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おばあちゃんのひとりごと

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人間苦労しなければいけないが苦労して苦労に磨かれて立派になる人間と、苦労に染まって性格がいじけてしまう人間とある。

  怒り、恐れ、憎しみ、嫉妬、その他様々な悪感情の為に、人の体

  内の食物が発酵し、血液中に毒素が生じる。うるさい愚痴やい、

  ふしだらや怒鳴りに悩まされている人間は、酒を飲まぬのに終始

  悪酔いしているのと同じなのだ。

                        安岡正篤


 

  怒りは体にいいことはないと聞いていますが……そうでしょうね。

 今日は区が主催の「はつらつ学級」ヨガの体操でした。30人参加で、そ

のなかで男性は3人でした。もう、女性は幾つになっても賑やかです。

 驚くほどに~~ね。愉しそうでいいものよ。毎週月曜日、3月までです。


 あのね。2日ほど前ですが、私の嫂(13歳上なんです)から電話が入り、

「こんにちは、あのね、姉ちゃん(養女の一番上の姉)の法事に行けない」

(私の一番上の養女姉の七回忌法要が10月28日に亡姉の家であるのです)

「そうなの。いいわよ。嫂さん座っているのが大変なんでしょう。いいよ」

「そうなのよ。緊張して座っていると調子悪くなるから、断ったのよ」

「大丈夫よ。私と5歳上の姉夫婦とね。お参りしてくるからね。安心してね」

 嫂さんは、お参りがてらに姉のところに行ったそうだけれども留守だった。

 とかでね。甥と甥の嫁と義兄の定期健診に病院に行って留守だったとのこと。

  

 そこから、また、いろいろと昔の話に花が咲いた。亡父母そして亡兄姉妹の

想い出が尽きない。

「しかし~~ねえさん、よく兄ちゃんを看病したね。立派なことよ」

「ありがとう。私がラクなようにやったからね」

「ねえさんは兄ちゃんの看病で大変で、よく看病してくれてありがたいわ」

「そうだよね。お母ちゃんが大事にしていた息子だからね~~やれちゃったわ」

そういう嫂の話を聞いていると、亡くなった後も亡母の愛情が兄を守ってくれて

いたと、母の強い愛情を感じ、兄夫婦は子どもがないので、ひとりで嫂が兄を守

り、何年もという長い月日の看病(脳の血管が切れて全身不随だった兄)でした。

 大変だったとしみじみと思うのです。

 亡兄は短気でしたしわがままいっぱいの人でした。怒りはやはり体にとってはよ

くないなと思うわたし。怒らないようにのんきに生きていこうかなぁ?長生きし

すぎてしまうかしら~~それもまたね。ふふふ。




       *


 ☆ 友と会う ☆

        フェアリーグランマ


    わかれには

    「さようなら」

    「ごきげんよう」

    なんとなく

    こころに余韻

   

