おばあちゃんのひとりごと

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心温き人ありて会いたき哉

橘曙覧(たちばなあけみ)歌人{1812-1868}

 楽しみはで始まる「独楽吟」
  
  たのしみは珍しき書(ふみ)人にかり始め一ひらひろげたる時

  たのしみは妻子(めこ)むつまじくうちつどひ頭ならべて物くふ時

  たのしみはまれに魚煮て児等皆(こらみな)がうましうましといひて食ふ時

  たのしみはそぞろ読みゆく書の中に我とひとしき人を見し時

 なんかいい歌ですね。日々の温き家庭が浮かびます。この方は福井の人で、三十代
半ばに決心して「祖先相伝の家業財産を挙げて弟宣に譲り、瓢然として足羽山に退居
し、専ら文学に従事」貧乏暮らしも意に介せず歌を詠んで生きた人であったそうです。

 なんか生活感が出ていていいですよね。心の温かき人であるを感じて嬉しくなるの
です。貧しくとも幸せそう。
 

 この心温き人羨ましい。
 お会いしたいなあーと思ったのです。そうしたら、偶然に見たテレビで、また 心
温かき人に出会え、嬉しくなりました。
 
 桂文枝師匠{字が違うかしら?}のお父様を尋ねる番組を昨日見ましてね。生後11
カ月の時にお亡くなりになり、お母さんがひとりで育てなされたとのこと。{番組の中}
若くして27歳で陸軍病院で亡くなられ、遺骨にも出会えて見ていて涙しました。
 写真が手元に一枚あるだけだった中からの始まりした。とても立派なご両親でした。
 
 お父さんのことを「会うと顔に優しさが出ていて、あんないい人はない」と、いう方
があり、いいなあー良かったな―お母さんの並み大抵ではない御苦労の中で
「天皇陛下にお会いさせて頂いても、恥じない躾や礼儀を教ておられた……」
と言っておられ、その時は「なんで…?」と思いましたが……
 
 あまり上手く説明出来ませんが、とてもいい番組で偶然は必然よー。有り難き哉。
 

 そして、こういう時って、 なんか「言霊」を感じるのです。やはりあるんだなー
  


さあー橘曙覧さまのようにわたしも作るわ。

  たのしみはひとり静かに本を読む同じ考えを見つけし時

  たのしみはカフェでコーヒー飲みながらボーと街ゆく人見る時

  たのしみは韓どらを見て憧れる年を忘れて脳休みの時

  たのしみは友とゆく風呂岩盤浴無の境地に極楽の時

  たのしみはいい番組にさりげなく会えて惹かれて夢中なる時

  たのしみは子らや孫らに会える時なんて嬉しや心弾む時

  たのしみはひとり散歩す公園の樹木のうつろい美しき時

  たのしみは親友・心友・信友と心ゆくまで話せる時

  たのしみは家族の幸を願いつつ神社に参り手を合わせる時

  たのしみは下手な料理もひとりなら美味しい上手い口癖の時


 
  

  

  
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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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