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おばあちゃんのひとりごと

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制服のスカートをたくし上げ、あぐらをかいて地べたに座り込む女子高校生たちの姿である。

 人間として弱いところがなかったら、人生は分からないで

 しょう。

                 長与善郎

 

 そうなんですよ。弱いこと知ると、思いやりは心にうまれますよね。


 今日は姉が来るというので早朝より、とても楽しみにしていたんだけれども、

「葬式ができちゃったからね。いけなくなっちゃったわ」

「そうなんだね。私も香典を出したがいいようなら、立て替えて出して~ね」

 いろんなことはあるものです。急なことで忙しそうなので話しておれない。

 


 夕方、散歩から帰ったらエレベーターで、同じ階の美人の奥様に会う。

 人柄のいい温かい方でお会いするといつも冗談をお互いに言うのです。

「いつも、とても幸せそうなお顔でいいわぁお幸せそうよ! 羨ましいわ」

「エッそうですか。どん底状態でずーとひとりを過ごしていますのに~~」

「いつもとてもいいお顔で頑張っておられお幸せじゃぁない。いいわよね」

「そうかな?自分のことだから散歩で頑張る。もう杖は使わなくなれたわ」

「いつも、努力されてるからすごいね。いつも幸せなお顔しておられるわ」

「お世辞が心地よいわァ私ご迷惑をかけないようにするけど、よろしくね」

 お若い方なので「何かあったときは、宜しくお願いします」といつも、

お願いしてるんです。皆さんがいい方ばかりなので、ありがたいのです。

 老人のひとり居・・・・なにかあればお世話になると思いますものね。

 いつも知らないうちに笑顔になってるみたいです。だから幸せに見えて、

いるみたい。それはしあわせなことですよね。ふふふ。ありがたい。


   *


 ★ 一人居だから ★

        フェアリーグランマ


 しっかりしてるつもりなんだけど

 自分が思ってるだけ

 笑えちゃいます


 だけどひとりでできるように

 自分なりにがんばるんです

 いつも笑顔で頑張るんです


 ひとりを楽しんで明るく頑張ろう


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 小さな人生論

             藤尾秀昭 著


 人生に誓うものをもつ


 昭和の始め、岩波英和辞典を編纂、英語学者として名をなした田中菊

雄という人がいた。学歴は高等小学校中退。国鉄の客車給仕係をしなが

ら刻苦勉励、十八歳で小学校の代用教員になる。さらに旧制の中学、高

校の教員資格を取り、後年は山形大学の教授を務めた。明治二十三年に

生まれ、昭和五十年、八十二歳で生涯を閉じている。

 渡部昇一氏は同郷の立志伝中のこの人を深く尊敬し、「少年時代、田

中菊雄先生は私の心の中の英雄であった」と語られている。

 その田中菊雄氏にこんな話がある。

 私は小学校を出ると(いやまだ出ないうちに)すぐ鉄道の列車給仕に

なった。

 辞令を受けて帰って、神棚に捧げた時の気持ちは、いまでも忘れられ

ない。そしてその辞令をいまでも大切に保存している。

「ほかの少年は親から充分費用を出してもらって学校へ通える。しかし、

私はあすから働いて父母の生活の重荷の一端をになわしてもらえるのだ。

私の働いて得たお金で父母を助け、また私の修養のための本も買えるの

だ、私は本当の学校、社会という大学校へ、こんなに幼くて入学を許さ

れたのだ。ありがたい。本当によい給仕として働こう」。こう思うと熱

い涙がほおを伝わって流れたのである。


 十三、四歳の少年が初めて仕事に就いた時、心に誓った決意である。

なんと立派な決意だろうか。少年期より人生に誓うものを持つことによ

って、氏は自らを修養し、人生を構築していくのである。


 話は飛ぶ。最近、出張するたびに目にする光景がある。駅のホームで

あるいは街の路上で、制服のスカートをたくし上げ、あぐらをかいて地

べたに座り込む女子高校生たちの姿である。全国どこに行っても、であ

る。その姿はまさに異様である。少女に本来備わっている清楚さや恥じ

らいは微塵もない。彼女たちの表情も体全体から受ける雰囲気もどんよ

りと澱んでいる。

 一人で悪くなる子はいない。幼少期からの躾、良習慣、陶冶があって

こそ人格は形成される。彼女たちはその機会を失したまま今日に至って

しまったのだ。胸が痛む。

「人間は、必ず一人には一人の光がある」とある先達は言った。しかし、

一人の光が真に光を放つには、それなりの条件が要る。そしてその根本

になるのが、人生に誓うものを持つということではないか、と思うので

ある。


 山本有三作「路傍の石」の中で次野先生が少年吾一に語る言葉が思い

出される。


  たったひとりしかない自分を

  たった一度しかない一生を

  ほんとうに生かさなかったら

  人間、生まれてきたかいがないじゃないか

  

 この言葉に感応し、誓いを持って人生を歩みだす若い魂の一人でも多

からんことを願わずにはいられない。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・・・たった一度しかない一生を・・・・そうですよね。

人間に、生まれたかいがないじゃないか・・・そうですよね。

                      そうですね。


短歌


 秋が来た夕暮れ早く知らぬ間にふと気がつけば外は真っ暗


俳句


 秋から冬ショーウインドーマネキンさん


川柳


 造花店紅葉ハロウィンもうそこに


 

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Comment

こんにちは~~~♪

わたし、ブログに書こうかと思ったことがあります。
近所のコンビニエンスストアの前で、女子光景のそのような姿を見ることがあります。
うちは比較的、田舎なんですよ。
コンビニの車止めのブロックの上に胡坐をかいて座り、何か飲食しているのです。
もう、なんなのでしょうか。
  • posted by 窓
  • URL
  • 2018.09/13 16:51分
  • [Edit]

田舎の女学生にも、そういう光景~~

 窓 さま
 
 こんばんは、いつもありがとうございます。

 なんだか、驚きですが、そういう女子さんは、きっと、それがいいと思っているのですよね。

 たぶん、その生意気さ?を ”かっこいい” と思っているのでしょうか?
 ある時期の、ある経験、というか、生意気にしたいのでしょうがね。
 そんなことは、つまらないし見苦しいし、ちっともいいことないことを、知るがいい。わ。
 
 それが、どれほどに、醜くくて、美しくない姿かが~~わかってないのでしょうね。

 ハッとあるときに、気づいてくれたらいいわよね。
 そう思いながら、そう願うのです。

 いつもありがとうございます。
 もう、秋ですね。また、暑くなるとか?

  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2018.09/13 19:39分
  • [Edit]

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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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