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おばあちゃんのひとりごと

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公の人として仕事をして以来、自分がやったことが残っているから………

 旅に病んで、夢は枯野をかけめぐる。

             松尾芭蕉


 うらを見せておもてを見せて散るもみじ

             良寛


 ああ、久しぶりのわが子らに会うしあわせに、すっかりと酔いいい心地

でしあわせ。孫らもきてああありがたい。

 酔い見苦しいと思いつつ、すっかり酔う。

 老いるごと疲れ涙。皆に会えてしあわせだわ。


      *


  ★ ありがたい ★ 

      フェアリーグランマ


  子等に感謝

  ああありがたい

  幸せなる日


  ゆっくりと

  涙し嬉し

  ありがたい


  今日はすぎゆく

  感謝ばかり

  ああありがたい


  今日はすぎゆく


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 人間的の魅力の研究

              伊藤肇 著


 「自然に生き自然に死ぬだけ」

 ―――省略―――

 賢者は死に臨んで、(来るべきものが当然来た)と考え、死は生者の責任

であることを覚悟し、死を恐れることをひたすらに恥じ、死をみること帰す

るがごとく安んじて死せんことを願う。だから、精神の乱れがないし、遺訓

にも傾聴に値するものがある。しかし、賢者が聖人に及ばないのは、実はこ

の遺訓の点にある。

 聖人は、平生の言動がすべて教訓になるもので、死際にことさら遺訓の必

要はない。死生をみること、真に昼夜の循環の如く、何ら、特別の感じをも

たぬのが聖人の死生観だからだ。

 文官でただ一人、戦犯として処刑された広田弘毅が教誨師、花山信勝と最

後の面接をした時、花山が「歌か、詩か、あるいは感想か、何かありません

か」ときくと「公の人として仕事をして以来、自分のやったことが残ってい

るから、別に申し加えることはない」と答えた。

 あまりのそっけなさに花山が「でも、何かご感想がありゃしませんか」と、

くいさがると、「何もありません。ただ自然に死んで………」そこで言葉を

とぎらすと、あとは独白のようにつぶやいた。

「………すべては無に帰すということでしょう。言うべきことは言って努め

を果す、という意味で自分は生きてきたから、いまさら、何もいうことはあ

りません。自然に生きて自然に死ぬ。それでいいじゃあありませんか」

 広田の心境は「聖人の死生観」に近かったといっていいだろう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 城山三郎氏の小説を読み、今更ながら、思う心です。

「かざぐるま かぜがふくまで 昼寝かな」だったかな?


短歌


 風鈴やその音さえも今の世はうるさき世となり今夏去りゆく


俳句


 汗も出ず夏は去りゆく秋の風


川柳


 ビール飲みなんか疲れの出る老いよ





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Comment

不思議な気持ちです。

芭蕉、良寛、伊藤肇、城山三郎、皆さん私の心に響く人です。
芭蕉:奥の細道の地を巡っています。
良寛:今冬に出雲崎を訪ねようと思っています。
伊藤肇:この方は満州建国大学の生徒さんだったようで、当時の恩師の方を私はよく存じ上げております。
城山三郎:落日燃ゆ ですね。読みました。「風車 風の吹くまで昼寝かな」を紹介して下さった講演を聞いて。
伊藤さんの本は「人間的魅力の研究」ですね。ご紹介、ありがとうございます。読んでみるつもりです。
皆さん集まられていいですね。
  • posted by katou
  • URL
  • 2018.08/19 02:40分
  • [Edit]

伊藤肇さまは「男の魅力」だったかしら?

 katou さま

 おはようございます。

 いつも、ありがとうございます。
 城山さんの本の名は、そうでした「落日に燃ゆ」・・・思い出せなくてね。そうでした。
 さすがですね。

 伊藤肇氏の本とはね、はじめて手にしたのが、40年ほど前だと思いますが「男の魅力」だったと思います。

  なんだか、読みやすくてね。
 もう忘れてしまいましたが、なんでも、すぐ、忘れてしまいましてね。

 ・・・・夢は枯野をかけめぐる・・・・

 昨日のことも忘れてる。嫁二人がいろいろと相談に乗ってくれてね。
 笑えるのだけれども、「うん、わかった!ちゃんといってくる・・・・」
 そのへんじはしたけれども・・・思い出せない・・・(苦笑・涙)

 笑ってください。トホホ。なわたしです。

 有り難うございます。いいですね。そうやってその地にいけるって、ね。
 ありがとうございました。
  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2018.08/19 08:58分
  • [Edit]

不思議な気持ちです。ありがとうございます。

katou さま 
 こんばんは、いつもありがとうございます。

ぼんやりしていましてね。本はそうです。まだ、「人間学」とか「十八史略の人間学」とかあります。
ボンヤリしたコメントでしたね。すみません。私も不思議です。

 読むとね。こころのもち方や、考え方がが、変わりますものね。ありがたいですよね。

 
  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2018.08/19 19:39分
  • [Edit]

重ねてのコメント、感謝です。

フェアリーグランマ さん
 本の紹介、ありがとうございます。この伊藤肇という方は
名古屋出身の方のようで親近感を覚えています。実は私も
名古屋出身、関西に出て現在はまた名古屋に戻っています。
  • posted by katou
  • URL
  • 2018.08/20 17:21分
  • [Edit]

わたしも名古屋です。

 katou さま

 そうですね。
 伊藤肇 さまは、書かれたものを読ませていただくとかっこいいですよね。
 好き嫌いもね。とてもハッキリした方のようでね。
 亡くなられたときに小島直記氏がね。

 ・・・・伊藤肇君は、すばらしかった。彼こそは40代において人間革命をなしとげ
     開花結実の時を迎え入れたのである
       ーーー省略ーーー
     伊藤肇君は私より7歳若く、初めて知りあったときは、彼が35歳、わたしが
     42歳であった、そのころはある雑誌の記者であったが、談論風発、じつに、
     頭の回転の早い、そして人間に対する好き嫌いのはげしい男だという印象が
     が残っている。・・・・・・・

    と、かかれています。すみません。ありがとうね。


     お節介ですみません。
  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2018.08/21 21:37分
  • [Edit]

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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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