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おばあちゃんのひとりごと

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それにしても、あの命の恩人、彼女は今どこにおられるのだろうか。

 人生において、万巻の書を読むより、すぐれた人物に一人

 でも多く会うほうが、どれだけ勉強になるか。

                小泉信三


 生きているということは、徐々に生まれることである。

                サン・テグジュべリ



 朝の雨はあがり、晴れてきました。明日は「秋分の日」私は、菩提寺に

秋のお彼岸法要に、早朝より出かけていきます。よい天候になりそうであり

がたいです。ご先祖様がおられますのでね。最寄の駅には長男夫婦が車で迎

えにきて送ってくれますので、ありがたい。電車の時間も連絡してくれたの

でね。ありがたい。バスで行きそして名鉄電車でゆきます。

 夏のお盆には、猛暑すぎて行けなかったのです。

 たぶん田舎のお寺付近では彼岸花がアチコチで咲いているでしょうね。

 見れるのが、とてもうれしい。ここいらでも、咲くと頃は知っていますので、

散歩で見てきました。好きだわぁ~~まんじゅしゃげ。ね。

 そして、住職さま、お庫裡さまにお会いできますので、ありがたいことです。

 デパートで菓子箱を用意してあります~~玄関に置いておきました。忘れな

いようにとね。忙しい日になりそうだわ。

 そうそう、お月様が綺麗ですよ。24日は、十五夜です。晴れそうですので、

見えますよ。楽しみだわ。


    * 


 ☆ なんまんだぶつ ☆ 

         フェアリーグランマ


   なんまんだぶつ なんまんだぶつ

   なんまんだぶつ ありがとう 

 

   ありがたい 元気で過ごせます

   生かさせていただけて ありがたい

   

   日日に感謝 ありがとう

   おかげさま ありがとう

   おひさまに ありがとう

   夜空のお月さまに ありがとう

   すべてに ありがとう



-----------------------------------------------------------------------

 心に残りとっておきの話

             潮文社編集部編


 自殺希望者

             清田おさむ

             昭和七年生 (会社員)


 名前も知らない。

 住所も電話番号も知らない。

 ただ、その人との共通点はお互いに自殺希望者だということであった。

 あのときの女性は今元気だろうか?

 何処でどうして居られるだろうか?

 そう、もう四十年程前の出来事である。

 そこは大の天王寺区にある天王寺公園である。 

 この公園の中に史跡で有名な茶臼山がある。小さな池、小高い丘、そsっして動物

園と多くのお寺が周りを取囲み、浪花のシンボルである通天閣がそびえ立っている。

 真夏の燃える太陽が沈んだとはいえ、蒸し風呂の様なよどんだ空気が汗ばんだ素肌

にじっとりとまとわりついてくる、8月の始めの暑い日の事であった。

 自殺をするために私は此処にやって来たのだ。今考えれば一種のこころの病にかか

っていたのだろう。折角入った大学もいつの間にか籍がなくなっていた。

 (何をやっても、面白くない。生きてる意味がない)

