おばあちゃんのひとりごと

Entries

「心だに誠の道にかなひなば祈らずとても神や守らむ」

「到知」2011・1・
  特集{盛衰の原理}より

      ――――省略ーーー

 第一回の式年遷宮が行われたのは、690年、戦国時代に中断されたことはあ
ったが、以来1300年、この行事は蓮綿と続けられている。

 伊勢神宮だけではない。全国でその地にある神社が地域の人々によって大事に
護持されている。これは世界の驚異と言っていい。

 渡部昇一氏に伺った話である。氏は若い頃、ギリシャのスニオン半島をニ週間
ほど旅し、ポセイドン神殿はじめ多くの遺跡を見た。

 帰国後、石巻に行った印象が忘れられないという。石巻には港を見下ろす丘に
神社がある。その祭りを町を挙げて祝っていた。

 海を見晴らす丘に海神を祀るのはギリシヤも日本も同じだが、ギリシヤの神は
はげ山のなかの遺跡と化している。しかし、日本の神は豊かな鎮守の森に包まれ
て社に鎮座し、住民がこぞって祝っている。

 「古代ギリシヤ文化はもはや死んでしまったが、古代日本文化はいまもまさに
生きていいるのです」

 この事実はなにを物語るのか、ギリシヤ神話は有名だが、神々の系譜は神話
の中だけで完結。断絶し、いまに繋がっていない。これに対して日本は、天照大
神の系譜に繋がる万世一系の天皇という具体的な存在を軸に、我われの先祖は目
に見えないもの、人知を超えたものを畏敬し、尊崇する心を、2000年以上に
わたって持ち続けてきた、ということである。そしてこの民族の魂は今日もなお
生き続けている、ということである。

 目に、見えないものへの畏敬、尊崇の念は、自らを律し、慎む心を育んでいく。

 「心だに誠の道にかなひなば祈らずとても神や守らむ」

ーーーーー省略ーーーーー  -------

 詩人 坂村真民さんはそういう先人の祈りを象徴するような詩をのこしている。

     <あとから来る者のために

      田畑を耕し 種を用意しておくのだ

      山を 川を 海を きれいにしておくのだ

      ああ あとから来る者のために

      苦労をし 我慢をし みなそれぞれの力を傾けるのだ

      あとからあとから続いてくる あの可愛い者たちののために

      みなそれぞれ自分にできる なにかをしてゆくのだ>


  なんか、胸にぐうーときます。なんにも努力していない自分!
  恥ずかしくなります!わたし!
スポンサーサイト

Comment

してますよ!

次の世代へ、命を繋いだではありませんか!
もしも、女がみんな子供を産まなかったら、
日本人のみならず、人類は滅亡してしまいます!
子供を産み育てるのは偉業だと、私は思ってます^^

ギリシャ神話と日本神話の違いは、そこにあったのですね。
近所にはお寺もありますが、神社もあります。
小さな神社も数えると、そこここにあるのです。
つくづく日本は、日本人は素晴らしいと思いました^^
  • posted by 夢桜
  • URL
  • 2014.02/26 20:54分
  • [Edit]

Re: してますよ!

 
 そうかあ~そうだよね。ありがとう!

 わたしは、いっぱい、わたしで出来ることをしてないのでは?とか!

 アッハ アッハ 次の世にうまく残したいね。

 
  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2014.02/26 21:44分
  • [Edit]

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

プロフィール

フェアリーグランマ

Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

ランキング

ブログ村のランキングに参加しています。応援してくれたら元気が出ます!
にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・自作ポエムへ にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
にほんブログ村 にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村

flag counter

Flag Counter

最新記事

最新トラックバック

音楽