おばあちゃんのひとりごと

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昔から ”若者の欲は頼もしいが、年寄りの欲は見苦しい” といいます。

  人間はな、人生というトイシで、ゴシゴシこすられなくち 

  ゃ、光るようにはならないんだ。

                     山本有三


  すべてを得んとするものは、すべてを失うものである。

                     山名宗全


 そうですよね。でも誰も苦労のない人なんてないのよね。

 自分だけかと、つい、思うけれどもね。そうじゃあないもんです。

 

 今夜、やはり、雲の間に間に、美しいお月様です。手を合わせたくなり

ついつい「有り難うございます。お守りくださって、感謝しています」と。

 そうそう、手紙がきました。

 この間のお葬式の時の、友人にお礼の手紙を出しておいから、今日返事

がきました。この友とは、中学・高校と部活(バスケット)も同じでした。

 友からの手紙をここに書きますね。


ーーーー先日は遠路よく来てくださいました。

    あんなに元気な○○ちゃんがんこんなに早く旅立つなんて……

    残念です、淋しいですね。 

    でも立派な葬儀で(本人にはわからないけど…)

    おくってもらって………やっぱりさいごまで

    ○○ちゃんだったね―ー。

    彼女の通ってきた人生、私たちには計り知れないけれども……?

    私たちも色々あったけど……今それなりに暮らしておれる事に感謝

    ですね。先のことは、どうなるか不明ですが、

    ピンピンコロリを目標に頑張りましょう。

                 又、お会いしましょうね。------


 なんだか、心にジーンとしまして、○○ちゃんのことがまた思い出されてね。

 さみしくなるわ。



 ☆ いつかいく道 ☆

          フェアリーグランマ


   この道も

   あの道も

   通った道であり

   いつもの道


   この道を行けば

   あの道を行けば

   ああなったかしら

   こうかしら


   どんな道も

   どこかに行ける

   歩いていこう

   どの道だって行けるんだもん


   夢に続く道なんだから


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 さわやかに死を見つめる80の話

                  公方俊良 著


 欲を離れた清らかな老い方

 

 日本特有の文化の一つに、「侘び」があります。茶道や水墨画、日本

庭園などの表現に、侘び、寂び、という、静かで落ち着いた趣が醸し出

されていて、接する者の心を打ちます。そこにほっとする安らぎが得ら

れます。

 詫びの心を表現して、茶人・紹鴎は、定家の歌を引用して「見渡せば、

花も紅葉もなかりけり 浦のとま家の秋の夕暮れ」といっています。

 また、茶人・千利休は、家隆の歌を引用して、「花をのみ 待つらむ

人に山里の 雪間の草に春を見せばや」といっています。

 雪に覆われた銀世界の山里にも、雪間に草が芽生えようとしていると

いう。静中の動の中に侘びがあるというのでしょう。

 いずれも、人間で言えば、輝いている若者よりも、老人の風情の中こ

そ、侘びの美しさがあるといえましょう。

 俳人の富安風性さんが、師の高浜虚子の古希を祝う句会で詠まれた句

に、「紅梅に 佇ちて美わし 人の老い」というのがあります。古希を

迎えられた師が、紅梅を愛でておられる、その後姿が実に美しいという

ものです。

 最近は、高齢化社会といわれ、老人が人口に占める割合が多くなり、

老人が多くなりましたが、侘びを感じさせる美しい老人はむしろ少なく

なりました。元気なのはよいのですが、がさつで姑息な人が多いからだ

と思います。

 静かで、ひっそりとした上品さや、毅然とした品性を湛えた人が見当

たらないのです。それららはどこから生まれてくるかといえば、いつに

清らかであることに尽きます。

 いまの老人は、若者と同じように、金銭や財物、レジャーや異性交遊

を追い求めています。いくら元気でも、若者と競争して勝てるわけでは

ありません。だから若者から馬鹿にされるのです。年寄りは若者が真似

出来ない分野で頑張ってこそ、尊敬されるのです。それが欲を離れた清

らかさなのです。 

 昔から、”若者の欲は頼もしいが、年寄りの欲は見苦しい”といいます。

欲を離れ、清らかな生き方をし、尊敬される老人を目指すことです。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 清らかな生き方ね。なかなか難しいわ。でもガンバロウカなぁ~~。


短歌


 どん底は笑い幸せは嬉し涙ひとりの老いの生きる秘訣よ


俳句


 公園のあじさい咲いたもうすぐ梅雨


川柳


 微笑みてしあわせ顔にして出かけ




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Comment

こんにちは。

おつらいですね。お寂しいですね。
どうぞお疲れががでませんように。
グランマさんは、いつも思うのです。

ご近所の方々も、お顔見知りの方々も、
良い方ばかり、やはり人徳なんですね。
  • posted by 窓
  • URL
  • 2018.05/29 18:20分
  • [Edit]

なんでもが、日々に疎し……ね。忘れるっていいもんよね。

 窓 さま
 こんばんは、いつもありがとうございます。
 
 あの亡くなった友人と、私と手紙をくれた友人と男友人とね、
 四人で食事をしたのよね。そのときは、その亡くなった○○ちゃんの記念のお祝いをしたの。
 4年ほど前かしら?嬉しそうなそのときの友の顔が思い出されるわ。

 手紙をもらって、また、思い出しちゃったわ。

 老いてありがたいのは、なんでもをすぐ忘れてしまうことよね。

 それから、ありがとうね。
 あのね。まわりの人が、皆さんがいい人なのよ。
 ありがたいの。ひとり居だから、ね。みんなと話しできるのが楽しいからね。
 今夜は満月なのよ。曇り空でみえないわ。

 ありがとうね。
  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2018.05/29 20:18分
  • [Edit]

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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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