあるのかわからないのですものね。
 ほんとよ。ふふふ。

 でも、みんな百人百様でいいと思うわ。自分が好きなことが一番です。
 なんだって、好きなことを好きなようにして生きるのが一番よ。ね。
 あのね。
 この言葉が好きなんですが~~
 ☆昔の偉い人物は、文字で心を洗いその心のノミで顔を彫ったといわれています。
  良い書物を読むことにより、心が美しくなれば顔も美しくなり、心が汚れれば
  顔もいい顔にはならないそうです。☆
 ふふふ。でも、ちっとも私はいい顔になってないわ。まだまだのようだわ。ふふふ。

 そうそう、私、ドラえもんもアンパンマン、内緒ですが大好きなんですよ。
 それからシートン動物記の「おおかみ王ロボ」いまだに読んでいますのよ。涙してね。ふふふ。

 明るく楽しく喜んで日々を過ごすことが、読書より何よりいいかも~~ね。ふふふ。
 お孫ちゃんには、絵本を読んであげれたらいいですよね。喜ぶと思うわ。

 コメント有難うございます。嬉しいわ。
  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2018.05/18 20:42分
  • [Edit]

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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

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