おばあちゃんのひとりごと

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時期外れだけどーー母の日の思い出ーーー

親とはいいもので、こんなおばあちゃんになっても、四季の移ろいとともに
尽きない、尽きることない、昔の思い出があるものです。
 そのとき、その時の姿が思い出され不思議な事にいいことしか、思いださな
いからね。すべていいことしか思いださないから幸せなこと。
 わたしって、案外 生き方が ー上手いなあーハッハ ハッハ
 時期外れだけどーーー母の日なんてーーーまあいいかあー


       母の日の思い出

    
    「母の日」のことを
    学校で初めて教えて頂いた
    これは親孝行しないとと思ったのだ
    
    先生のお話で教そわったからね
    ちいちゃい妹に教えてあげたの
    妹はまだ学校へ行っていないから

    朝早くそおーと妹を起こした。
    毎日 母が寝る前にお米をといで
    竈にお釜が仕掛けてあるのを知っていた

    だから二人でご飯を作ってあげようと
    二人で出来ると思っていたのだ
    母のやっている姿を毎日傍で見てたから

    藁に火をつけてどんどん燃やした
    風呂もお手伝いして火だし、竈で煮炊きも火
    傍で何時もやり方を見ていたから

    簡単なのだと思っていた
    木の重い蓋がぶくぶく動く
    確かお母ちゃんが「蓋をとっては駄目よ不味くなる」

    そんなことは覚えていたのだが   
    いつ火を止めるかが分からないのを知った
    大家族だった。一人また一人起きて来た

    「なにやっとるっ!!」怒られた。叱られた。
    「母の日だもん。お手伝いしたのに」
    兄や姉が「お母ちゃんがもっと大変になったんだがね」

    お釜の中はまっ黒になってしまった
    あーあ 大変だあ~思ったのだが~
    妹とわたし ションボリ

    外の流し台で鎌やらタワシでお釜を洗っていた母 
    ゴシゴシと手がまっ黒になり洗っていた母
    「お母ちゃんごめんね」って、小さい声で謝った

    母は振り向かずに洗っていたが
    聞こえたのか聞こえなかったのか、背中が笑っていた。
    母は覚えていただろうかなーー死んじゃって聞けはしない
    
    むかし、むかし 小学1・2年生の頃のだったと思うのだが……

 遠い 遠い むかし 昔の笑える思い出・今の時代ではありえない話ですよね。    
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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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