おばあちゃんのひとりごと

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坂村真民の詩「苦」

「稲盛和夫の哲学」稲盛和夫著より

 --情と理についてーーー

 尊敬する人物、理想ととする人物は、と問われたたとき、私がまず思い浮かべるの
は、西郷隆盛です。
 西郷は明治維新新政府誕生後、東京に住みました。高給をもらっているのに、粗末
な「しもたや」に下女一人を置き、粗末な木綿の着物を着ていた。本当に頓着がない
というか、欲がないというか、無私の人だったと思います。

 「幕府がおかしい」「封建制がおかしい」ということで、若い志士たちが命がけで
新政府をつくったわけです。しかし、新政府の要職に就いた人々が壮麗な住宅を建て、
華美な洋服で身を包み、お妾さんを何人も囲ったりして栄耀栄華をきわめ、堕落してし
まった。

 西郷はその堕落ぶりを見て新政府の中核にありながら悲憤慷慨し「明治維新は自分
たちの栄耀栄華のためではない」と正論をはいていました。同時に、「自分がやったこ
とが本当に良かったのか」「一部の人々が天下をとって贅沢をするために利用されただ
けではないか」と悩んで、自身はそうあるまじと地味な生活を送っていたわけです。

 結局、山形有朋や伊藤博文、大久保利通らと意見が合わなくなって、征韓論をきっか
けに要職を退きます。欲があれば地位に執着するのでしょうが、西郷には欲がないから
さっさっと鹿児島へ帰りました。すると、一諸に新政府で働いていた鹿児島出身の若者
たちも官職を辞して帰ってきた。そのものたちが不満を抱えているものだから、暴発し
ないように、さらには将来、有為な人材になるようにと西郷は学校をつくったのです。

 そのうちに、鹿児島に潜入してきた薩摩出身の警官が捕まり、訊問されて「西郷を暗殺
するためにきた」と白状しました。それが事実かどうかはいまだに議論されてますが、こ
のことで、私学校の生徒らが怒り、鹿児島にあつた政府の火薬庫を襲って銃や弾薬を奪っ
たのです。これを知った明治政府は反乱として鎮圧に動きだしました。

――――――この続きは、次にーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  幾たびか辛酸を経て、志ははじめて固まるものだ。その志
  を貫くためには、玉となって砕けることを本懐とすべきで
  あって、志をまげて瓦となってまで、生きながらえるのは
  恥とする。
                        西郷隆盛

  坂村真民の「詩」

     苦

    苦がその人を

    鍛えあげる

    磨きあげる

    本ものにする

  -------------

     涙

  楽しいときの涙
  それは弾んだボールなんだな
  喜んで何処までも飛んでちゃう

  
  悲しいときの涙
  それは心から出る真珠なのだ
  輝いて光るから泣かないで見ててって
  
  
  苦しいときの涙
  ガラスのビー玉だよ
  ゴロゴロ ぶつかり こわれる

  
  つらいときの涙
  それは雨粒、葉っぱに水滴転がった
  微笑んでって いいことあるからねって

   
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Comment

こんばんは^^

質素な生活、なかなか出来ないですよね。
私は贅沢な暮らしはしていませんが、
西郷さんと比べてみると・・・贅沢ですねー(^^ゞ

今の政治家も、
権力と自分の財産を保持したいだけに見えるんですけど、
私だけかしら???
やたらカタカナ言葉を使って、国民を煙に巻いてるように思えるんですが。
「国民」「国民」と、嫌に耳につきますが、あれも胡散臭い。
ほんとは何も考えてないだろーと、
冷たい目で見てしまう私が、へそ曲がり(・・?

冷たい涙も、温かい涙も、どちらも、
生きていく中で大事なものだなぁって、思います^^
  • posted by 夢桜
  • URL
  • 2014.03/19 20:45分
  • [Edit]

Re: こんばんは^^

 こんばんわ。ありがとうございます。
 本当にね。政治家を安心して信用できるこの世ならいいよね。
 政治家の生き方は、あの猪瀬都知事が、いい例というか、悪い例というか?そのものというか?
 あのときもう一人、政治家が、やはり、同じ人からもらっていたよね。影で騒がれずだった……。
悪いことが分からないから、言えないのだけれど……。
 権力はいいものなんでしょうね。そしてお金もね。まあどうしようもないわ

 あなたのコメント。的を得てて、いつもながら冴えていていいわ。
 ホント、的を射抜いてる。国民。国民。胡散臭い。いえる。わたしも同じ。
 
  • posted by フェアリーグランマ
  • URL
  • 2014.03/19 22:15分
  • [Edit]

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Author:フェアリーグランマ
ひとり暮らしのおばあちゃんですが、毎日を詩や短歌を作って楽しんで暮らしています。

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