おばあちゃんのひとりごと

Entries

時が速く感じるは脳が退屈してるんだってーーー

幾日ものあいだ、わたしの頭脳は
さまざまな未知の存在の形について
もうろうと、決断もできずに思い悩んだ。

         ウィりアム・ワーズワース



 「世の中意外に科学的」

     櫻井よしこ著

 退屈する脳

 大人になるにつれて、年々時間の過ぎていくのが速くなると感ずるのは
なぜだろうか。
 子供のときも社会人になっても、一日は同じ24時間なのに、時間の経過
速度は急激に速くなる。あっと言う間に一日が過ぎ一週間がすぎ、もう翌月
になっていて新しい季節に移っている。気がついたらすでに一年が終わって
いたなどと感じる目まぐるしさである。
 ーーー省略ーーー


「それは脳が退屈しているからです」川島教授は言う。

ーーー省略ーーー


「ちょっと遠回りかもしれませんが、私がいま申し上げた考えを持ち始めたき
っかけからお話ししましょう。数年前にアメリカで一つの仮説が発表されたの
です。仮説は、人間が癌にかかるのは脳が退屈するからだというものでした。
医学や科学では時折、笑いの種になるような珍説が出されます。それは、私た
ちのもっている現在の常識に合わないからおかしく感じるのであって、新たな
情報や発見があれば、おかしくなるのはそれ以前の常識です。で、私も癌は脳
の退屈が原因との説に興味を抱きました。非常に新しい視点だと思いました。」

アメリカで発表された新学説は、人間の脳は、新しい未知なるものを解析するこ
とを非常に喜び、一所懸命に働くという理論に基ずいていた。ところうが日常生
活の中では、基本的に毎日同じことが繰り返される。刺激が少なくなると脳は退
屈していく。そこで痛み苦しみを含めて新しい刺激をもたらすものを、わざわざ
作らせて、脳がその刺激を楽しむという考えかたである。
 この説が医学的に証明され得るのか否かは別にして、脳が新しい刺激の解析
を楽しむという理論が正しいとすれば、それは日常体験のなかでどんなことに結
びつくのだろう。
 川島教授が語った。新しい説について語るその表情は、とても生き生きとして
いる。私はふとその表情はそっくりそのまま、教授の”脳の表情”ではないかと
感じた。
 
 「見知らぬ土地に出かけたときに、行きと帰りでは同じ道なのに、行きのほう
が長く感じられたと言うう体験はありませんか。これは同じ道を通っていても、
新しい道には新しい刺激が満ちていて、脳がその一つ一つを吸収し解析して
いるからだと思われます。脳が一生懸命に働き情報を刻み込んでいるために、行
きの道は長く感じられます。他方、帰りの道は、二度目ですからあらかたの情報
はすでに分かっており、脳はあまり働かなくてよいのです。印象に残ることも少
なくなり、道は短く時間も速くすぎたと感じるのです」


 なんか、わたし いつも行きと帰りがどうしてかなあーこうかじるのはと思っ
ていたのです。おかしいなあーってね。きっと皆さんもそう思っておられたでし
よう。
 時の速さもその通りでね。脳が退屈してたのね。びっくりだわ。笑えますね。
散歩する道を毎日変えている私なの。それはいいことだったわ。
さあ せっせっと頑張ろうかなあーーー
スポンサーサイト

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

プロフィール

フェアリーグランマ

Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

ランキング

ブログ村のランキングに参加しています。応援してくれたら元気が出ます!
にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・自作ポエムへ にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
にほんブログ村 にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村

flag counter

Flag Counter

最新記事

最新トラックバック

音楽