    その話題の余韻

    味わいながら

    「さようなら」

    「ごきげんよう」

    また会える日を楽しもう



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 一期一詩  <こころの詩>をよむ

              瀬上敏雄 著


  人生、植えるもの多し


  娘に与ふ

          吉川英治


  倖せ何と ひと問はば

  むすめは なにと答ふらん

  珠になれとは いのらねど

  あくたになるな 町なかの

  よしや三坪の庭とても

  たのしみもてば 草々に

  人生 植えるものは多かり


 吉川英治さんが、嫁いでゆく長女曙美さんに、『童女般若心経』の詩と

共に贈られた二枚の色紙の中の詩である。

 吉川さんは昭和36年10月6日肺癌の大手術を受け、翌年2月11日、曙美

さんの結婚式に出席して、身体の痛みに耐えながら、父親としての愛情の

切々とこもる挨拶をしておられる。その年の9月7日に、70歳をもってこの

世を去っておられるのであるから、死の7ヵ月前のことである。若者が好き

で、所望されれば結婚式には必ず出席し、祝辞を述べられたという吉川さん

は、曙美さんの新しい人生の門出には、格別の思いをもたれたのであろう。

 わが娘の倖せを願わぬ親はないであろうが、嫁いでゆく娘の倖せを願う父

親の思いはひとしお深いものがあろう「珠になれとは願わないが、どうぞ人

の世の芥にならないで、たとえ町なかの暮らしであっても、生きる楽しみを

もてば、僅か三坪の庭にさえ花々が植えられるように、人生には植えるもの

が一杯あるのだ」と。

 「宮本武蔵」を書き、「新平家物語」を書き、「私本太平記」を書いて、

国民文学の創造に努められた吉川さんが、平凡な市井の中にある掛け替えの

ない倖せを、嫁ぎゆくわが娘に願われる父親としての愛情がしみじみと伝わ

ってくる。

 肺癌の宣告を受け、すでに階段を這うような状態であったのに、「私本太

平記」の完成のために、心身を削る思いで机に向かわれた。自己に厳しかっ

た吉川さんは、新しい人生に出発する若者に、沢山の色紙を書いておられる。

「やさしい、むづかしさ」「菊根分け、あとは自分の土で咲け」「たのしみ

ある所に愉しみたのしみなき所にも愉しむ」「人間苦労しなければいけない

が、苦労して苦労に磨かれて立派になる人間と、苦労に染まって性格がいじ

けてしまう人間と二通りある」など、どれも人生を生き抜いた先輩としての、

思いやりのある味わうべき言葉である。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 「やさしい、むづかしさ」ね。


 私の父もやさしく、愛情深い父でした。このような人だったなぁ~と思

いだす。いろんなことのなかを、思い出しています。でも、父は兄のこと

は苦手だったようで何も言いませんし、兄を叱りもせずで、母にすべてを

任せてしまっているようでした。そういうのも、兄は寂しかったかのかな

とも~~思うのですが、昔のことで年が違うから今も昔も何もわからない。

思い出しつつ「わからないなぁ」とひとりごとです。どうなのかなぁ?

 みんなこうして懸命に生き、そして、亡くなっていってしまうのよね。

 父や母を思い出しながら、結局は何も話せなかったなぁ~

 なんにも話す暇なかったし、話すようなこともないのでしょうね~?



短歌


 ひとりにもすっかり慣れてさびしさも当たり前なりひとりを楽しむ


俳句


 気がつけばすっかり秋の陽はしずむ


川柳


 おしゃべりは老婆が寄ればますますだ






 

 

 

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Comment

寒くなりましたね

グランマさん、こんにちは。
そんなものかもしれないですね。

わたしも、父が亡くなってしまってから、
あぁ、あのとき、もっときちんと聞いておくべきだった。
と、何度も悔やみました。

でも、仰るように、それが人生なんだとも思います。
偲ぶという言葉は、亡くなった人に悔やむ気持ちからきているのかもと思います。

それと、怒りの感情!!
気を付けないと、その瞬間、血管が怒りの出す負のエネルギーで、ドロドロになっているかもしれません!

  • posted by 窓
  • URL
  • 2018.10/16 14:37分
  • [Edit]

秋は駆け足ね。冬は早や足できそうですよね。

 窓さま
 こんばんは、ほんと、寒いですものね。
 
 私もそう思うのですよ。
 老いた父には心配をかけっぱなしでした。
 いつまでも、父母にとっては、子どもであったなぁ~~反省だわ。
 甘えたままでした。

 偲ぶね。いいですね。

 そうそう怒りの感情ね。そうらしいですよ。

 怒り…怒っている人の息をためて、その出来た滓をねずみに注射?だったと思うけれども毒素がありねずみが死んでしまう・・・とこの安岡先生が書いておられたのを読んだことがあります。ちょっと、細かくは忘れましたが^~。

 私は、今は、老いたゆえか、なんにも、腹が立たないからね。元気で長生きしてしまいそうだわ。ふふふ。

 ありがとうね。ありがとうございます。
  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2018.10/16 19:21分
  • [Edit]

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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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