おばあちゃんのひとりごと

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とっさにおける・正しい判断力・迷わぬ決断力・

「まんだら人生論」  ひろさちや著より

 {あれこれ迷っては知恵が発揮できぬ}

 司馬光は、中國・北宋の政治家であり、学者であった。その人柄の故に、司馬温公の
名でも知られている。

 彼の少年時代に、こんなエピソードがある。

 温公は他の子どもたちと一諸に、大きな水甕に乗って遊んでいた。ところが、一人の
子どもが水甕の中に落ちた。子どもたちは、どうして救おうかと、あわてふためいてい
る。

 ところが、温公は少しもさわがず、大きな石を持ってきて、水甕を割り、水を流して子
どもを救ったのでした。

 この話は、いろいろに解釈されている。温公がすでに少年時代から、物よりも人の命を
尊重していたことのあらわれだと言う人が多い。たしかに彼が、人命を尊重していたこと
はまちがいない。では、他の子どもたちは、人命よりも水甕のほうを尊重していたかとい
えば、そうではあるまい、だれだって、命と水甕であれば、命のほうを大事にするであろ
う。

 問題は、とっさの場においての、彼の判断の正しさである。あれこれ迷わぬ、決断力だ
といってもよい。

 水甕に落ちた子どもを助けるには、どうすればよいか……ただ、そのことだけを考えれ
ば、きっとだれもが甕を割ることを思いつくにちがいない。

 しかし、たいていの人は、子どもを助けることだけを考えない。高価な水甕を犠牲にし
ないですむ方法はないかと……と、余計なことまで考えてしまう。だから、あれこれ迷っ
たあげく子どもを死なせてしまうのである。

 仏教は「知恵の宗教」である。「知恵を持て!」と教えている。その知恵は、それほど
むずかしいものではないが、迷いがあっては知恵が発揮できない。それ故、迷いをなくす
ことが大切である。

 この話しはそんなことを、われわれに教えてくれている。

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 短歌5首

 寒いただ寒くっていつ春は来るひとりごと言う一人の世界

 我が亡父母は抹茶煎茶大好きで居間で二人でくつろいでいたな

 亡き母は奈良のお水とりすまないと春の温さはこないと言いし

 春冷えで亡ちちはは思う影踏みをした満月や幼なの記憶

 長火鉢鉄瓶でお湯沸いていた亡父は机に亡母は茶を出す

 

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Comment

こんばんは^^

「知恵」とは、そういうものなんですね。
私、ずっと思い違いをしていたようです。

寒さが、ぶり返してますね。
暖房の効いた部屋で、ぬくぬくしてるので、
すっかり運動不足です(^^;
フェアリーグランマさんを見習って、少しは歩こうと思いつつ、
ついつい好きな事をしてしまいます(^^ゞ
  • posted by 夢桜
  • URL
  • 2014.03/08 20:30分
  • [Edit]

Re: こんばんは^^

 寒すぎです。わたし、外が好きなのよね、きっと!
 (自分ではよく分からないけどね。)
 必ず、外に出ないと家ばかりにおれないわ。町は人がいっぱいなので、見てるだけで
楽しいのよ。歩きながら、あちこち眺め、ときに速足で、あとはゆっくり、ゆっくり、~
目的も無くーー。

 あのね。ーー^
 スマホにし、スマートバリューにしたらね。料金安くなると思ったら、高くてガックリ
しちゃいました。なんでもおばあさんのやることは、もう一歩頭の回転が悪くてね。今日
ショップに調べて貰いにゆき、納得してきましたが、もう少し考えないと駄目だったなあ
~と反省しきり~です。もう、やっちゃいましたので、このままいかないとね。がっかり!
 通話が多いとのこと。もう、つかわないぞお~。試してみないと~今月一ヵ月!

 ーーもうしばらく、スマホの通話止めようーー。もったいない!
  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2014.03/08 22:29分
  • [Edit]

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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

心に残った本の一節を御紹介させて頂いております。

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