 この気持が当時のわたしの心を支配していたのだ。

 今では要指示薬で規制されているが、当時自由に販売されていた睡眠薬ブロバリン

を二百錠(だったと記憶している〉買い求めた。天国への片道切符である。

 ところがあとで教えられたのだが偶然にもこの錠数が致死量だったのである。多く

ても、少なくても駄目ということであった。

 夕方まで思い残すことはないように好きな食べ物を腹1杯食べて時間を潰し、薄暗

くなった天王寺公園に入りいつの間にか茶臼山公園に来ていたのだ。

「一寸お兄さん」

 途中で睡眠薬を飲むための買ったジュースの瓶を持ち、いよいよ自殺を結構しよう

とベンチに座り錠剤を取り出したところに少し甲高い女性の声がかかった。

「お兄さんどうしたの?」

 声をするほうを振り向くと、ベージュ色のワンピースを着たスラリと痩せた美しい

女性が立っている。

「そこに一緒に座ってもいい」

 私が返事に困っているのを見ながら静かに隣に座った。

「それ睡眠薬?ブロバリンか……その量から見て自殺するようね、違う?」

 私は無言である。心の内では邪魔するなと怒鳴っている。

「ご免ね。実は私もそのつもりで此処に来たのよ。もう駄目、生きて行く自信がなく

なったの」

 年齢は30歳位か?何となく暗い暗い影があるようだ。

 私がふらふらした足取りで池をまわって此処にやって来た時、

「一寸変だな」

 と思ったのだろう、池のベンチに座って私の行動を見ていたのだ。

「死への旅立ちへするに時間の制限はないわ。暫く話をしましょう。同じ自殺希望

なんだものね。死ぬ時は一緒よ、いい?」

ーーーーーー省略ーーーーーー

 「ねえ、一寸トイレへ行ってくるから待ってて」

 変なことになったと私は思いながらも彼女の来るを待った。

(変だな、もう三十分待ったな。もしかしたら気が変わったのかも知れないな)

 私は気を静めるため数分間空を眺めていた。

 (この星ももう見納めだな)

 再び私は気を取り直し二百錠の睡眠薬を新聞紙の上に出すと一気に口の中に放

りこんだ。続いてジュースを飲もうとした時誰かが手で瓶を弾き飛ばされた。

 「駄目だ。吐き出すんだ」

 背中をドーンと叩かれ口の中にあった錠剤のほとんどを土の上に吐き出してし

まった。「よし、間にあった。良かった、良かった」

 私の後ろには三人の私服刑事さんが立っていたのである。

 自殺の決行に気をとられて人の気配を感じなかったのだ。

 「君の自殺を知らせてくれた人がいてね」

 天王寺警察署に保護された私に刑事さんの一人が教えてくれた。

 「あの女性の方ですか」

 「そうだよ、君の命の恩人だよ」

 「何処の方ですか?」

 「いや残念ながら誰も知らないんだ。時々あの辺りにやって来る夜の姫君でね。

そうだな君で三人目位かな。自殺者を助けたのは」

 それにしても、あの命の恩人、彼女は今どこにどうしておられるのだろうか。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 命は大事にしないとね。

 


短歌


 月旅行なんだか夢が消えていく宇宙は神がおられると思う


俳句


 眠れずに中秋の月眺む深夜


川柳


 彼岸花忘れず彼岸に咲くを誉め





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Comment

暑さ寒さも・・・

そうなんだグランマさん
長持ちの秘訣は
転ぶな義理欠け風邪引くな
婆ちゃんが言ってた・・あはは
(雨の晩にお通夜に出かけてはいけませぬ)

おはようございます
ももしきどてらちゃんちゃんこ・・七輪
あはは

やっぱ冬が好き


  • posted by ハシビロコウ・うな
  • URL
  • 2018.09/23 03:40分
  • [Edit]

 でもね。最近は、お彼岸過ぎてもね~~。

 ハシビロコウ・うなさま
 こんばんは、なんだか、とても返信が遅れてしまいまして、申し訳ありませんでした。
 御年・・・せいかしら、なにか、ちょっとしたことで、よれよれによたよたかしら?ふふふ。

 お笑いください。さあ頑張るぞー。
 
 ・・・わぁお、そうですよね。
    <転ぶな 義理欠け 風邪引くな>

    そうっかぁじゃあ早速そうしましょうか?
    今夜、お通夜(ごめんなさい。縁起悪いかしら。でも97歳だから~~)

    私は、長男夫婦に、おねがいしちゃいました。
  
    この間、秋刀魚楽しみましたわ。
    まず、写生してね。ふふふ。駄作かも。私だけ自己満足の世界。

    美味しく食べちゃいました。アッハ。

    なんとも、味覚障害かもだけれども・・・・おいしかったわ。ありがたい。
    今度はお芋の炊き込みをします。

    いつも、感謝です。

   ありがとうございました。
    遅くなり、すんません。ありがとうね。
  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2018.09/24 17:48分
  • [Edit]

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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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